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トラック・ベルリン

T計画:1935年のワシントン海軍軍縮条約破棄成立を見越して、トラック諸島の基地機能付与及び強化に関する計画。史実の能力に加えて、大型艦艇(基準排水量42,000t以下)が本格的整備を受けれる大型ドックの建設等も盛り込まれた。

舞機関:日本の完全独立諜報機関。既に、第一次世界大戦から本格的活動が始まっているとされている。現在、この存在を知っているものは極少数人しかいない。

 パラオから東に航行すること4日。周囲には島嶼が香取を隠すようにして並んでいる。

 そう、ここはトラック諸島だ。

「トラック、か…」

 舷窓を開けながら呟く源三郎。

 大きいとは聞かされていたが、これほどの規模とは。

 基隆とパラオへの寄港を経てここへと来たが、規模の大きさは比べものにならない。あちこちに見える港湾施設は内地にあるそれとほとんど変わらないし、防衛用の地上砲台や対空砲も数多く見える。停泊している艦船も多数存在していて、島の途中には民家と思しき家屋も相当数が確認できた。

 そして、押し込まれるようだがそれでも存在を誇示する大型ドックが鎮座している。超弩級戦艦でも整備するのだろうか?

 景色だけ見せられたら日本の呉あたりと間違えそうだ。

 艦内廊下を激しく行き交う足音が聞こえてきた。ガラララ…という鎖の音、続いて水面に上がる大きな水飛沫。

 投錨したのか。ということは上陸が近いな。

 源三郎はベッドに投げ出されている自分の荷物から、上陸に必要な物を確認した。ベットの上は、ややグシャグシャである。

 何気に荷物が多いな。置いて来れば良かった。

 若干の後悔を感じつつ、鞄に必要なものを入れてゆく。


 一方、鹿島もまたトラック諸島への上陸準備を進めていた。

 ただの練習巡洋艦が入ってきたのかと気にも留められない香取とは違い、この鹿島は停泊中の各艦艇から多くの視線を浴びつつあった。いや、艦艇どころか陸上から感じる視線すらある。

「男共…飢えてる」

 そんな中、とある巡洋艦の艦上に立つ少女たち。

 身なりの似た2人は、鹿島へと視線を向ける近くの水兵らを見つめている。

 一人は静かで冷たい軽蔑の眼差しで。

 もう一人は鋭い嫉妬の眼差しで。

「もう!幼い女の子ばっかりで~!少しは那珂を見てよ~!!」

 地団駄を踏む少女。

 鹿島の乗員が女性士官候補生と女性下士官候補生、つまり「女の子」だということをトラック諸島にいる者たちは知っている。

 日本から遠く離れたこの地には、女っ気も無く汗まみれの毎日を過ごしている男たちが何万人といる。その男たちが鹿島に乗っている女の子を見たいという欲求を抑えきれず、こうして甲板上から鹿島への熱い視線を送りつけているのだ。

「こうなったら…」

 その嫉妬の眼差しを向けていた少女が、突然来ていた袴を脱ぎだそうとする。しゅゆりと帯の結び目を解き、締め付けの緩んだ胴部から…

「ゴラー!那珂!」

 その時、背後から聞こえてきた女性の怒鳴り声。

 声の方向からは同じような袴姿の少女がもう一人。鬼のような形相をして突っ走ってくる。

 彼女は驚いた顔をしている少女に説教…

「はぁっ!」

「ギャアアアアア!!」

 …ではなく飛び蹴りを喰らわせた。

 悲鳴を上げながら空中に吹っ飛んでいく少女。

 煙突が背後にそびえる甲板上へと残ったのは彼女と、飢えてる男共に軽蔑の眼差しを向けていた少女。

「…姉さん、やりすぎ…」

 少女はその目を彼女へと向けた。

「あ、あれは!那珂が軽すぎただけよ!」

 落ち着いた少女とは対照的に、動揺の隠せない言葉で反論する彼女。スピードが出過ぎただけとか、ちょっと進入角度が拙かっただけよとか、後付けにも感じる持論を展開し始めている。あれ?これ、墓穴掘ってね?

 そんな忙しい彼女の声を無視するかのように、今度は香取に視線を移す少女。と、同時に香取の方向から悲鳴の様な声が聞こえた気がした。

 あ~あ、私知らない。

 少女は、仰向けになって青々とした空を見上げる。

 艦首からは太い鎖が海の中へと伸びていた。


 トラック諸島が鹿島の入港で賑わっている頃、鬼河は列車に揺られていた。

 外に見えるのはレンガ造りの建物。ここは日本ではない。

 日本から朝鮮半島へと渡り、海沿いに移動してソ連のウラジオストックへ。そこからシベリア鉄道を使い、東西に長いソ連の端から端へと移動してきた。途中ヘルシンキの日本大使館に「あるもの」を置き、今はベルリン行きの列車へと身を収めているのだ。

 シベリア鉄道はソ連が通過ビザの発行を渋っているおかげで、以前よりもかなり使い勝手が悪くなっている。

 鬼河は〝外務省委託連絡要員〟の肩書で無理矢理ビザを取得したのだが、彼が明治時代から日本政府や軍部との関わりを持っていることをソ連も知っているらしい。単なる連絡要員ではないと思われた為なのか、NKVD(内務省人民委員部、後のKGB)から〝スパイ疑惑リスト〟に載せられ監視を受けていた。

「zzz…」

 だがシベリア鉄道からは下りている。すでにソ連領内からは抜けたのだ。

 NKVDからの監視が無くなったことに安心したのか、目を瞑り寝息を立てている。

 まあ、監視下にあるシベリア鉄道内でもグッスリだったらしいが…


 数分後、列車はベルリンへと滑り込んだ。

 駅舎を出ると、そこにあったのはドイツの街並み。何度か海外への渡航歴がある鬼河だが、こうやって訪れたことのない街に来るのも彼の楽しみであった。

「お?ここよさそうだな」

 宿を探そうとベルリンの街中をぶらぶらしていた鬼河。駅からさほど離れていないカフェレストランを見つけ、躊躇う様子もなく店内へと入る。

 レンガ造りで赤が基調となっている広い店内では数人の客が食事をとっていた。

 出てきたの店員に席へと案内される鬼河。メニューを見るなり流暢なドイツ語で次々と注文を終えると、窓に視線を向け外の景色見渡した。

 真っ青に晴れ渡った空、雲は白く小さいものが申し訳なさそうに浮かんでいる程度だ。建物のいたるところに鉄十字(ハーケンクロイツ)旗が掲げられ、ここはドイツなのだという印象を押し付けてくるようにも感じる。

 行くところへ行けば旭日旗が掲げられている日本と、さほど差はないか。

「ここの席、いいかしら?」

 不意に聞こえたドイツ語に、鬼河はテーブル正面へと目を戻す。

 女性が鬼河を見つめていた。黒髪が掛かっている右目が妙に鋭く、特徴的だった。

 別に断る理由はない。

「どうぞ」

 右手で席を勧める鬼河。彼女はありがとうと言って向かいの席に座った。

「あなた、ベルリンは初めて?」

「ええ。何せ、業務を終えてからの帰り道なので…」

 お互いに名乗り合わず、女性との会話が交わされていく。途中から注文した料理が運ばれてきたが、あっという間に消えていく料理よりも彼女と交わしている会話の方がメインディッシュに感じた。

 会話の内容は他愛もないことだ。生まれは?年はいくつなのかしら?この辺なら南に行った先にある下宿がおすすめよ。

 機密情報さえ漏らさなければ問題ないだろうし、現地人との情報交換は後々武器になる。

 無駄な行動ではないだろうと、気楽に会話を続ける鬼河。

 デザートに出てきたリンゴのパンケーキを口の収めると、待っていたように女性が口を開いた。

「もしよければ、少し話を続けたいのだけれど」

「ええ、構いませんよ」

 テーブルに数枚の紙幣を置き、彼女とともにカフェレストランを後にする鬼河。

 近くにあった噴水の公園。木製のベンチに鬼河が腰かけると、少し間を開けて女性が座った。

「あなた…日本政府の使者ね?」

 急に冷たくなった女性の声音。

 視線を動かす鬼河。彼女もまた、さきほどより鋭い視線を鬼河へと向けていた。表情もカフェレストランの時とは一転して冷たい。

 鬼河の所属は複数あり、自ら起業した鬼瓦工業造船所の代表取締役を筆頭に大本営直属技術研究所顧客技師や外務省委託連絡要員(*ただし、これは鬼河のみ)等、多数の肩書きがある。

「ちょっと違うかな?上司ではありますが…」

「では、陸軍?海軍?それとも空軍?」

 いずれにも首を振る鬼河。

 口に手を当て、彼女は何かを考え込む。

 鬼河は上着のポケットを探り一枚の写真を取り出すと、考え込んでいる彼女にそれを渡した。

 若干茶色に変色した一枚の写真。着物姿の日本人女性が数人と、その脇に軍服を着た青年が一人立っている。服装が違うせいなのか、青年だけが目立っているようにも見える。

 彼女は興味深そうに写真を見つめた。

「…なるほど。確かに、ポーランドと連絡をしているという話は聞いてます」

 うんうんと頷く女性。厳しい視線からは解放されていた。

 だが、女性は正真正銘のドイツ人。1939年5月現在、時のドイツ政府はあのアドルフ・ヒトラー率いる労働者党が支配している。

 そんな恐怖政治下において、それを口に出すというのは一件不可解なように思える。

 が、彼女はナチスドイツとは相反する思想の持ち主だった。

 納得した様子の彼女を見て、今度は鬼河から口を開いた。

「存じて頂いて助かります。本格的に接触を図りたいのですが、よろしいですかな?ゾフィー・ナウマンさん」

「あら?もう私は有名人になったのかしら」

 表情の冷たかった彼女から明るい笑顔が漏れ出した。

 ゾフィーはドイツ最大の地下組織、〝ドイツ白魔術協会〟のメンバーだ。そして今回の鬼河に課せられた任務は、それとの接触を図ること。

 任務を受けたのは日本独自の完全独立情報機関とされる〝舞機関〟における鬼河直属の上司、副局長の山塚(やまづか) 源一(げんいち)という人物からだ。イギリスのMI6に相当する機関でありながらアメリカやイギリス、ソ連ですらその存在を掴み切れていない〝舞機関〟…

 接触を図る理由について鬼河は何も知らない。否、任務ゆえに知ろうとすら思わない。

 サッと立ち上がったゾフィー。

「ベルリン駅にいらっしゃい。時間は最後の列車と同じ」

「わかりました」

 緊張を解くように微笑むゾフィー。

 鬼河も慣れない笑顔で返すと、ゾフィーに教えてもらった下宿先へと歩きだした。


 夜が更け、人通りの少なくなったベルリン。

 回送列車の音を聞きながら、鬼河は前を歩くゾフィーの後ろへついて行く。

 どこへ連れて行かれるのか鬼河は分からない。任務を全うするという目的のために、一切の感情を捨て目の前にある女性らしい背中を追っていく。

「でも鬼河、少々早くなくて?」

「5分前行動は、身体に染み付いていますので」

 それ以上の言葉は交わさず、ゾフィーと鬼河はベルリンの街中へと飲み込まれていく。

 広い通りから小さな路地へと入っていき、大通りの街灯が見えなくなったところでゾフィーが足を止めた。

 白い壁とそれを補強するかのように打ちつけられている木の板が特徴的な狭い建物。小さな窓からはオレンジ色の明かりが漏れている。ドアの横には、ドイツ語で酒を示す単語の書かれた看板が立てかけられていた。

 どうやら酒場らしい。

 ドアを押し開け中へと入るゾフィー。低いドアをくぐるようにして鬼河も身を入れた。

 エプロンを着た女性の店員がゾフィーに話しかける。何度かやり取りを交わした後、奥にあるやや広めの部屋へと案内された。

 カーテンで簡単に仕切られた部屋。中では既に数人が丸いテーブルを囲んでいた。

「やあ!皆元気?」

 ゾフィーの声に雑談をしていた数人が立ち上がる。

「元気だよ~…って、隣にいるのは誰だい?新入りかい?」

 その内の一人が不思議そうな視線を鬼河へと向けた。

 確かにこの中で日本人は鬼河だけだ。それだけでも注目の的になるだろう。

「新入りじゃないよ。鬼河」

「はい。私は鬼河 鉄雄という者です。日本人で造船会社を経営しております」

 流暢なドイツ語で自己紹介を終える鬼河。

 日本人は謙虚だというイメージを持つ彼らにとって、鬼河の堂々とした態度は興味をひかれるものだったらしい。お互いに顔を見合わせたり、俯いて考え込んだりする者がちらほら見受けられた。

 その考え込んでいた者がハッとなって顔を上げる。

「もしかして、日本からの使者というのは…」

「はい。日本の舞機関からあなたがたに協力したいという申し出がありました」

 やれやれ。あの人も何を考えているのか。

 鬼河が舞機関の協力申し出を伝えると、鬼河を取り囲んでいた彼らは一斉に拍手を送った。

「皆静かに!最近、ゲシュタポの取締強化があるから…」

 ゾフィーが彼らを静める。

 その時、鬼河は何かを感じた。

 張り詰めだした空気。近づいてくる気配。そして、それらは自分やここにいる者たちを歓迎するものではない。

 カーテンをめくってみるが、特に怪しい雰囲気はない。

「ゾフィーさん、この酒場の出入口はあそこだけですかな?」

「あそこだけというのは…」

 そこで言葉を切り、小さく笑いを浮かべるゾフィー。

 鬼河も自身の意図が伝わったと思ったためか、困りましたねと苦笑する。

 しばらく下りた沈黙の間に、彼らも鬼河の意図を理解したらしい。テーブルの奥にある酒樽を退けると、隠されていた小さな扉を開け外へと脱出していく。

 部屋にゾフィーと鬼河だけが残された時、カーテンが乱暴に上げられ軍服とは少し違う武装系の制服を着た者たちが姿を見せた。人数は10人ほど、手にはMP38といった短機関銃を持っている。

「ゾフィー・ナウマン!今日こそ貴様を引っ捕らえに来たぞ!」

 先頭に立つ隊長格の男がゾフィーを指差す。目からは怒りの心情が伝わってくる。

「このお客さんたちは?」

「武装親衛隊よ」

 つまりSS、か。

 鬼河もゾフィーも慌てる様子を見せない。それどころかこの状況を前に落ち着いてすらいるようだ。

 その態度は男の逆鱗に触れたらしい。顔に青筋を立て、射撃用意!と指揮棒を振りかざして部下たちに命令を飛ばす。

 MP38の射線がゾフィーと鬼河に向けられた。

「あなた、丸腰だけど大丈夫なの?」

「その言葉、そのままお返ししますよ」

 視線を送り、ふっと笑う鬼河。

「撃てえ!」

 ついに我慢が限界を超えたのか、力任せに指揮棒を振り下ろす隊長格の男。

 指示に従いMP38の引き金を引く部下たち。銃口からは9mmパラベラム弾が火を吹きながら吐き出される。

 しかし、その弾が役割を果たすことはなかった。

『なっ!?』

 電灯に照らされた白い壁へとめり込んでいく弾丸。

 さきほどまでいたはずのゾフィー、そして鬼河の姿が見えない。

「背中がガラ空きだ!」

 その時、親衛隊の背後から鬼河が吶喊する。握られているのは木刀だ。

 慌てて背後を向く親衛隊だが、隙を突かれて時遅し。鬼河の振るった木刀によってあえなく吹っ飛ばされていった。

「ゲホッ!」

「遅い!」

 鉄帽を勢いよく殴られて凹まされている者、腹部に蹴りを受け壁へとめり込んでいる者と様々だ。

 くそっ、と隊長格の男が拳銃を構える。世界初の自動式拳銃におけるダブルアクション採用のワルサーP38だ。

 木刀を振り抜く鬼河に向かい、拳銃の引き金を引く男。

 だが鬼河の反応速度の方が一枚上手だった。

 木刀を振り抜いた勢いをそのままに身体を倒し、耳の横スレスレで初弾をかわす鬼河。連続的に放たれていた弾丸を流れるように避けていくと、今度はその力を利用し隊長格の男を…

「グハッ!」

 右側から木刀で吹っ飛ばした。

 壁に叩きつけられ、力なくうなだれる男。

「怯んでいる隙に!」

 頃合いと判断した鬼河は、避けていたゾフィーの腕を掴んで小さな扉から部屋を脱出する。

 暗く細い路地、身を屈めた状態で急いでいく。

 角を曲がったところで先に脱出した仲間と合流できた。あの状況からよく戻って来れたなと驚きを隠せない様子である。親衛隊を完全に無力化したわけではないので、周囲にはまだピリピリとした雰囲気が漂っているが…

「ミスター鬼河。遅らせながら、ご挨拶をしたい」

 ゾフィーの改まった声に、鬼瓦は後ろを振り向いた。

「私はゾフィー・ナウマン、ドイツ白魔術協会代表です。鬼河 鉄雄、日本政府の協力を感謝します」

 これが白魔術協会と日本政府、その最初のコンタクトだった。


 簡単な打ち合わせをして解散となった。敵が近くにいるため緊張感を持っての解散だ。

「ミスター鬼河、少し聞きたい事があるの」

「どうぞ」

 訊いてくるのを予め予想していたかのような返事をする鬼河。

「あなたって…本当に人間?」

 疑うような目つきで鬼河を見つめるゾフィー。

 周囲は静かだ。昼間はあれだけ賑わっていたベルリンの駅前も、多くの人が行き交っていた大通りも静寂が支配している。

 鬼河は少し俯き、考えるような仕草した。

「人間ではない…と言ったら?」

「冗談はやめて。人間や動物には、それぞれ固有波が違うの。あなたは、そのどれもあてはまらなかった。どうして?」

 明るいとは言えない街灯の光を、ゾフィーの右目が反射している。髪を揺らすと光がキラキラと輝いているように見えた。

 観念したように顔を上げる鬼河。

「確かに私は人間ではありません」

「では…」

 人間ではないことを確信したゾフィーは、もっと知ろうとした。

「でも、答えませんよ?あまり、知られたくは無いので…」

 鬼河は、やはり慣れない笑顔でゾフィーの追及を流す。 歩いているベルリンの街は寝静まっていた。

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