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愛と、憎
「私のせいで………いや、違う。
同然……じゃない。」
「エミヤ…?」
「私が…私がナツカさんを…
…っ、ナツカを殺した!!!!!!
そう…そうです!!!
私が清水 懐架を殺したんだ!!!!
この手で…声で…思考で!!
私が貴方の家族を手にかけた!!!!」
「ちがっ…それは違うよ!!!!」
「何も違わない!!!!!
でも、だけど…私は死なない…っ。
死ねない…死にたくない!!!!
これからも、のうのうと…生きていくんだ!!!!!
生きていくんだ…!」
「…」
「だから……恨んで。」
「……………」
「憎んでください。
殺したいでしょう?
殺したくて殺したくて堪らないでしょう?
憎くて恨めしくて…私は貴方の憎悪。」
「……………エミヤ、僕は……!」
「ねぇ…倖架」
「!…………………。
……………そうだね、愛雅。
君は僕の愛憎だ。」
君を憎むことで僕“ら”だけの君で居てくれる?
そんなわけにはいかないよね。
ああ、憎たらしいよ。愛しいよ。
いっそこの手で殺して僕“ら”だけのものにしたい。
いいや、そんなことはできない。
僕“ら”は君の笑顔が見たいんだ。
ずっと




