学校 友やライバルとの日常
私立他世界防衛学校ここが僕が通う学校だ
ここでは他世界に行くためのことを学び
卒業したら失踪捜索人の見習いとして
任務につくことになる。
レンが教室の向かう
その途中周りから
「来たよ落ちこぼれ」
「この学校にいても意味ないだろ。」
などときこえる。
教師からも睨まれる
教室に入り授業が始まる。
「よし授業をはじめるぞ。」
担任の先生ミズキの掛け声で授業をはじめる。
ミズキ
「今日は卒業が近いということで失踪捜索人に必要なことをおさらいするぞ。
まず1番大切なことは臨機応変な対応力
次に心力だ。
では、リク心力とはなんだ?」
リクはここで1番の実力者で、レンの天敵だ。
リク
「心力とは、他の世界の住人が来たことにより使えるようになったもので誰でも持ち合わせているものです。
それにより、火を出したり、水を出すなどの昔では考えれなかったことができるようになりました。
ただその量と、コントロールは個人差があり、
使える力にも得意不得意
使用が可能、不可能などの、違いがあります。
稀には固有の能力を持つものもいますが、
遺伝されることもの、固有能力として発現するものなどがあり、
突然目覚めることもあります。
ただ突然発現するのは過去15才以上では確認されておりません。」
ミズキ
「そのとおり、じゃあ今日はあと実戦練習をする。」
訓練所に移動。
じゃあこれから心力の基本となる、木を生み出してもらう。
そのあとは武道の実戦だ。」
みんなが木を生み出す
そのなかでも、リクは他の生徒よりかなり大きく木を生成していく。
他の生徒は「凄い」「さすがだ」などと言い
ミズキ
「ここまでの生徒はみたことがない」
という。
その中リクと同じくらいのものを作るものがいた。
レンだ。
しかしそれは木というにはあまりにも枯れはてていて
今にも倒れそうだ。
リク
「大きいだけでは、意味はないコントロールがなければそんなもの何の役にも立たないどころか周囲を危険にさせる。」
そのとおりだった。
事実コントロールを失った心力が、他の者を殺してしまうという事故も起きている
しかしそんな中1人
「でも大きさとかではいつも負けているよねなのにその言い方ダサいよ」
唯一この場でリクに噛みついたのは
レンの友達で、抜群のコントロールを持ちリクと互角に渡りあえる、ハンだ。
リク
「お前こそ俺に負けてる癖に黙れ。」
ハン
「でもコントロールだと僕に負けてるよね。
しかも大きさではレンに、なんか中途半端だね。」
リク
「殺す。」
ハン
「やれるもんならやってみな」
リクはハン共に心力を貯める、その時
ミズキ
「お前らそんなに遊んでほしいなら俺が相手になるぞ。」
凄まじい殺気を放つ
この学校の先生はみんな失踪捜索人としての帰還者で、ミズキはその中では弱いが、それでも、二人はその殺気と心力に震える。
ミズキ
「よしとりあえず遊ぶ気ははないよーだな。」
先ほどの殺気が嘘のように消え笑顔で言う。
ミズキ
「さて次は格闘術の練習だ。組み合わせを決める」
組み合わせを言っていく
ミズキ
「ハンとレン」
言い終わったところで、
ミズキ
「じゃあハンとレン見本を見せてやれ」
リク
「俺のほうがハンより強い」
ミズキ
「またお前とハンかレンどっち組み合わせてもケンカになるからそこでみとけ」
リクは悔しそうに引き下がる。
ミズキ
「じゃあはじめ」
まずハンが突っ込み、レンに殴りかかる。
すかさず、レンはそれをいなして、
そのまま足に向かいタックルする
ハンはそこに膝で蹴りそこにそこから腹に蹴りを放つ
レンは痛みで顔を歪ませながら、
蹴りを受け止めそのまま投げる
ハンが起きがったところを鳩尾に一発殴って
底から腕を背中に持っていき押さえつける
ハン「参った」
ミズキ「勝負あり」
そのとき
「心力使えない時点で無理だろ、」
「今回ハン君を痛め付けたり,リクくんとケンカしたりほんとなんなの」
いろいろな言葉が飛び交う
そのとき
ミズキ「よく頑張ったな!心力もいつか使えるようになる、当時の俺より優秀だよ」
ハン「やっぱり強いな、さすが俺のライバルだな。」
レンはこの二人がいなければ、とっくに学校を辞めているだろうも思った。
そのとき
リク
「じゃあ俺と戦おうぜ」
ミズキ
「お前いい加減に」
レン
「やらせて下さい」
レンはミズキの言葉を遮るように言った。
ミズキ
「仕方ない、はじめ!」
その声ともに、レンはリクのもとに走った
底から殴りかかるが、
リク
「おせえ!」
リクはそれを回避して、カウンターを決める。
レンはすかさずカウンターを受けたあと
腕に飛び付き間接を決めようとするが腕力ででそのまま地面に叩きつける、
そのまま気を失った!
周囲に罵倒を浴びながら。