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夫に離婚を切り出したら、物語の主人公の継母になりました

作者:魚谷
「ギュスターブ様、離婚しましょう!」

8歳の頃に、15歳の夫、伯爵のギュスターブの元に嫁いだ、侯爵家出身のフリーデ。
その結婚生活は悲惨なもの。一度も寝室を同じくしたことがなく、戦争狂と言われる夫は夫婦生活を持とうとせず、戦場を渡り歩いてばかり。

堪忍袋の緒が切れたフリーデはついに離婚を切り出すも、夫は金髪碧眼の美しい少年、ユーリを紹介する。
理解が追いつかず、卒倒するフリーデ。

その瞬間、自分が生きるこの世界が、前世大好きだった『凍月の刃』という物語の世界だということを思い出す。
紹介された少年は隠し子ではなく、物語の主人公。

夫のことはどうでもいいが、ユーリが歩むことになる茨の道を考えれば、見捨てることなんてできない。

フリーデはユーリが成人するまでは彼を育てるために婚姻を継続するが、成人したあかつきには離婚を認めるよう迫り、認めさせることに成功する。

ユーリの悲劇的な未来を、原作知識回避しつつ、離婚後の明るい未来のため、フリーデは邁進する。

※他のサイトにも投稿いたします
1 離婚宣言
2024/03/20 12:06
2 前世
2024/03/20 17:52
3 取引
2024/03/21 16:54
4 ユーリ
2024/03/22 16:32
5 一緒のベッドで
2024/03/23 12:36
6 契約書
2024/03/24 12:05
7 買い物
2024/03/25 12:14
8 領地経営
2024/03/26 12:01
9 愛馬
2024/03/27 12:10
10 訓練場
2024/03/28 12:09
11 子守歌
2024/03/29 12:07
12 未来への布石
2024/03/30 12:08
13 愚妹
2024/03/31 11:42
14 専門家
2024/04/01 12:00
15 看病
2024/04/02 12:03
16 交渉準備
2024/04/03 12:10
17 交渉
2024/04/04 12:05
18 膝枕
2024/04/05 11:40
19 来客
2024/04/06 12:07
20 差し入れ
2024/04/07 11:41
21 真夜中
2024/04/08 12:14
22 家族団欒
2024/04/09 12:21
23 雪蛍
2024/04/10 12:07
24 企み
2024/04/11 12:09
25 幸せの春
2024/04/12 19:52
26 乗馬練習
2024/04/13 14:08
27 春の祭典
2024/04/14 15:06
28 不安
2024/04/15 18:48
29 刺客
2024/04/16 20:13
30 家族
2024/04/17 20:11
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