懺悔
「神よ…」
小さな部屋の中から悲痛な声が響く。
「貴方は私を見捨てるのですか?」
彼女は手を組み虚空を見上げた。
「私は……どんな過ちを犯したと言うのでしょうか」
それに答える者はいない。彼女の頬を一滴の涙が伝った。
「いいえ、違いますね……私は罪を犯したのでしょう。神はそれを見過ごせなかった」
と、彼女は急に自らの腹を手でそっと押さえた。
「そう、これが私の…………あたたたた!また来た!」
やはり、数日前にタイムセールで半額で買ったまま忘れていた惣菜を今朝に食べたのが良くなかったのだろうか?
「……ていうか」
彼女は横のホルダーを恨めしげに睨んだ。
「何でこんな時にトイレットペーパーが切れてるのよ!誰か!誰かいないの~~っ!!」
小さなトイレの個室で彼女は救いを求めるのだった。
神に見放されたら、自らの手で……(以下自主規制)。




