願わくば、月の下にて~修羅の剣姫と旋風の女傑~
それは、月が明るく、綺麗な夜だった。
雲一つない夜空から降り注ぐ青い月明りの下、二振りの剣が舞い踊る。
一つは、人ならざるモノであるかの如く苛烈に。
一つは、草原を駆け抜ける旋風の如く鋭く。
修羅場といえるはずの戦闘を、何事もなかったのごとく潜り抜けた二人は、互いに名乗り合う。
一人は、豪胆なる刃を振るうアーシュラ。
もう一人は、変幻自在たる剣を操るドミニク。
剣の道を歩む二人の女が出会い、運命が変わっていく。
対照的な二人が交わり、時に高め合い。
互いの存在が重みを増していった先に待つものとは、一体何なのか。
それは、青い月だけが見ていた。
雲一つない夜空から降り注ぐ青い月明りの下、二振りの剣が舞い踊る。
一つは、人ならざるモノであるかの如く苛烈に。
一つは、草原を駆け抜ける旋風の如く鋭く。
修羅場といえるはずの戦闘を、何事もなかったのごとく潜り抜けた二人は、互いに名乗り合う。
一人は、豪胆なる刃を振るうアーシュラ。
もう一人は、変幻自在たる剣を操るドミニク。
剣の道を歩む二人の女が出会い、運命が変わっていく。
対照的な二人が交わり、時に高め合い。
互いの存在が重みを増していった先に待つものとは、一体何なのか。
それは、青い月だけが見ていた。
邂逅は、月の下にて
2025/03/18 06:00
彼女の距離と彼女の間合い
2025/03/18 12:00
そして運命は選ばれた。
2025/03/19 06:00
一歩進んで二歩下がる。
2025/03/20 06:00
虎穴へと、ためらうことなく。
2025/03/20 12:00
人を見る時、その人もまたこちらを見ている。
2025/03/21 06:00
開け放たれた門は、虎の口に似ていた。
2025/03/22 06:00
そして、二頭の虎は解き放たれた。
2025/03/23 06:00
虎の一嚙み、壁をも穿つ。
2025/03/24 06:00
トラブルは向こうからやってくる。
2025/03/25 06:00
差し出されたものの価値は。
2025/03/26 06:00
彼女達は、肩を並べて歩く。
2025/03/27 06:00
虎は、口を開けて待っていた。
2025/03/28 06:00
門は斬って落とされた。
2025/03/29 06:00
月夜の下で、輝いて。
2025/03/29 12:24
復讐するは、彼女にあった。
2025/03/30 06:00
踏み出した、朝。
2025/03/30 12:00
(改)
最も近いからこそ、最も遠く。
2025/03/30 18:00
空照らす、月だけが見ていた。
2025/03/31 00:36
(改)
旋風淑女は、相棒の夢を見るか。
2025/03/31 06:00
(改)