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裏切り

突然親友に裏切られ途方に暮れる福野優樹。さてどうなるのか?

「だから彼女できねーんだよ。キモいからな。」

もう我慢の限界だ。

「そろそろいい加減にしろよ。黙って聞きゃ言いたいこと言いやがって。見損なったよ。それならこの前から絶交しとけばよかった。もう関わらないで。それに、俺をクズ扱いしているが、作品や人の趣味をバカにする奴が一番のクズなんだよ!」

溜まっていたものを全て出す。こっちも言いたいことを言ってやった。正論だと思うことを。

しかし音浜は謝ろうとする態度ではない。申し訳ないという表情もない。その顔は勝ち誇った顔もままだ。

「あはは。君面白いね。鉄道、二次元オタクに友達がいない。だからかわいそうだから友達になってやったのに。感謝ぐらいして欲しいよ。それを君から絶交とはね〜。恩を仇で返すとはこのことだな。」

「何嘘言ってるのかな?俺を怒らせたことを後悔しろよ。」

「何だ?親友…ではない。元親友を殺すということなのかな?やっぱり犯罪予備軍は間違いないね。」

もう駄目だ。脳にある制御装置が壊れたみたい。彼を殴ろうとしてた。

しかしいつも別れるところに来たのを利用して、自分のパンチを交わす音浜竜司。

そして彼は、「永遠にサヨナラだ」と捨て台詞を吐いて逃げていった。

そして自分はまた1人になる。怒りは冷めたがまだイライラは残っている。それに今更重大なことに気づく。


「裏切られた?」


なんか泣きたくなってきたな。誰も信用ができないかも。もう本川だけが頼りなの?

自問自答しながら学校の教室に入る。

「おー福野!友トリオと戦う方法を思いついた。聞いてくれー!」

いきなり本川が飛びついてきた。

「朝からハイテンションだなぁ。で、何をするの?」

「あいつらを使った脱出ゲーム。映像や声は動画から仕入れる。ゲームを作ることも朝飯前だ!」

「何だ、サイバー攻撃や殺人をすると思ったぜ。」

「そんな事をしたら犯罪だろ。」

「いや、これも犯罪だと思うよ?著作権ってやつ。」

「それが問題ないんだな〜。これを見ろ。」

彼はフレンドタイムの同意書が書いてあるサイトを見せてくれた。その内容の一部に、

(このサイトに投稿された動画を第三者の使用する事を認めます。)

とある。

「そう。俺たちが使っても問題ない。他の奴らは別のサイトに動画をアップしたり、別の熱狂ファンはクソだけどゲームを配信している。」

「でも悪用は駄目じゃない?さすがに運営も動くだろ。」

「続きをみろよ。」

(なお、動画が悪用された場合でも運営側は一切の措置、責任はとりません。)

「運営は動かない。この動画サイトに投稿する地点でもう遅いという事だ!」

これはいける。ついてるぞこれ。俺もやってやる。

「いいね。早速やろう。」



お待たせしました!

主人公福野の心の変化に気づいてくれたらいいな〜

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