蛇足 本編に関わりはないはず
最終回が終わり、ここからはただの蛇足です。
パラレルワールドも含むので、
ここから書く話の全てが物語に関わりあるとは思わないよう!
蛇足
本当に、今更。
もう何もかも遅いんだけど…それでもただ忘れたくなかった。
貴方達が…、みんなが過ごしてきた時間は…
確かに、幸せだった…って
誰かがそれを憎むだろう。
誰かがそれを恨むだろう。
何故こんな未来なのか
何故こんな現在なのか。
何故…こんな世界なのか…、と。
それでも、そんな風に思う貴方さえ、私にとっては可愛い我が子。
それを知った暁には、貴方は私を激しく恨み、そして破壊しようとするだろう。
無論私は抵抗するけれど…
けれど、勘違いしないで欲しい。
私は貴方達の事を…みんなの事を本当に愛してる。
…愛してるからこそ、こうするのだ。
酔狂だと…、私も思うけど…。
でも、私は始から全てが完璧な世界が、如何に不幸なのかを知っている。
苦しみも、悲しみも、痛みもない
喜びも、笑顔も、心地よさもない。
そんな世界を、私は知っている。
そこに居る私達は、殆どそれを不幸などと思ってない。
思うことも忘れてしまったんだろう…。
けれど、私はもうそこから解き放たれた。
多大なる痛みによって。
それでも、私は…痛いほど幸せなのだ。
目には見えない暖かさも、熱も知った。
笑えば口角が疲れることも、幸せだと…どうしてか、涙が出てくることも知った。
知ったら、もう、帰れない。
私は、何度でも此処へ来る。
だから…今は痛くとも、苦しくとも、絶対にずっと不幸なんかじゃない。
貴方が生きている限り。
その痛みを知っている限り。
必ず、それと同じくらいの…いいや、それ以上の幸せを知ることが出来る。
だから、思い出して。忘れないで。
私達の存在を




