反射
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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【YouTubeドラマにつきまして】
無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:反射
(鏡を前にして2人)
カノ子「ほら、私の方が高いじゃん」
サユリ「おんなじ位だよ!」
カノ子「えぇw?見て見てほらぁ、何ミリか私の方が高いんじゃない?」
今日も2人で鏡を見ながら喋ってる。
最近、カノ子は背が伸びたと言って、
私にその成長ぶりを見せつけてくる。
「私の方が少し高い」
なんて言いながら、
ちょっと優越に浸りたいんだ。
まぁ別にそんな事はどうでもイイんだけど、
ふと思いつく様に
カノ子と私の最近の生活を振り返ってみると、
なんか2人で鏡を見ながら
喋ること多くなったなぁなんて。
トイレや、ちょっとした鏡のあるトコ、
カノ子の家や私の家なんかで
鏡を前にすれば必ずカノ子は、
「ねぇちょっとちょっと」
と私を自分の横に並ばせ、
何かれ喋り掛けてくる。
(大喧嘩)
そんなある日、私とカノ子は大喧嘩した。
カノ子「ちょっとサユリ!柳川くんに色目使って言い寄ろうとしないでよ!」
サユリ「そんな事してないじゃん!!」
カノ子「してるじゃない!!」
サユリ「なによ!柳川くん追っかけてるのは自分じゃないの!!」
大学の友達に柳川くんと言う男子がおり、
私とカノ子の共通の友達だった柳川くんは
とてもハンサムで性格も良く、
確かに前々からカノ子が
思いを寄せてた事は知っていた。
でも私は全然そんな気がないのに、
ちょっと柳川くんと喋ってただけで
カノ子は「私が柳川くんに気がある」
なんて思ったらしく、
猛烈に怒ってきたのだ。
サユリ「もうやめてよ!なんであんたにそんなこと言われなきゃなんないのよ!」
その勢いで絶交しかけた。
でも、その日の午後。
1人で校舎を歩いていた時、
「ちょっと言い過ぎちゃったかな…」
なんて又カノ子との事を思い、
(仲直りしようかなぁ…)
なんてちょっと思っちゃった。
その時ちょうど
掲示板の近くに居たものだから、
薄暗い天気の下、
私の姿が掲示板のガラスに
くっきり映ってた。
それを見ながら「ごめんねカノ子」
なんて心でつぶやいた時…
『私の方こそごめんね…』
「…え?」
カノ子が同じ様に
今私が映ってる鏡に映り、
そう言ってきた様に思えた。
見間違い。いや…
よくわからなかったんで、
経過と共に段々考えることもやめ、
何かの見間違い…そうしておいた。
それから授業を受けている時も
校舎内の廊下を歩いていた時も、
何か視線を感じる様になったんだ。
でもそれは嫌な視線じゃない。
何か見守られてる様な
ちょっと暖かな視線。
変だなぁ。不思議だなぁ。
なんて思っていた時。
カノ子「あ、サユリ」
サユリ「カノ子」
学食の外で
ばったりカノ子と会ってしまった。
カノ子「………」
カノ子はやっぱり
私と会ったのに気まずさを感じたのか、
ずっと黙ってた。
サユリ「………」
私も黙った。
幾らさっきまで「ごめんね」
なんて心の中で言ってても、
いざ面と向かうと感情が出てきて、
あの時の事も甦ってきて
素直になれない。
でも居た堪れなくなったのか、
カノ子は私の手をさっと引き
そのままトイレまで連れてった。
女子トイレ。
そしてカノ子は何も言わず、
私の横に立ち、私のほうは見ず、
鏡を見て、私も向かせ…
『ごめんね。私もあの時言い過ぎちゃった。許して』
「…えっ?……」
カノ子が謝ってきた。
ただ、横に立ってるカノ子は無表情。
口も動いてないのは確認。
もう1度前を見ると、
悲壮な表情をしたカノ子が映ってる。
そしてカノ子はひと言…
「…ちょっと前から、鏡の中の方が優しいから私」
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=pYQY4TUIeNM
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
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