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天使とサイナス  作者: 七数
3章 【予】
55/59

50話 「正々堂々」

「お前たち、俺を舐めてるのか!

痛めつけるように言っただろ!!

ジャックスは相手が女だから遠慮でもしたのか?

アンナ…貴様に至っては降参だと?

いいか?もう一度言う。お前たちの卒業は俺次第だということを忘れるな。

あと1回だけチャンスをやる。

団体戦で必ず俺の言った通り痛めつけろ。

分かったな?」


「分かりました…」


「ジャックス、貴様は?」


「…はい。」


「チッ、クソガキ共が…」


文句を垂れながらラインラットは控え室から出ていく。


「…ジャックス。どう思う?」


「まるで別人だなぁ。ったくよぉ、俺は別に痛ぶる趣味はねぇっつぅのによ。

まぁだが、もしマレランがまたさっきみたいな戦いをするなら俺は遠慮なく殺す気で行く」


「…そう。」


「お前はお前でアイネスとかいう奴とやるんだろ?」


「…チッ。思い出しただけでもイライラする。

あの女だけは絶対許さない。」


(こいつも言ってること先生と変わんねぇな)


「イースアヌス学園の皆さん。ご準備お願いします」


「行くぞ」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

今日まで知らされていなかったがどうやら団体戦はくじで戦う学園を決めるそうだ。

箱から同じ数字を出した学園同士が戦い、勝敗を決める。

そして勝った学園同士が戦い、優勝を決める。

トーナメントと言うやつらしい。

面白い仕組みが世の中にはあるものだな。


(そして…ノースアヌス学園が一番最初にやるのが…)


「それでは!学園同士の団体戦!

学園内で5人が選抜され1人ずつ相手と戦い勝ち残りで最終的に5番目の選手を先に倒した方の勝ちです!!

そして、第1戦目は…ノースvsイースッ!!!」


(まさかの1戦目で当たるとはな。)


隣に座るシラをちらっと見ると落ち着きが無かった。


「シラ先生…大丈夫ですよ。きっと彼らならやってくれる。」


(マレランも吹っ切れた顔をしていた。

きっと大丈夫だ。)


「そうですよね。彼らなら必ず勝ってくれる!」


この女性は本当に強い方だ。

自身の将来を自分の生徒に託しているのにこんなにも明るく振る舞えているのだから。

きっと、それだけ生徒に対する思いが強いんだろうな。



「それでは!イースアヌス学園、ノースアヌス学園、共に1番目の選手は入場してください」


(俺たちの1番最初の生徒はケインだったはず。

2番がイリア、3番がネイサ、4番がアイネス、5番がマレランだったか。

アイネスとマレランは言わずもがな、ケイン、イリア、ネイサも相当な成長をしている。

それぞれの弱点を克服すると共に改めて体づくりをした。

1週間でもやることやらないことでは変わってくるものだ。



「ケイン頑張れよ!!」


「負けるなぁ〜ケインさん〜!!」





「それでは互いに向き合って…始め!」


「あんたらの大将、副大将。ジャックス先輩にボコボコにされてたな」


「…」


「大した実力がないのにこの剣術祭に出るなんて…

舐めてるとしか思えないぜ?」


「あんたは目の前の情報のみしか取り入れることの出来ない小さい脳みそだから分からないかもしれないがアイネスさんもマレランも…成長を止めていない。

そして、自分を高めるためにならいくら疲れていようと辛いことがあろうと立ち向かえるよう人達だ。

ならば、俺は1友人として…友の背中を押してやるのが務めだ。

そのためならっ!」


ケインが強く踏み込み距離を詰める。

だが、すぐに攻撃するのではなく相手の周りをギリギリ目で追えるか くらいのスピードで走り続ける。


(ケインの課題は体力だったが、最初は苦しみながらもトレーニングを達成していたが今になっては余裕で笑顔でおわれるくらいには体力をつけた。

そして、それを踏まえた上での相手にすぐ攻撃するのではなくジワジワと集中力を奪っていく戦闘スタイルか。

偉いぞ)


教えた課題を元にそれを活用した戦闘法を編み出しているのか。



(スピードが全く落ちない。周りをぐるぐると…いつくる…?)


「そのためならっ!あんたに勝つことからだ!」


ケインは相手が一瞬を離した隙に相手の方に足を踏み出し一気に距離を詰める。


(は、早い…剣っ!)


ケインが足元目掛けて振った剣を相手はギリギリで抑えるが後ろに重心がいき体制が崩れる。

そこをケインは見逃さずに相手の持つ剣を蹴飛ばし、反撃の対策をしながら相手の首元に剣を寸止めさせる。


「そこまでっ!!勝者、ノースアヌス!!」


「ケインッ!!良くやった!!」


「ケインさんナイス!!!」


ひとまず先制は手に入った。

この勝負は自分の後ろにいかに良い形で渡せるかが鍵になってくる。

だから、ケインが2番手にも勝てたならアドバンテージ


「イースアヌス学園の2番手の方は入ってきてください」



団体戦は基本的に実力が自身以上な分、決着が早いのが特徴だ。

今回の1番手、2番手などの順番は前日に手合わせをさせて勝率で決めた。

シラ曰く、必ずしも実力順にしなければいけないという訳ではなかったらしいがこれは昔からの伝統なために暗黙のルールとして浸透している。

剣術祭自体も貴族階級以上の者達が呼ばれるがために見世物としての役割も必要だから見栄え的に実力順が適しているだろう。

そして今回、ケインがノースアヌスでは勝率が1番低かったが…


「勝者!ノースアヌス!!」


会場が湧き上がる。

基本的に若い数字が上の数字の番手に勝てることは無い。

だが、今回みたいなノースアヌスの1番手であるケインかイースアヌスの2番手に勝てるといった明確な実力差があればズレが生じる。


(少し、本気で教えすぎたか…)


だが、さすがのケインも疲労が目立ち始めている。

無理な怪我をする前にここで次の番手に回すという選択を取るのもありだが…。


「すみません、交代でお願いします」


「ここでノースアヌス学園のケイン選手が交代宣告!!

イースアヌス学園の1番手、2番手に勝つという好成績を収めながらここで交代!

そしてノースアヌス学園2番手!!イリア選手!!」


「イリア!頑張ってね!」


「はい!行ってきます!」


イリアは目立つような成長は無いが観察眼が驚異的に伸びている。

今までは視野の狭さが課題で相手の1部位を1つとして見ていたため様々な部位を精密に見るとい事が出来ずに次の相手の行動が予測できないでいた。

だが、この1週間で相手全体を1つとして見るということを身につけた。

それを身に付けたことによって相手の重心、視線、筋肉の動きなどを1度で見ることが出来る。

前日の手合わせではマレランと1番長く戦えてたのがイリアだ。



「それではっ!試合開始!!」


「ふぅ、、」


イリアは開始の合図とともに構えたまま止まる。


(動かない…?構えだけ?

あぁ、そーゆーことか。こいつ…)


そう…イリアは防御と反撃を得意としている。

あくまでも相手の様子を伺う戦い方。

イリア自身はこの戦い方は地味でかっこ悪いと言っていたが俺はそういう戦い方が実際の殺し合いなどでも1番生存率が高いのを知っている。


(きっと、1番出世が早いのはイリアだろうな)


謙虚ながらも努力家で根が真面目なイリアは人との関係を組み立てるのが上手い。

それが剣を持った時にも良い影響を与える。

なぜなら人との関係を組み立てる人が上手いほど、

相手の嫌がることを分かっているから。


「ならばこっちから仕掛けてやるよ!!」


イースアヌスの生徒が踏み込み、距離を詰める。


(なるほど…確かに学生とは思えないとはほど剣が早い。

ユーランシーで見慣れすぎたせいがあまり違和感は感じなかったが…さすがと言うべきか。)


だが、イリアはその猛攻を完璧に捌ききっている。

なんなら多少の動きの余裕を持ちながら全てに反応している。


「終わりだァァァ!!」


イース生徒が飛び上がり、剣を力いっぱい振り下ろす。

だがイリアは冷静に剣の側面で受けてそのまま剣を滑らせながら近づき、イース生徒が地面に着地した瞬間に足を蹴り飛ばして転ばせ、首元に剣を突きつける。


「勝者!ノースアヌス学園のイリア!!!」


会場は先程よりさらに盛り上がる。

華麗な剣技と冷静なイリアを見たからだろう。

それに加えて交代を含めなければノースアヌスは三連勝。


(だが、ここからが問題か。)


「いよいよ、大詰めに近づいてまいりました!!

イースアヌス学園4番手のアンナ!!!」


アンナの入場とともに会場は大盛り上がりでアンナコールが始まる。


「凄い歓声ですね」


「アンナさんはこの国だと有名なんです。

ラインラット先生が騎士団任務の体験をさせてあげた際に1人で盗賊集団を一掃し、その際に他国の貴族の馬車を救い、オロビアヌスでは英雄の候補として言われています。

アンナさんはその美しい容姿も相まってファンが多いんですよ」


「確かに美人ですね」


「アビス先生はアンナさんみたいな方がタイプなんですか…?」


「タイプって訳では無いですよ」


「そ、そうなんですか。」




「それでは!始め!」


(アンナさん…正直憧れの1人。

こうして戦うことが出来て嬉しい。

けど…勝てる気がしない、)


「…私ね、今すごいイラついてるの。

アイネス?とかいうクソ女…あいつだけは許さない」


「アイネス先輩?なにか揉めたのですか?」


「あー、そっかあなた後輩よね。

ならば歳上には逆らえないってこと教えてあげる」


(来るっ、)


「試合終了!!」


「…え、?」


イリアが反応をする間もなくアンナはイリアの首に剣を近づけていた。

それも背後ではなく正面から堂々と。


「あ、またラインラット先生の言ってたこと守れなかった。

なんだっけ…イリア?あなた弱すぎるのよ。

これでラインラット先生に怒られたらあなたのせいだから」


ここまでとはな。

アンナ…あの子の本気を見るのは初めてだが育て方次第ではこの国で圧倒的に最強。

ユーランシーでも天恵さえ教えれば高階級レベルに到達できる。


(ミリィノでも連れてきて教えさせればよかったな)



「ここでノースアヌス学園初の黒星!!

そしてノースアヌス学園、3番手のネイ…」


「交代します。」


「え?」


「4番手に回します。」


「え、えーっと、本当に?」


「はい。」



(…アイネスの指示か。

ネイサの実力は相当のものだがアンナには確実に敵わない。

それをアイネスは察している。

それに2人にはどうやら因縁があるみたいだからな。)


「え、えーっと、ノースアヌス学園3番手のネイサが交代を宣言し、4番手のアイネス!!」


アイネスが登場するとアンナと同じくらいの歓声が上がる。


「アイネスも何かしたんですか?」


「いえ、特にそのようなことは…」


なぜこんな歓声が上がるのか…まぁ、今気にすることでも無いか。

ここでアイネスには勝ってもらいたい。

ジャックスと戦うまでにマレランを疲労させたくはない。


「…アイネス。あんたは許さない」


「それはこっちも同じこと。

あのゴツイ男といつまでも仲良しこよししてればいいものをちょっかいかけないと気が済まないのかしら?」


「ふっ、あんただってマレランに付きまとう気色悪い女じゃない。

いい加減対等じゃないって気が付きなさいよ。

もっとも、マレランもあなたレベルに 落ちてる けどね」


「…ふぅ。」


「それでは!!始め!!!」


2人は沈黙し、向き合いながら剣を構える。

アンナが地面を強く踏み込むと砂埃が立つ。

アイネス視点からはアンナが砂埃の影響で見えなくなる。

警戒を緩めないアイネスに対してアンナはアイネスの死角から現れ、左脇腹を思いっきり蹴り飛ばす。

アイネスは勢いよく壁まで吹き飛ぶ。


「げほっ、げほっ…、」


「そんなもの?言っておくけど簡単には負けさせないから。」


「…ふぅ、」


アイネスはすぐに体勢を立て直し、構え直す。

アンナは次は正面から持ち前の速さで近づき、剣をほぼ同時と思えるくらいの速さでアイネスの色んな関節に振るう。

アイネスは避ける、剣で抑える、などしてギリギリ攻撃が当たっていないが時間の問題だった。


「お前の技術を全部正面からぶち壊して、二度と剣持てなくしてやる!!」


アンナはどんどんとスピードを上げていく。


「…ふぅ。やっと、この瞬間が来たよ。」


アンナの速度が最高速になった瞬間、アイネスはアンナの腹部に剣の持ち手部分を食い込ませる。


「かはっ!うっ…な、何をしたっ!!」


アンナは腹を抑えながらアイネスの前で片膝を着く。


「簡単だよ。あなた挑発に極端に反応するし、それのせいで冷静さ失ってるし。

1番ちょろいタイプだよ。

あなたが冷静じゃ無くなっていく度に私は逆に気持ちを落ち着かせて冷静になった。

そして隙だらけの攻撃してくださいって言ってるようなもののがら空き腹部殴っただけ。

どうする?まだやる?」


「舐めるなよ…お前ごときに私が負けるわけないだろ!!」


アンナは剣を強く握り直し、アイネスに振るう。


「さっきより隙だらけ。」


アンナの剣の側面をアイネスは剣で叩き折る。

そして、尻もちをつくアンナにアイネスは剣を向ける。


「ここで決着ぅぅ!!勝者はなんとなんと!!アイネス!!!

前代未聞だぞぉぉぉぉ!!」


会場内は大盛り上がりだった。


「あんま調子乗るなよ…だっけ?」


「あ、あ、あぁ、あぁぁぁあ…嘘だ嘘だ!!

私が負けるなんて…そんなの嘘だぁぁぁぁ!!

うざけるなよぉぉ!!」


アンナはアイネスに向かって殴りかかる。

だがジャックスがいつの間にかその場におり、アンナを地面に押さえつける。


「見苦しいぞ、アンナ。

お前は負けたんだよ。弱者にもうチャンスなんてない。

せめて負けを認めるくらいはしろ。バカが」


「あ、あぁ、やだ、そんな…だって、、」


「さっさと戻れ」


「…うん」


アンナは1人でとぼとぼと退場する。


「審判、先に入場しちまったけどいいか?」


「え、あ、はい、構いません。

えっと、それでは気を取り直して!!

さて終盤も終盤!

イースアヌス学園5番手のジャックス!!」


「あんた、強いな。

その冷静さは武器になる。

さっきよりも強くなってるが力を隠していたのか?」


「私たちは今回の目標はシラ先生の婚約破棄が目的。

個人戦なんてどうでも良い。

団体で勝たなきゃ意味が無い」


「あくまでも人のためか…おもしれぇ。」


「それでは!!始め!!!」


今回はアイネスから仕掛ける。

ジャックスはアイネスの攻撃を剣すら使わずに完璧な間合い管理と手で流すだけで全て回避する。


「…はぁ、はぁ。あなたもさっきは全く本気出してなかったのね。」


「悪いが、俺達も団体戦は負けられねぇんだ。

次はこっちから行くぞ。」


アイネスは警戒を緩めたつもりはなかった。

だが、瞬きの間にジャックスは目の前におり、腹を殴られる。

アンナに脇腹を蹴られた時の数倍は痛く、地面に倒れた後も立ち上がることが出来ずにいた。

だが、ジャックスはアイネスを掴んで持ち上げて壁に打ち付ける。


「あぁぁぁあ!!」


アイネスは痛みから叫び、その一方的で悲惨な状況に観客は盛り上がることを忘れ沈黙になる。

会場にはジャックスのアイネスに対する打撃音とアイネスの悲鳴だけが響く。


俺は目の前の石のフェンスを掴む手に力が入り砕け割ってしまう。

そして立ち上がる。


「待ってくださいアビス先生。

剣術祭は教員が試合に関わることを禁止としています!

もし破ってしまえば重い罰に処されてしまうかもしれないです。

抑えてください…!」


(抑えろ…?何言ってるんだ、?

教え子が苦しんでいるのになぜ助けてはいけないんだ?

これで死んだらどうする?

失ったら戻ってこないんだぞ?)


「重い罰?俺にそんなことが出来るのはこの世界に存在しない。

もしそんな時が来たら俺1人を敵に回すことがどれほど危険かこの国の奴らを半殺しにしてでも教えてやる。」


俺はきっと相当キレた顔をしている。

シラの俺を見る目が怯えている。

だが、そんなことどうでもよかった。

必要以上の攻撃、とっくに降参をすべきだがそれすらさせてもらう隙も与えない。


(俺がジャックスを殺すか?)


俺が戦闘場に降りようとした瞬間にジャックスの動きが止まる。

アイネスは地面で動かなくなり、血も流していた。

ジャックスはアイネスを踏みつけようとしていたがその足をマレランが止めていた。


「審判、交代だ。」


「え、っと、」


「さっさと交代しろつってんだよ!」


「わ、分かりました、!

アイネス、戦闘不能につき、決着!!

勝者、ジャックス!!」


マレランはすぐにアイネスを医務員に受け渡す。

その際にアイネスはマレランの袖を掴んで弱々しく言う。


「ご、め…。すこ、しでも、、マレラ…ンのために、

削ろ…お…て、でも、でき…かった。

ごめんなさい」


アイネスは涙を流しながらマレランに謝る。

アイネスは医務員に運ばれていく。

それを眺めながらマレランの中で何かが切れた。


「これがイースアヌス学園対ノースアヌス学園の最終試合!!

ノースアヌス学園5番手のマレラン!!

vs!!

イースアヌス学園5番手のジャックス!!」


「よぉ、彼女さんは大丈夫だったかぁ?」


ニヤケながら聞くジャックス。

マレランは黙ったままだ。


「それでは試合開始!!」


「速攻で終わらせてやるよっ!」


ジャックスがアイネスの時よりも早い速度でマレランに近づく。

そして、剣ではなく拳を向ける。

だが、次の光景に全員が目を疑う。

マレランは手を伸ばし、ジャックスの首を掴み、片手で持ち上げる。

そして首を離すと同時にジャックスの腹部に拳を深くまで食い込ませる。

ジャックスは血を吐き、壁まで吹き飛ぶ。

地面に膝をつき顔を上げるとマレランが歩いて近づきながら言う。


「かかってこいよ。殺してやるから」


「ははっ、おもしれぇじゃねぇか」

読んでいただきありがとうございます!!

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