表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
弘美と純一の場合  作者: THMISmama
101/156

弘美と純一の場合  vol.117.  ホテルにて…。

数分もすれば、社員の誰一人として、

ロビー周辺にその存在はなくなるのである。


ただ、弘美だけは、現地のガイドと暫時、

明日の打ち合わせなどのために時間を過ごし、部屋へ向かった。


久し振りのパリである、願うなら、自分の傍に誰かがいて、

一緒にパリの街を遊泳したいと言うのが本音ではあるのだ。


だが、今回は仕事で…、と言うキッパリとした感覚で、

自分の甘えには蓋をしてのこれからの一週間となるのである。


部屋で荷物を整理しただけで、そのままホテルのロビーに戻る。

既にロビーでは若い女性社員が弘美を待っていたのである。


つまりは添乗員であるからが故の、

これからの弘美の仕事が始まるのである。


若い女性からしてみれば、添乗員であるからこそ、

海外であろうが、それなりに旅行的な知識は持ち合わせている。

全くパリの右も左も分からない観光客であればこそ…、

しかも、それが容姿端麗がしっかりと備わっている弘美であれば、

女性社員にとっても、フレンドリーになりたいのは道理なのである。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ