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ノフィナの冒険  作者: 葵ウォーリア
第1章
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二人の勇者

それから200年後…。

コロナは収束する事なく続きまくり、テレビによる大袈裟な報道で人は疑心暗鬼になる日々は続く。


緊急事態によって人の心は飢えて離職率も増えて世の中には犯罪が横行した。


やがて何が原因か人がモンスターとなるパンデミックが起こり、人々が襲われ出した。


それから人間が長い間築いていた文明は潰えてしまい、人々は中世に戻ったような生活を余儀なくされ、剣や魔法でモンスターと戦い、襲われる時代が続く事になった…。


モンスターに襲われては街を守る人々…。

しかし問題はそこだけでは無い。


そんな状況にも関わらずコロナの脅威は収まらず、未だに間違ったコロナの報道をテレビ局やメディア、コロナ警察が社会現象を呼び起こしているのだ。


それは大魔王コロナが原因で彼を倒さない限りはそれは永遠に繰り返される。


そしてモンスターを討伐する「勇者」もまた現れ、今回主人公となるユグドと言う青年とゾノミと言う少女もその一団だった。


しかしユグドとゾノミは別の依頼を受け、王から命を下されていた。


それが後に彼らの運命を変える事になるとはその時のユグドとゾノミは予想も付かなかった事だろう……。


ユグドとゾノミは馬に乗り、城に向かう。


「モンスターが世の中に溢れていると言うのにコロナコロナと、テレビは何がしたいのかしら」


ゾノミが馬を駆りながらそう吐き捨てる。


「まあまあ、それを収束させる為に僕らがいるんだ、長い間特訓をし強くなった僕達が力を合わせればコロナも大魔王も怖くない、一刻も早く収束させて元の平和な世の中にしていこうなゾノミ♪」


「そうね、ユグド♪」


ユグドとゾノミは互いを見つめ微笑みあう。

ユグドとゾノミは相思相愛の中で体の関係も持ち、そしてそして互いに勇者としての腕を磨いてきた戦友でもある。


周りは廃墟の街と化しており、モンスターが蔓延っている。


なお人々は目立たない集落を作りひっそりと暮らしている。


ユグドとゾノミもかつてはそうであったがそれではコロナが収束しないと勇者として立ち上がった。


そしてそして、ユグドとゾノミのような勇者は若者の間では何百人といるが、大魔王コロナの元に辿り着けたものは誰もいないと言う…。


ゾノミは後からユグドについて来ていると言う形だったのだがユグドの広い背中を見て

「あぁユグドはもうここまで大きくなったんだな…小さい頃は本当に小さくて泣き虫だったのに♪」

と懐かしむように見ていた。


ーーー


「うええんうええん!」

ユグドがいじめられていた。


「やーい悔しかったらかかってこーい!」

意地悪な少年達がユグドを取り囲み弄ってくる。


「こらー弱い者いじめはやめなさい!」

ゾノミが庇いに出る。


「なんだ女のくせに!」

一斉にゾノミの髪を引っ張ったりして襲ってくる少年達。


「女の子に暴力振るうな!!」

そこでユグドが立ち上がりゾノミを助けた。

これがユグドとゾノミの出会いだった。


それから2人は家族同然の仲になった。


そしていつの間にか勇者となり、今クエストをこなしたりモンスターを討伐したりと日々を過ごしている。


そしてそして馬に乗って進むユグドとゾノミは街の人達からも注目を浴びる。


「あの大樹の勇者ユグド様だ!でも大樹と言うには小さいな…」

「体は小さいけど大きなオーラを感じるから大樹様なのよ!」


ユグドは周囲の人達のユグドに対する話声に恥ずかしい気持ちになる。


「恥ずかしい…そもそも大樹の勇者なんてあだ名つけたの誰なんだよ…」


そしてそしてゾノミも街の人達の間で囁かれていた。


「聖なる黒魔術師ゾノミ様よ!カッコいい!!」


「でもここだけの話、彼女は怪しい研究してるって噂よ!そしてそして睨んだ人を石にしちゃうんだとか!」


「それでも良いよ!俺あの蛇みたいな目で睨まれたい睨まれたい♪」


男が惚気るように言うのでゾノミは男を睨んであげた。


カチコチ……。


男の周囲が吹雪に包まれたと思うと男が本当に石になってしまう。


「ゾノミ睨んだら本当に石にしちゃうんだからそう言う癖はやめよう汗」


「睨んでと言ってたから睨んであげただけのぞ…」


素の言葉が出てしまい俯くのぞのぞだった。


そしてそして、馬を駐馬場ちゅうばじょうに動かし、馬から降りる二人。


「お疲れ、俺達が戻って来るまで世話係に世話してもらえ♪」


ユグドとゾノミは馬を労い、馬は待ってるよと言わんばかりに軽く鳴く。


「さあ行こうかゾノミ♪」

「良いわよユグド♪」

そしてそして、二人は王と謁見を交わす。


「勇者ユグドと勇者ゾノミ、遠路はるばるよくこのカスッター城に訪れた!」


王はそう言ってユグドとゾノミと握手を交わす。


「そなた達の腕を見込んで頼みがある、ここから東に進んだ所に廃工場があって、そこに奴隷となる少年少女が連れ込まれて従順にさせるよう肉体改造を施して売っぱらっていると言う噂じゃ」


王からのここだけの話にゾノミとユグドは「酷い話ね…」「うん…」と固唾を飲んだ。


「この世界はコロナとモンスター共の出現で文明が潰えてしまったとはいえ、人身売買は許されない行為じゃ、そこで従事している者達を取り締まって来て欲しい!」


王はそう二人に命じた。


「はいっ!必ずや私達で人身売買を行っている不届き者を取り締まってみせます!」


二人はひざまつき恭しく誓った。


「頼りにしておるぞ!今日は疲れただろう、城でゆっくりすると良い!」


「勇者とは言えこんな旅人にこのようなおもてなし…感謝します!」


そしてそして、二人は城でゆっくりする事になった。

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