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俺が寝てる間に世界が変化したのでとりあえず平和に暮らします  作者: 森山 花衣
第1章:変化の始まり
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第8話 救出(1)

佳祐視点です



タクシーに乗ってしばらくすると目的地付近に着いた。、



「ここら辺で止めてください」


「こんな所でいいのかい?」

「はい、ありがとうございます」

「おじさん、ありがとー」


「気をつけるんだぞー」


俺達は委員長姉妹がいると思われる場の近くから歩いた。





あ、着いた。




歩くと目的地に到着した。

当たり前だがな




あまり歩いて無いはずなのに少し疲れたな、やっぱり運動した方が良いのか?


まぁいいや、運動めんどいし。




「なぁ、和也、本当にここなのか?」


恐る恐る、というように佳祐が聞いてきた


「予測だから本当かは分からないが、多分ここだ」


「いや、だってここ神社じゃねーか!なんでこんな所にいるんだよ!」



さすがのツッコミ、慣れてるな



「いや、褒めても何も出ないぞ?というか本当に大丈夫なのか?」

「あぁ、ここには多分魔法がかかっている、この魔法が解けやすくなるのは満月の真夜中だ」

「確かに今日は満月だが中に芽瑠さん達以外いるだろ?」


「図書館に出払ってるんじゃないか?普通に考えると」

「あぁー、今日は色々と濃かったから忘れてたわ、確かにまだ篭ってるとなると出払ってるから今がチャンス、か」


「俺は委員長の妹を、助けに行くわ」

「んじゃ俺は芽瑠さんね了解、とりあえず気配を消す感じの魔法かけて」

「分かった」


なんか感嘆の声上げてるけど無視でいいよな、うん。


委員長達を助けて外に出たらどうするかを話し合っていると、魔法が解けた





「おぉ…」

「まじか」



神社の面影なんて全く感じさせない洋館が目の前にあった


俺達は目を見て頷くと

左右の道に分かれた






「ちっ、芽瑠さん、どこにいんだよ」


俺は静かな廊下を1人で歩いていた。ここは洋館で廊下が広いため、音が響くから起きていたとしたら気づくはずなんだが


まぁ、こんな時間に起きてねぇよな、多分教祖と呼ばれるやつに睡眠薬飲まされてると思うし。

まず、芽瑠さんは面識があるから大丈夫だが芽瑠さんの妹さんである美香さんのが大丈夫じゃないかもしれねぇ

やっぱ、和也に芽瑠さんを助けさせればよかったかな


だけど、大丈夫だろ、だって和也だし


和也はいろんな心配事を持ってきていつの間にか解決しているやつだ。

昔も今もそうなんだろう



俺なんていなくてもきっと1人で解決するだろう、他の奴が考えてなかった方法で

昔なんて特に酷かった


俺達3人がボールで遊んでいた時ボールが家と家の壁に挟まって俺達は焦ったんだが和也だけは違った。

『大丈夫!俺に任せろ』

そういってどっか行って帰ってきたら


犬を持ってきた



いや、普通はツッコミ入るんだぞ?だが、やっぱ和也だしなぁで終わるのだ。

ちなみに犬にボールを取ってもらってこの件は解決した


まだこういう感じの話はあるんだがもう止めよう。


…そろそろだと思うんだけどなぁ、この大きさの洋館だと真ん中辺りに委員長達の部屋を置くだろうし、とりあえず左右にどちらがいるのか分かった。


いや、だって玄関入ったら姉が←妹が→って書いてあったんだぞ?

玄関に、だ。以前間違えた奴でもいるのかな


和也位の馬鹿者かそれは。



とりあえず今は人は出払ってるみたいだから魔法を自由に使えるな。


俺の魔法はバレやすいが正確性は高い。


何故バレやすいかって?光るんだよ、魔法を使うと。


俺が歩く度、踏み込んだ場所は光る。


お、委員長の部屋はここか。

委員長の部屋を見つけ扉を叩いた。


「だれ」


「おれだよ、おれおれ」

「オレオレ詐欺は勘弁してよ」

「一応、助けに来た奴にその態度はなくねーか?まぁ俺の態度もなってないが。」



目を見開いて委員長が聞いていた、震えた声で


「わ、私を助けてくれるの?」


和也があの時教えてくれなかった過去になんかあるけど、今聞いたらダメだな、多分誤解される。


「あぁ、妹ちゃんは和也が助けに行ってるみたいだぞ」

「!妹のことなんで和也くんが知ってるのよ、」


やべ、これ伝えてなかったか

「和也は魔法が使えるんだ」

「それは知ってる、魔力量が凄いのも」


なら話は早いな

「和也はな、想像したらその魔法が使えるんだよ」

「なら!林先生の言っていた仮説は本当って事じゃない!!」


「夜中だってこと思い出して」


ハッとした顔になり張っていた声を止めた。


コンコンとノックのする音に俺は驚きベッドの下に隠れた。



お願いだから和也の魔法、作動してくれ!!


祈るような気持ちでベッドの下に潜り込むと上とその横辺りから声が聞こえた。

「芽瑠さん、大声を出すと教祖様に叱られますよ、それに夜中なんですから、何かあったのですか?」


「あぁ、 ごめんなさい。少し悪い夢を見てしまって、大きな声を上げるのは女性らしくないわよね、これから注意するわ、忠告ありがとう」

「いえ、教祖様方がいる時に大声を出さぬようお気をつけ下さい。あと3時間ほどでお戻りになられると思いますから。 逃げるならお早めに」


「え」


「貴方には、もう、、楽に生きて欲しいのです。そこのベットの下にいる人と駆け落ちでもしてください。何とかしますから。では、おやすみなさい」



手下らしきものが少し遠ざかったあと。



「駆け落ち、するか?」

「誰がするか!とりあえず、逃げるわ、妹は何処にいるか分かるの?和也くんは」



「たぶん分かるんじゃねぇかな、和也だし、あいつ運だけは強いから」

「ふーん、そう。じゃあ私達も行くわよ、和也君とミカの所へ」


「おう」


俺ら2人は扉を開け洋館の長い廊下を歩いた。無言で


だって芽瑠さんと話すことなんてねぇもん。

和也だったらなんか話すんだろうけどな固まりそうな事を、あいつが妹ちゃんに変な事いってないか心配になってきた。


「ねぇ」

「ん?なに」


心配そうな顔で俺を見てきた。この人かなり美人なのに周りのお陰で耐性ついてるな。

普通の人だと鼻血出るだろ、この顔、反則すぎると思う。


「和也くんは私の過去のこと知ってると思う?」

「多分、知ってる。だが、和也は俺には伝えなかった。その意味が芽瑠さんには分かると思うし、あいつにも秘密があるからな」

「秘密?」

「監視されてる今の状況で話すことではないよ。」

「…そう」



俺達はまた無言で真ん中のところへ来た。

ここから先に右に伸びる廊下があるはずなんだが、というか、あったはずなんだが。



和也!お前これどうした!?なんで建物が、壊れるくらいになんかしたんだよ!!



「佳祐くん、私、和也くんを甘く見てたのかもしれない」

「あぁ、俺もこうなるのを失念してたよ」


「と、とりあえず瓦礫をどかそうと思うんだけど佳祐くん、魔法は?」

「俺は情報特化型だから。無理」

「分かったわ、とりあえず人が1人通れるサイズに穴開けとくわ、こんなになるまでなんかするって…戦闘でもあったのかしら」


ハッとした。和也ではないがこんな身近に戦闘という言葉を聞かなかったからだ。


「その可能性も有り得るな」

「んー、和也くん大丈夫かしら」

「あいつ、確か運動系の習い事してたはずだし大丈夫、だろ」

「いつの間にか魔法を繰り出す人がそれだけで大丈夫だと言える?」

「あぁー、あいつ気付かずに使ってるからなぁ、もしかしたらだけど、こうなる原因気付かずに魔法使ったからかも」

「えぇ!気付いてないの!?なら危険じゃない!本当に!戦う相手が!」



「だな」


俺達2人は瓦礫の奥にいるであろう者に南無南無した。


さすがに素通りは無理だからな。


「芽瑠さん、で、どうする?ここから行けないが」


「遠回りになるけれど向こうから行きましょう。和也君だけだとタイムリミットを過ぎると思うわ」


「了解」


俺は芽瑠さんの案内に従い後ろについて歩いた


俺の魔法が光らなかったらなんとかなるんだけどな、こういうのも。



想像でどうにか出来るか?和也みたいに。


「芽瑠さん、もし倒れたらごめん」


そういって俺は魔法を使った。かなり減った気がするがまだ使える。




「え、佳祐くん!?かなり顔が青いからやめなさい!」

「あと、少し!」


かなり焦ってる芽瑠さんを置いて集中して周りを探した。すると2人の居場所が分かった。



あいつら、なんでもうあんな所にいんだよ!!

話し合った時玄関に集合って言ったろ!


「芽瑠さん、ここを出るよ。和也がもう外にいる」

「早くない!?なら、なんであそこが半壊になってたのよ」

「後で問い詰めて聞く」


はぁ…いつもいつも俺が後ろなのかな。

まぁ後ろの方が気が楽だから良いが





突っ走るなよ。1人で





今は妹ちゃんがいるから2人か。まぁどちらにしろ俺が頑張って追いつくしかないのかな、あいつらに。




そして、俺と芽瑠さんの2人は洋館を立ち去った。

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