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〜Don't get caught up in common sense〜

翔子は、元気いっぱいだ。

今日も小学校へと繰り出すのだ。

玄関で靴紐を結んでいると後ろの方からママが声をかけてくる。

「翔子、いってらっしゃい、晴れてて気持ちいいいね!今日はいいことあるかもよー。」

すると翔子はこう返事した。

「いってきます、ママ、ほんとに気持ち良さそうだ、お外、でもさママ、いいことは自分から探しに行かないと見つからないって、テレビで芸人さんが言ってたよ。」

翔子の話を聞いて、少しニヤつくママは、返事をした。

「あんた、なんで芸人さんの言うこと聞くんだい、芸人さんは、嘘もついたりして笑いを取ってるんだよ。」

ママは、子供に言ってはいけないことでも言ったような気がして少しやってしまったという顔をしている。

「ふーん、何が嘘つきだい、芸人さんが嘘つくのは人を笑わすためだよ、それに比べて大人の

人たちだって平気で嘘つくじゃないか、しかも笑いを取ってないじゃん、はい、論破ー。ベロベロバー。いってきまーす。」

ママに怒られると思ったのか、駆け足で玄関を後にした翔子であった。

「論破ー。って、どこで覚えたのかしらあの子、、、、」

ママは、翔子への動揺をしていたが、いつものことだと納得し、残りの洗い物を洗いに台所へ戻っていくのであった。

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