第7話 アルト、スレに助けを求める
581:元地球人
おいコラおまいら絶対許さん
ワイが死んだら末代まで呪ってやる
582:名無しの地球人
どした?wwwww
583:名無しの地球人
イッチブチギレwwww
584:名無しの地球人
絶対バレたんやろwww
そりゃ凸ったんだしバレるわwww
585:名無しの地球人
イッチーーーーー!!
良くぞ帰ってきてくれた!!
ワイはイッチならやってくれると信じてた!!!!
586:元地球人
>>585
……なんでこんなテンション高いんや?
587:名無しの地球人
あ、死刑宣告ニキやww
588:名無しの地球人
>>586
イッチに爆弾巻いて〜を言った張本人なんやww
まぁ婚約者がいるの知らんかったらしいし許してやったら?
589:名無しの地球人
死刑宣告ニキだけは本気で帰還を願ってたで
590:元地球人
>>588
そうなんか……反省してるなら別に良いで
問題は知ってて黙ってた奴らや
591:名無しの地球人
おっと、嫁が呼んでるわ
592:名無しの地球人
ワイもや
593:名無しの地球人
>>591
右に同じく
594:元地球人
>>591 >>592 >>593
嘘つけ!!
おまいらどうせ嫁どころか彼女もおらんやろ!
595:名無しの地球人
ゴハッッッ!?
596:名無しの地球人
言った!
イッチが言ってはいけないことを言った!!
597:名無しの地球人
イッチ、今全員を敵に回したで!!
598:元地球人
先に手ぇ出したおまいらが悪い
599:名無しの地球人
ド正論で草
600:名無しの地球人
これは涙目wwww
601:名無しの地球人
てかイッチは何もなかったん?
602:名無しの地球人
それなw
処罰とかはどこいったんや?
603:元地球人
>>601
めちゃくちゃあるで
まず脅すやろ?
笑われるやろ?
処罰で略奪をお願いされるやろ?
借金肩代わりの条件に『上級以上の精霊との契約』と『A級以上のダンジョンの攻略』を出されるやろ?
条件を達成するための方法を考えてこいって言われるやろ?←今ここ
604:名無しの地球人
?????
605:名無しの地球人
はい??
606:名無しの地球人
えーっと……ん?
607:名無しの地球人
やろ? じゃないってwwww
意味分からんてwww
608:名無しの地球人
さも当たり前のように言われても……
609:元地球人
>>607
意味分からんって言われてもワイも理解できてないんや
処罰が略奪ってどういうことなんや!!
これを見れば分かる
https://※※※※※※※※※※※※
610:元地球人
あの……いきなり止まるのやめてくれない?
611:名無しの地球人
……いや、コイツマジか
612:名無しの地球人
イッチ、分かってたけど頭おかしいんやなあ……
613:名無しの地球人
良くやったイッチ
それでこそイッチや
ワイは褒め称えるで
614:名無しの地球人
……………イッチの情緒が怖い件
615:名無しの地球人
てかイッチは相変わらずのヤバさだからあれやけど、あのレティシア様爆笑してるんだが……
初めて見たんやが……
616:名無しの地球人
それな
クソっ、可愛すぎる……!!
617:名無しの地球人
おかしい……全ルート攻略し、追加コンテンツにまで手を伸ばしたワイですら見たことない笑顔が目の前に……!?
こ、これは何かの間違いか!?
618:名無しの地球人
現実直視できない奴いて草
619:名無しの地球人
まぁワイもレティシアが笑う所は見たことないなぁ
620:元地球人
そうなんや
ワイはめちゃくちゃ笑われたけど
621:名無しの地球人
草wwww
622:名無しの地球人
可哀想で草www
でもある意味ご褒美とも言えるで
623:名無しの地球人
>>622
自分の性癖は彼女か嫁にだけカミングアウトしてな
ここではお呼びじゃない
624:元地球人
マジでおまいら助けてくれ!
ワイはこれからどうしたらいいんや!?
625:名無しの地球人
イッチって確かめっちゃ契約に失敗しとるやんな
なら上級とか夢のまた夢
626:名無しの地球人
仮に上級クリアしても、A級ダンジョンとか普通にチート級の力ある主人公でも厳しいぞw
627:名無しの地球人
ワイに任せな
スピリットユーザー全制覇したワイが攻略法を教えてやるで
まず精霊と契約するなら精霊石が必要や
精霊石は高いからどうにかしてお金を集めないといけない
これがクリア出来たら後はワイに任せろ
628:名無しの地球人
ガチ勢ニキ……!!
629:名無しの地球人
お、男前……!!
630:元地球人
>>627
か、かっこいい……!!
ならどうやって金を稼ぐかは安価で決めるわ!
635で言った人のやるで!
631:名無しの地球人
よしきた!
632:名無しの地球人
イッチを助けてやりますか……
633:名無しの地球人
レティシア様におねだり
634:名無しの地球人
精霊石を売ってる店を襲う
635:名無しの地球人
爆弾を学園で売る
636:名無しの地球人
他国に夜逃げ
637:名無しの地球人
>>635
おお……1番マシやな
638:名無しの地球人
他の奴らイッチを助ける気なくて草www
639:元地球人
一番当たりきた!
じゃあワイはレティシアに報告してくるわ!
640:名無しの地球人
いってらー
641:名無しの地球人
当たりというか、ハズレの中のギリ許容範囲って感じやろwww
642:名無しの地球人
やはりイッチの常識は狂っていたか……
643:名無しの地球人
頑張れ、爆弾販売員イッチ
「———方法を考えました」
「へぇ……随分早いじゃない。それでどんな方法なの?」
自信満々に言う俺に、レティシアが興味津々といった視線を寄越してくる。
どうやら俺は随分期待されているらしい。
良いだろう、その顔を驚愕に染めてやる……!
「———学園で、コレを売ります!」
バサッと制服を翻し、身体に巻いた爆弾を見せ付けた。
どれも俺の自信作で、どれも大岩1つ吹き飛ばせる程の威力を誇る。
魔法が使えるんだから、性能目的で欲しい奴らがいる分からんが……爆破は男のロマンなので絶対売れる。間違いない。
「そしてコレを売った金で精霊石を買い、何としても上級精霊と契約を結んでみせます!」
最後までビシッと言い切った俺。
自分でも最高のプレゼンをしたと思う。
「……へぇ、面白いわね。…………まぁ普通かどうかは置いといて」
対して、そう僅かに口角を上げるレティシア。何か最後に言葉が付け足された気がするが、声が小さ過ぎて聞き取れなかった。
それに気を取られている俺を他所に、彼女は顎に手を置いて、何やら思案中のようだった。
ほ、ほら、ちょっと予想と違う反応だけど、やっぱり最高のプレゼンだった。
俺、実は営業系の仕事が向いてるのかもしれない。そっち系のコネでも作っとこうかな。
なんて夢見すぎなことを考えていると。
「良いわ、やってみなさい…………まぁ責任は取らないけれど。それで、私は何をすれば?」
何やら途中ボソッと言っていたが、俺が問い掛ける前にレティシアが瞳に好奇心を宿し、グイッと近付いて聞いてきた。
汚れを知らない素肌、整い過ぎな美しい顔、鼻腔をくすぐる甘い匂い。
どれも女性免疫皆無な俺にとって爆弾より危険なモノであり……。
「そ、そうですね! で、では———」
俺は危うく惚れそうになりながらも、何とか彼女にして欲しいことを伝えたのだった。
「因みに他の案はあるのかしら?」
「他は……店を襲ったり、他国に逃げたり」
「まだ賢明な判断が出来るようで良かったわ」