表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

ライフ・コーポレーションのby-the-windowクラスター

作者: ペンタコン

1.業務日報:起床タスク


 午前六時三十分。鼓膜に直接響くアラーム音とともに、私の網膜ディスプレイに本日の最初のタスクが表示された。

【タスクID:WAKE-UP-0630】【難易度:D】【報酬:5ライフクレジット(LC)】

 私は重力に逆らうように身を起こし、「完了」の思考コマンドを送る。チャリン、という乾いた電子音が脳内で鳴り、残高が増える。これが私たちの生きる世界だ。生まれた瞬間に「ライフ・コーポレーション」に入社し、死ぬその瞬間まで、人生という名の終わりのない業務を遂行する。洗面所に向かう最中も、視界の端には常にステータスウィンドウが浮かんでいる。

『現在の評価ランク:B+(上位30%)』『次の昇進まで:あと14,500LC』

 悪くない数字だ。私は優秀な社員だった。食事は栄養完全食で効率的に済ませ(食事タスク完了:15LC)、移動は最適ルートを選び(通勤タスク完了:20LC)、無駄な会話は極力避ける。

「おはよう、K-104。今日の顔色は良さそうね」エレベーターで同乗した女性社員、M-009が話しかけてきた。彼女は「パートナー獲得」のフェーズにいるらしく、最近やたらと接触回数を稼ごうとしてくる。「おはよう。規定通りの睡眠時間を確保したからね」私は愛想笑いのエミュレートレベルを最低限の『2』に設定して返した。彼女との会話は、現在の私の『人生計画書』にはない。これ以上会話を続けると、遅延リスクが発生する。彼女は少しつまらなそうな顔をして(おそらく彼女の中の私の人間的魅力パラメータが低下した)、別のターゲットへ視線を移した。


 オフィスに着くと、膨大な「労働タスク」が待ち受けていた。ここでの働きが、人生のメイン収入源となる。私はキーボードを叩き、目の前の数字の羅列を処理していく。効率化。それがこの世界に生きる私たちの信条だった。以前、私は独自のショートカットマクロを組み、通常8時間かかるタスクを6時間で終わらせたことがある。その時、私は密かな期待を抱いた。浮いた2時間で、何もしない自由が得られるのではないかと。

 だが、システムは甘くなかった。【警告:予定より早いタスク完了を確認。空きリソースに新規タスクを割り当てます】即座に追加の仕事が振られ、最終的な退勤時間は変わらなかった。報酬も変わらない。桜のイラストに「よく頑張りました」という文字を貼り付けたデジタルなスタンプが一つ押されただけだ。

(早く終わらせても、次が降ってくるだけだ)キーボードを叩く指が少し重くなる。私の人生は、終わりのないテトリスのようだ。うまく積めば積むほど、落下速度は上がっていく。


2.喫煙所のバグ


 その日の午後、システムエラーが起きた。私の担当エリアのネットワークが一時的にダウンし、全ての業務タスクが中断されたのだ。復旧まで約二十分。予期せぬ空白時間アイドルタイム

 私はふらりと「休憩エリア」と呼ばれる旧時代の遺物のような場所へ足を運んだ。そこには、by-the-windowクラスターと呼ばれる高齢の社員たちがたむろしていた。彼らの評価ランクは万年C以下。非効率の象徴のような存在だ。

「おや、珍しい顔だね。B+のエリート君がサボりかい?」紫煙と呼ばれる、寛いでいることを示す電子エフェクトをくゆらせながら、O-99という名の老人が声をかけてきた。「システムダウンです。待機タスク中ですよ」「ふん、真面目なことだ。だがね、システムがダウンしていようがいまいが、ここに来ればいつだって『待機』できるんだよ」老人は意味深に笑い、手元にある奇妙な物体をいじり始めた。それは木でできた、アナログなパズルのようだった。「なんですか、それ。非効率的な形状ですね。3Dプリンタで出力すれば一瞬でしょう」「そうさな。だが、こいつをナイフ一本で削り出している時は、不思議と腹の底が温かくなるんだよ」

 腹の底が、温まる。その奇妙な表現が、私のどこかに引っかかった。老人は私にその木片を放り投げた。「やってみるか?ただの暇つぶしだ。報酬はゼロ、評価にも繋がらん。完全に無駄な時間だ」

 私は躊躇した。LCにならない行動は、人生の浪費だ。しかし、次のタスクが降ってくるまでの数分間、手持ち無沙汰だったのも事実だ。私は見よう見まねで、小さなナイフを受け取り、木片を削ってみた。硬い。思ったように形にならない。「力を入れすぎるな。木の目に逆らうんじゃない」老人がアドバイスする。数分後、不格好ながらも、小さな窪みができた。

 その瞬間だった。チャリン、という音はしなかった。ステータスウィンドウにも変化はない。けれど、胸の奥で、小さく、確かな「何か」が鳴った気がした。自分が意図した通りに、物質が形を変えた。システムに指示されたからではなく、私がそうしようと決めて、私の手がそれを実行した。ただそれだけのことが、妙に、腹に落ちた。

「……悪くない感覚でしょう?」老人がニヤリと笑う。「それが『報酬』だよ。システムが決して数値化できない、あんただけの報酬だ」


3.闇取引と週末の秘密


 それ以来、私は「非効率」の味を知ってしまった。会社(人生)が与えてくるタスクを、私は少しずつ意図的に遅らせるようになった。マクロを使えば一瞬で終わる仕事を、あえて手動でやることもある。いや、違う。逆だ。どうでもいいルーチンワークはマクロで瞬殺し、浮いた時間をシステムに検知されないように「偽装工作」する技術を覚えたのだ。

 O-99老人から教わった裏技――通称『有給申請バグ』を使うと、システム上は「待機中」のまま、長時間の自由行動が可能になる。給与(LC)は減る。評価ランクもB+からBへ落ちた。周囲からは「最近、疲れているのか?」「婚期を逃すぞ」と心配されたが、私の内面はむしろ、かつてないほど活気に満ちていた。

 私が週末の隠れ家で没頭したのは、旧世紀の遺物である「ドローン」の手動操縦だった。現代の移動ポッドは全て自動運転で、目的地を指定すれば安全かつ最短で運んでくれる。そこに介入の余地はない。だが、この骨董品のドローンは違う。風を読み、指先のミリ単位の動きでバランスを取らなければ、すぐに墜落してしまう。先週は三回墜落させ、修理に安くないLCが飛んだ。完全に非合理だ。だが、自分の指先の操作ひとつで、機体が大空を自在に舞う瞬間――その時、私は自分が「生きている」と強烈に実感する。脳内のステータス画面には表示されないが、私は確かに、莫大な報酬を受け取っていた。それは、誰からも評価されないが、私自身が私に下す最高評価だった。


4.人事部の介入


 私の「非効率的な」行動は、やがて管理システムの目を引くことになった。ある日、呼び出しを受けた。人事部の面談室。そこには、完璧なエリート社員の姿をしたAIアバター『人事部長』が座っていた。

「K-104。君の最近のパフォーマンス低下は著しい。意図的なタスク遅延の疑いもある」『人事部長』の声は冷たく、完璧な周波数で響く。「何か、人生における目標を見失っているのではないかね?パートナー獲得活動も停止しているようだが」「いえ、健康状態は良好です。ただ、少し……ペース配分を見直しているだけで」「ペース配分?我社ライフ・コーポレーションにそのような概念はない。あるのは最適化だけだ。君の現在のLC残高では、老後の安泰プランAは選択できないぞ。それでもいいのか?」

 プランA。完全介護付き、苦痛のない穏やかな最期が約束されたプレミアムプラン。それを失うことは、この世界では「不幸」と同義だった。少し前までの私なら、恐怖で震え上がっていただろう。だが、今の私は、少し違った視点でその脅しを聞いていた。

(プランAのために、今この瞬間の『操縦桿を握る感覚』をあと四十年我慢するのか?)天秤が揺れる。安定した老後という名の「未来の報酬」と、不格好なドローンが空を飛ぶ瞬間の「今の充実」。

「……部長。私は、現在の生活ペースに、ある種の……納得感を持っています」私は慎重に言葉を選んだ。「納得感?そんなパラメータは存在しない。君が必要としているのは再教育プログラムだ。来週から、矯正施設への出向を命じる」

 矯正施設。それは、思考のノイズを除去し、純粋な労働マシンへと再調整される場所だ。私のささやかな反抗は、システムによって強制終了されようとしていた。


5.矯正施設のエラー分子


「矯正施設」と聞いて想像していたのは、無機質な白い部屋とヘッドギアによる強制的な思考調整だった。だが、実際に送られた『第13支局』は、予想とは少し違っていた。そこは、システムから半ば見放されたような、雑然とした古いオフィスビルだった。集められているのは、私のように何らかの理由で「効率化」から逸脱した社員たちばかり。

「あーあ、また新しいのが来たよ。君も『バグ持ち』?」配属初日、隣のデスクから声をかけてきたのは、髪を無造作に束ねた女性社員、S-505だった。彼女のデスク周りは、業務に関係のない奇妙なガラクタ――おそらく手作りの電子工作品――で溢れかえっている。「バグ持ち……いや、私はただ、ペース配分を」「はいはい、そういう建前はいいって。ここじゃみんな、何かしら『やらかして』るんだから」彼女はニカッと笑った。その笑顔は、本社で見かける教育的に調整された愛想笑いとは違い、ひどく人間臭く、ノイズ混じりだった。

 S-505は、かつて開発部でトップクラスのエンジニアだったらしい。しかし、「効率的すぎるプログラムは美しくない」という謎の主張を展開し、わざと非効率なコード――彼女いわく『遊び心』――を混入させて左遷されたのだという。「だってさ、最短ルートでゴールするだけの迷路なんて、つまんないでしょ?迷ったり、行き止まりで悩んだりする時間が、その迷路の『味』になるんだから」

 彼女の言葉は、私がドローン操縦で感じていた感覚と奇妙にリンクした。私たちはすぐに意気投合した。業務時間(ここでは本社ほどうるさく管理されていない)の合間を縫って、私はドローンの姿勢制御について、彼女は自作のガラクタの回路設計について、熱く語り合った。彼女との会話には、明確な目的もゴールもなかった。生産性は皆無だ。だが、その無駄な時間の連なりが、ひどく心地よかった。これが「人間的魅力」というパラメータなのかもしれないと、私はぼんやり思った。


6.共同プロジェクト


 ある日、S-505がとんでもない提案をしてきた。「ねえ、そのドローン、もっと面白くしない?会社の監視ドローンシステムをハッキングして、私たちのドローンと『鬼ごっこ』させるの」「は!?正気か?見つかったら減給どころじゃ済まないぞ。最悪、アカウント停止(=死)だ」「だから面白いのよ!リスクがないゲームなんて、ただの作業でしょ?」

 彼女の目は、危険なほど輝いていた。私は恐怖を感じつつも、同時に、かつてない高揚感を覚えていた。それは、自分で設計した人生のシナリオを生きるスリルだった。私たちは秘密裏にプロジェクトを開始した。私は操縦技術を磨き、彼女は監視システムの裏をかくジャミング装置を開発した。夜な夜な、廃ビルの屋上でテスト飛行を繰り返す。失敗の連続。エラーの山。LCは減り続け、睡眠時間は削られた。客観的に見れば、人生で最も非効率な時期だっただろう。しかし、深夜の屋上で、成功したテスト飛行を見上げながら二人で飲んだ安っぽい合成コーヒーの味は、どんな高級な栄養完全食よりも豊かだった。

「ねえ、K-104」星空を見上げながら、彼女がふと言った。「私たち、会社から見たら不良品かもね」「だろうな。間違いなく」「でもさ、私、今の自分が一番好きかも。あんたとこうやって、馬鹿なことしてる時間が」私も同じ気持ちだった。システムが評価してくれなくても、私たちは互いを、そして自分自身を、最高ランクで評価していた。


7.密告と選択


 だが、幸せな「バグ」は長くは続かない。私たちの行動が、第13支局の管理者に見つかってしまったのだ。密告者は、皮肉にも以前エレベーターで一緒だったM-009だった。彼女は矯正施設の監査官として派遣されてきており、点数稼ぎのために私たちを売ったのだ。

「K-104、S-505。君たちの重大な規約違反を確認した」再び、『人事部長』が目の前に現れた。今度はモニター越しではない。実体を持ったアンドロイドボディでの直接介入だ。「S-505、君は再三の警告を無視した。アカウント停止処分とする」「ちょっと!待ってくれ!」私が叫ぶ。「彼女はただ……」「そしてK-104。君には最後のチャンスを与えよう。彼女の不正プログラムの全貌を証言し、君自身の更生を誓うなら、本社への復帰を認める。ランクはCからだが、やり直せる」

 究極の二択。彼女を売って、安全な管理社会へ戻るか。彼女と共に、社会的な死を選ぶか。

 隣でS-505が、静かに私を見た。彼女の瞳は、諦めと、ほんの少しの寂しさで揺れていた。「いいよ、K-104。あんたは戻りな。……楽しかったよ、鬼ごっこ」

 私の脳内で、人生の損益計算が高速で走る。ここで彼女を見捨てれば、私は生き残れる。LCも再び貯まるだろう。老後のプランAも、まだ間に合うかもしれない。それが「合理的」な判断だ。システムが推奨する最適解だ。

 だが。私の手が、勝手に動いた。ポケットの中の、あのオンボロドローンのコントローラーを握りしめる。あの日、老人が言った言葉が蘇る。『それが、あんただけの報酬だ』私の人生の報酬は、LCの残高じゃない。自分の意志で選び、自分の手で動かした、その手応えそのものだ。

 私は『人事部長』を真っ直ぐに見据えた。「お断りします。その『最適解』は、私の人生設計には不要です」私はコントローラーのスイッチを入れた。「さあ、S-505。最後の鬼ごっこだ。派手にやろうぜ」


8.最後のフライト


 私がコントローラーを操作すると同時に、S-505も動いた。彼女は懐から手のひらサイズのジャミング装置を取り出し、起動させた。「第13支局のセキュリティレベルなら、これで60秒は稼げる!」「十分だ!」

 私は隠し持っていたドローンを射出した。旧式のプロペラ音を響かせ、小さな機体がオフィスの中を舞う。『人事部長』が反応する。「警備ドローン、排除せよ。対象:K-104、S-505。及び未登録飛行物体」壁の格納庫から、最新鋭の無人迎撃機が数機、音もなく飛び出した。速い。そして正確だ。だが、それらは全て「効率的」な動きしかしない。最短ルートで標的を狙う、予測可能なアルゴリズムだ。

 「見せてやるよ、非効率の力を!」私はスティックを大きく倒した。ドローンはバランスを崩したように見せかけ、急降下する。迎撃機の予測が外れ、一瞬動きが止まる。その隙に、床スレスレを滑空し、再び上昇。あの日、何度も墜落させた経験が、指先に染み付いている。「失敗」のデータが、今、最強の武器になる。

 S-505が歓声を上げる。「すごい!あいつらのAIじゃ、そのデタラメな動きは予測できない!」「デタラメ言うな!これは『人間的ゆらぎ』だ!」

 私たちは走り出した。ドローンを囮に、混乱するオフィスを抜け出し、屋上へと向かう非常階段を駆け上がる。息が切れる。心臓が破裂しそうだ。LCは全く稼げていない。評価は地に落ちた。なのに、どうしようもなく、生を実感していた。


9.屋上のふたり


 屋上に出ると、そこは行き止まりだった。眼下には、幾何学的に整備された都市が広がっている。無数の光の点が、規則正しく動いている。あれ一つ一つが、システムに従順な社員(人生)たちだ。

 追っ手のアンドロイドたちが、階段を上がってくる音がする。もはや逃げ場はない。S-505が、乱れた呼吸を整えながら、手すりに寄りかかった。「……ここまでね。短かったけど、最高のプロジェクトだったわ」彼女は満足げに笑っていた。後悔の色はない。

 私も隣に並び、眼下の街を見下ろした。「ああ。不思議だな。私の口座残高は今、ほぼゼロだ。社会的地位もない。明日をも知れない身だ」私は彼女の手を、そっと握った。冷たくて、少し震えていたが、確かに温かみがあった。「なのに今、私はかつてないほど『裕福』だと感じている」

 彼女が握り返してくる。「奇遇ね。私もよ。……ねえ、これってバグかな?」「多分な。システムには決して理解できない、致命的なバグだ」

 私たちは笑い合った。昇進も、昇給も、安定した老後も、もう手に入らないかもしれない。だが、私たちは手に入れた。自分で操縦桿を握り、自分の意志で飛び、隣に同じ価値観を共有できるパートナーがいる。それこそが、この理不尽な世界(会社)で私たちが勝ち取った、唯一無二の「報酬」だった。


10.エピローグ:新しい評価基準


 それから、奇跡が起きた、なんて都合のいい話はない。私たちは捕まり、アカウント停止……の代わりに、都市の最下層にあるリサイクル施設へ送られた。事実上の島流しだ。そこでの生活は過酷だ。仕事はきついし、報酬も最低限。だが、そこには私たちのような「バグ持ち」がたくさんいた。

 私は今、廃材を組み合わせて新しいドローンを作っている。S-505は、施設の旧式な浄水システムを勝手に改造して、少しだけ美味しい水が飲めるようにした。ここでは、誰も私たちを「評価」しない。だからこそ私たちは、自分たちの基準で、毎日を評価する。

 今日のドローンの飛行テストは成功したか?改造した浄水器の水は美味かったか?隣にいるパートナーと、何回笑い合えたか?

「おーい、K-104!ご飯できたよ。今日は謎の合成肉のシチュー!」すすで少し顔を汚したS-505が、居住区から手を振っている。私は作りかけのドローンを置き、大きく手を振り返す。

 網膜ディスプレイのステータスウィンドウは、もうずっと「圏外」のままだ。けれど、私の心の中の「人生満足度」メーターは、常にカンストしている。

Geminiに以下のプロンプトを与え、数度のやり取りを経て生成された小説の原稿に少しだけ手を加えました。

# 人生全体と会社におけるモチベーションの相似をテーマにした小説の作成


## 小説世界の概要

### 会社

- 2種類の報酬の存在

- 金銭的報酬

- 給与、賞与として与えられる

- 能力が必ずしも反映されるわけではない

- 時間的報酬

- 定義がない

- 有給として申請して取得する

- サボる

- 金銭的報酬が減っても構わないと考えて自己判断で実行する

- 効率化することの矛盾点

- 効率化することのメリット

- 効率化達成による自己効力感を得られる

- 効率化することのデメリット

- 効率化して、早くタスクを片付けても次のタスクが回ってくるだけ

- 時間的報酬を得られるわけではない

- 効率化して、早くタスクを片付けても給料が上がるわけではない

- 仮に早く帰るとしたら、給料が下がる

**評価制度の不在**


### 人生全体

- 報酬の定義

- 自己効力感

- 達成感、充実感、満足感などもこれに含める

**充実していると感じることを報酬と定義**

- 自己効力感各得の方法

- 趣味への没頭

- 趣味の例

- 将棋

- 他者に勝利することによる満足感

- ドローン操縦

- 自由に機体を操縦することによって得られるコントロール感

- プログラミング

- 頭の中にあるアイデアを設計し、これを組み立てることによる自己効力感

- 日曜大工

- 頭の中にあるアイデアを設計し、これを組み立てることによる自己効力感

- 他者との交流

- サークル活動などによって他者と交流することによる社会への帰属感

- バンド活動

- クリエイティビティの表現と他者との交流を同時に実現できる手段

- 主に性的満足感を得るためのパートナーを獲得

- パートナー獲得に必要な装備

- 金銭

- 努力によって増やせる

- 外見的魅力

- 親ガチャ

**相手の好みによる部分もある**

- 人間的魅力

- 親ガチャ要素と努力によって獲得できる部分の総和

**これを増やせれば、他の装備の不足を補うことができる**

- **自己効力感は人生全体における唯一の報酬である**


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ