8話 報告
はいはい、ステータスのせい、ステータスのせい(思考停止)
とりあえず目の前の地獄絵図をどうにかするために行動しなければ
気絶した二人の盗賊の武装解除が必要だろうとりあえず武器と道具を取り上げて
二人の衣類を脱がせてから縄状にして縛る、武装解除の途中盗賊のポーチが目に入る
これは昨日アンナが言っていた拡張ポーチと言う奴か、これは良いものだ貰っておこう中には少しだが貨幣らしき物もある
これは好都合である
盗賊の武装解除を一通り済ましたあと僕はアンナを起こす
「アンナさんアンナさん起きてください」
アンナさんを起こす起こされたアンナさんは手に持った剣を即座に構え起きる
「はっ!! 盗賊は!? 一体どういう状況だ!? 記憶が……」
若干の混乱があるようなので僕はゆっくりと状況を説明する
「盗賊の無力化が完了しました村へ連れて行きましょう」
しれっと投石でアンナさんごと気絶させた事実を流し提案する
「ああ、そうだな帰ろう村へ帰って翌日にでも村長に報告すればいいだろう」
…
……
………
僕たちは村へ帰ってくる辺りはすっかり日も暮れて歩き通しで疲れた僕はすぐにベットで眠る
翌朝僕たちは村長の家で報告をおこなう
「付近の盗賊は殲滅した、これでしばらくは盗賊に悩まされる心配はないだろう」
私は村長に報告をおこなう
「それと隣に居る彼は盗賊退治に大いに貢献してくれた私の滞在中、彼をこの村へ住まわせてくれないか?」
彼の盗賊退治の協力の見返りの件についても併せて話す
そして村長は答える
「ええ、アンナ殿とサイト殿はこの村の恩人じゃ恩人の願いを断ることなどできんよ」
色よい返事をもらえる
…
……
………
村長の話が終わったあと家の中で僕は考える異世界トリップをした後どう行動すべきか
ようやく生活の基盤を得ることが出来たがリドル村は寂れた寒村だここで骨を埋めるのは生活が苦しいだろう
それにアンナさんが依頼の間滞在する期間だけとの縛りもある
ここはアンナさんについて行き話題に出た交易都市とやらに行くことが重要だろう
幸い盗賊退治により便利なポーチとその中にあった貨幣がある
あとでアンナさんに聞いたが貨幣には金貨、銀貨、銅貨があるそうだ
このポーチに入っていたのは銀貨3枚銅貨10枚であった、それぞれ10枚で上の貨幣一枚分の価値があるようである
とりあえず深くは考えず今はベットで眠ろう
主人公
装備
Eショートソード
E異世界の服
E拡張ポーチ