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贅沢な涙

作者: 花園倉

ちょっと思ったことを書いてみました。

 僕は、雨に打たれている。何故、雨の中で傘もささずに立っているのかなんてわからない。服はびしょ濡れで、お気に入りのパンツまで濡れてしまっていて、凄く気持ちが悪い。静かに降っている雨は、時に強く、時に弱く降り注いでいる。

「何故なんだろうなー別に濡れたいとかそんな気持ち一切ないのに涙が…流れてしまう…。」

 雨が降っている中、涙を流しながら独り言をつぶやく。


 おかしな話だ。辛いことなんて何もないのに涙を流すなんて格好の悪い、いや、変態なのかもしれないな。

「涙なんて…世界中で流れていると言うのに、なんだか贅沢しているみたいだ。」

 実際にそうだ。世界中では毎日のように涙が流れている。なのに僕は、ただ雨にうたれるだけで涙を流している。なんて贅沢なんだろう。

 人生は山あり谷ありというが、涙を流すタイミングなんてそうそう訪れない。

「行こう、涙をなくすたびに…」

読んでいただきありがとうございます!


読者様は最後に泣いたのはいつですか?

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