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シメの雑炊に好きな具材を

とにかく話を纏める癖をつけるということで、強制的では有りますが完結設定にします。

申し訳ありません。こんなふうに何個か挑戦してみます。そのなかで綺麗に終われる長編が有りましたらまた、お付き合いくださいね!

 なんやかんや有って、試験に合格した。その日の夕飯も鍋だった。コツコツ貯めていた昼食代で鍋の具材を足す。


「お母さん、えのきと麩が好きだったよね」

「わー! これ輪っかの麩やん! 食べてみたかったのよねぇ! ありがとー!」

「どういたしまして」


 私が試験に受かるまでに、様々なことがあった。口論や親の仕事の泣き言、私のケガなど。その度に親は欠かさず鍋を作ってくれた。


 白菜と白滝とえのきとうどんのすき焼き、白菜と豚細切れ肉のしゃぶしゃぶ。ほとんどコレの応用だったけど、親が私に鍋を振る舞ってくれていたのは、


「チトセと向かい合って食事がしたかってん!」


 というもの。

 受験中の私が煮詰まっているのもそうだけど、何を考えているのかとかそういうのとかが知りたかったみたい。


(言われれば答えるのに……)


 と、鍋をつつきながら思う。


 シメの雑炊に卵と刻みのりを加えて。


「いただきまーす」


 まぁ、丸く収まって良し。かな?






 おしまい

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