試験終了
レンの身体が徐々に大きくなり
少年のような姿から大人の姿へ
レン
「ここはどこだ?」
周りを見渡す
ドラゴンはレンに爪で引っ掻く がそれを軽く
変熱剣で防ぐ
「うるさいトカゲが」
そういうと変熱剣から氷が
ドラゴンは一瞬で、凍りつく
みんなはあまりのことに理解が追い付いていない
リク
「お前レンなのか?」
レン
「もしかしてお前リクか。」
リク
「そうだ。なんだその姿」
レン
「今はまだ言えない、この姿のことは
レンにも秘密にしてくれ
あとレンに伝えてくれ。戦争と他の世界から
人が拐われることは繋がっている
それと
ゼンを必ず殺せと」
ゼンとはレンの拐われた親友だ。
だがこの中でそれを知っているのは
同じく親友だったハンだけだった
ハン
「どういうこと?そんなことできる訳を……」
レン
「お願いだ。またお前達の姿をみれて良かった」
レンは元の姿に戻り寝ている
こうして謎が残るまま試験は無事合格した。
レン
「あのあとどうなったの?」
レイカ
「覚えていないの?リク様が炎を吐こうとするドラゴンの口を氷雪縛でふさいでドラゴンはそのまま自爆したのよ」
リク
「おい!」
ハン
「あと、帰り道ある人に
固有能力で合格祝いに、未来を予知してもらったんやけど、
レンはいつか
ゼンを生かすか殺すか選択しないといけないときがくる、そして選択したとき戦争となぜこの世界が他の世界に狙われたのか知ることになるだろう
っていわれた」
もちろん嘘だった。
変貌したレンがいっていたことをそのまま伝えても信じない
でもたぶん言っていた話は本当で、ゼンがなにか関わっているのも確かだとおもう
それに殺さないと、俺たちは全員死ぬ
レンも含めて
だから1番自然にハンは嘘をついた。
レン
「僕がゼンを殺すわけない。
もしゼンと敵対するなら俺はゼンを圧倒するぐらい強くなってゼンに勝てないとわからせてやる」
みんなはその純粋さともう1人のレンの静かな
覚悟その違いに、未来への不安ともう1人のレン
がどれだけ人との別れを経験したら(゜Д゜#)だけ人をかえるのかと考えずにはいられなかった
リク
「とりあえず今なにもできることないし時間もないから先生に報告にいこーぜ」
ミズキ
「おお合格したか、お前達が最後だ
ただリクとレンが一緒ってなんかあったのか?」
リク
「なんでもないですよ」
ミズキ
「まあいいわ、それじゃあ最後にお前達に
大切なことをおしえる。
まず今回のテストでは誰かを、見捨てたら
チーム全員が気絶するようにしていた
これは探索者として大切なのは
臨機応変さといっていたが、それより大切なのは
命だ、生きていれば、経験を生かし次のとき
救うことができる可能性があがる それとチームがなければ必ずいつか関係ない者を殺してしまう
だから俺はお前達が一緒に来てくれて嬉しいぞ
ある意味一便問題児やったからな」
リク
「まだ認めてないけどな」
レン
「俺がいなかったら失格だったくせに」
レイカ
「二人ともやめてください」
ミズキ
「全く
でも合格して嬉しいぞ、ケンカやめたら今日は焼き肉
おごってやる」
レン
「おれリクのこと大好き」
レイカ
「私のほうが好きですわ」
ハン
「張り合わなくていいよ!」
リク
「さっさといくぞ」
そうして試験は終わった