表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/22

6、オクの街

一日歩き続けてクタクタになった頃、オクの街に着いた。

ずいぶん活気のある街だ。

冒険者だけでは無く、商業に携わる者も多い。

「ここがオクの街・・・・・・」

かけるがそう言うとレイシアが頷いた。


「さあ、入ろう」

レイシアはそう言うと街に入っていった。

街に入ると、マーケットがあった。

人混みをかき分け、レイシアが歩いていく。

「大丈夫か、翔? 」

「はい」


レイシアは先に歩いて行く。

「何処へ向かっているんですか? 」

「冒険者の館だ」

「冒険者の館? 」

「私たちを、冒険者として登録しておこうと思って」

「冒険者ですか? ワクワクしますね」

翔はそう言うと、銅の剣LV2をじっと見つめた。


「ここが冒険者の館だ」

レイシアは古びた洋館の前で立ち止まるとそう言った。

「ここがそうなんですね」

翔が建物を観察していると、レイシアがきしむドアを開けた。

「いらっしゃい」


中から若い男性が声をかけてきた。

「冒険者の登録をお願いしたいのですが」

レイシアがそう言うと翔も頷いた。

「はいはい。これ登録証。名前を書いて下さい」

レイシアと翔が名前を書くと、若い男性はそれを受け取った。

「はい。これで登録終了。今は初心者向けの依頼は・・・・・・」

そう言いながら若い男性は奥に入って資料を持ってきた。


「あった、これだ。吸血コウモリの退治依頼。」

若い男性は話し続けた。

「古いお屋敷に吸血コウモリが住み着いちゃったらしい」

「それの報酬は? 」

「2000ギル」

「それならやろう」


レイシアが翔に訊ねた。

「吸血コウモリなら倒せるな? 」

「はい」

翔は自信ありげに頷いた。

「それじゃ、この案件は貴方たちに任せたよ」

若い男性はそう言うと、契約書にレイシア達にサインをさせた。


「場所は、ここ」

地図をみると、街の外れの一軒家にしるしが付いていた。

「それじゃ早速いってみよう」

翔がレイシアにそう言うと、レイシアは頷いた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ