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因果論

因果論が好きです。

それは救いだからです。

当然、全ての人にっての救いではありません。


因果論では、世界の始まりの時点から、それ以降の全て、世界の終わりまでが決まります。


現在の私の持つ苦悩も、無価値に思える人生も、何もできなかったちっぽけな私も、全て最初から確定していたことになります。


そして、そんな私が存在しなければ、世界の最初から最後までもが存在することができない。宇宙に欠かせない要素であるということ。


私の行動や苦痛、思想や私の書いている、あのしょうもない小説。これらは未来永劫に影響していきます。


それは、たまたま読んだ人のほんの少しの機嫌を、ほんの少しの行動を変えて未来に影響を持ちつづけます。


誰も読んでくれなくても、勝手にクロールされて、どこかのAIのため、膨大なテキストの一部として読み込まれることでしょう。


私がちりばめ、誰にも気付かれないまま終わる伏線の数々。


それは因果論の中での、ちっぽけな私の希望と同じように、静かに宇宙を漂いながら、ただ、存在だけしている。


誰にも気付かれなくても、『存在した』それ自体で既に永遠に美しく、ユニークであり、この宇宙に無くてはならないモノなのです。


因果論は私にとっての慰めであり答えなのです。




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