出会い
「えー、我が母校では~…。」
憂鬱な時間が始まった…。
こういう入学式とかって、
偉いお方たちの話が長いんだよなぁ。
こんにちは~
あたしの名前は[如月 翼] 18歳
これでも女。
今までのあたしは恋愛・青春とは程遠い生活をしてきた。
男子からは喧嘩を売られ、喧嘩三昧。
女子からは無駄にモテて、モテモテ三昧。
普通の女子では
味わえないような生活をしてきたあたしだが、
これからは普通の女子として短大生活を満喫するつもりだ。
「えー、では、これからの皆さんの短大生活が
よりよいものでありますように。」
やっと式が終わった。
「翼~!!!」
あたしにはここに入ってすぐに仲良くなった友達がいる。
その子の名前は[相田 叶]
髪が黒髪のショートで、
すごく大人の色気がある子。
でも、おちゃめで可愛い一面も(笑)
「お~!叶ー!このあとどーすんの?」
そうあたしが尋ねると、
叶は、
「あ、これからサークル見ていこうかなって思ってるんだ。」
と、答えた。
サークルかぁ。あたしも見て行こうかな。
んー
やっぱ面倒だからまた今度にしよっと。
「オーケー♪楽しんできてね!」
そのあとすこし言葉を交わした後で、
あたしたちは分かれた。
帰り際、
一台の黒い車とすれ違う。
タバコを吸っている男の人が乗っていた。
見た目は同い年だが、
タバコ吸ってるしなぁ。
でも、20歳過ぎにも見える…
そう。
これが、一番はじめに彼を見た瞬間だった。