表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
弘美と純一の場合  作者: THMISmama
102/156

弘美と純一の場合  vol.118.  甘いムード漂うパリの夜

将来は客室乗務員と言う仕事に就きたい。

そんな夢を持ち、中学から勉強した英語は高校でも同じく、

そして、大学では中国とフランス語を勉強し、

普段の会話くらいのフランス語は話せる弘美であった。


日本語とは全く異なるその国の情緒ある言葉が、

店に入っても、道路を歩いていても自然と聞こえてくる。


そして東京の夜とは違い、何故かしら甘いムードが漂う、

パリの街を少しの時間でも肌で感じられると言うのは、

この仕事をしていて、良かったと言う実感でもあったのだった。


そういう意味でも、若い女性社員からは、

人気となってしまった弘美のパリの初日の夜でもあったのだ。


フランス語が少しでも話せると言う女性が、

女性社員としてはどれだけ頼りになるか、

海外旅行の場合、同行していれば、

喉から手が出るくらいに「旅のお供」的な、

存在になり始めていたのだった。


ただ、そんな中で、弘美自身も彼女たちと一緒にいて、

久し振りの海外での、しかも、英語とは違ったイントネーションの外国語を、

少し、体で浴びたい気分にもなっていた。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ