私の事がスキであろう男が、やたらと子供みたいな告白のしかたで私はドン引きしてしまう!
”私の事がスキであろう男が、やたらと子供みたいな告白の
しかたで私はドン引きしてしまった!“
・・・急に私の前に現れた男性が、やたら大きな声で私に
”どうか! 僕と付き合ってくだちゃい、バブバブ。“
そう言われた私は、”この目の前の男性にドン引き!“
しかも? 職場の後輩の女の子と最寄りの駅でバッタリ会って、
電車を待って居た所にこの男性が現れたのだ!
もうどうしょうもなく私は恥ずかしくなり、その場に居られなくなる。
職場の後輩の女の子と一本遅い電車に乗って会社に向かった。
いつも早い時間に会社には着くので、一本遅い電車に乗っても遅刻には
ならなかったのだが......。
『”・・・先の男性、本当に三崎さんの事が好きなんですかね?“』
『どうかな? でも私は、あの男性のこと全く知らないし、絶対に
あの男性とは付き合いたくない!』
『めちゃめちゃ三崎さん! あの男性にドン引きでしたもんね!』
『そう! それも告白で、”僕と付き合ってくだちゃい、バブバブ“ って
絶対あり得ないでしょ! ふざけてるとしか言いようがないじゃない!』
『確かに、それに女性に告白する格好じゃなかったし......。』
『寝ぐせで上下ジャージだし、足元見た? スリッパだったよ。』
『”あぁ! トイレで履くあのスリッパですよね!“』
『あんな男性! マジでヤバいわ!』
『やばいやばい!』
『”何の話してるんですか?“』
『えぇ!? あ、あのね? 今日の朝の話なんだけど、三崎さんに告白
してきた男の話でね!』
『”もぉ~ネタにしないでよ~!“』
『”当分は、この話で盛り上がると思いますよ。“』
『もぉ~やめて~!』
『でねでね?』
『うんうん!』
*
それから毎日のように私は、朝最寄りの駅でこの男性と
会うようになった。
ただ私に近づいて来る訳でもなく、話しかけてくる訳でもない!
あれっきり、”告白される事もなかった。“
当然! ”危害を加えられていないから警察に通報する訳にもいかず。“
私は毎日、会社に行く朝が憂鬱になっていった。
それと会社の後輩に頼んで、会社通勤で乗る最寄りの駅前で待ち合わせ
をして一緒に会社に行くようにしてもらった。
”一人だと怖くて、仕事に行く勇気がもてないからだ。“
だから後輩の女の子に頼み込んで、朝は一緒に行ってもらうように頼んだの。
『”三崎さん、大丈夫ですか?“』
『・・・あぁ、ううん、』
『そう言えば、三崎さん! 最近元気ないですよね。』
『そりゃ~そうだよ、変な男にずっと付き纏わられて元気な訳ないじゃん!』
『ワタシだったら、仕事行きたくなくなるよな~』
『わたしならもう仕事、辞めてるかも!?』
『まあ、私は大丈夫だよ。』
『無理しないでくださいね!』
『・・・でも? その男性、なんなんですかね?』
『あれ一回で! もう全然、近づいて来ないけど? 遠くからずっと
三崎さんを見てるだけですもんね。』
『そうなんだ~ナニ、その男性!?』
『変な男性過ぎない?』
『”告白も気持ち悪かったし、最悪ですよねぇ~“』
『でも? 別に家の前で待ってるとかないんでしょ?』
『”朝の会社の通勤の最寄りの駅前だけかな。“』
『それって? その男性も近所に住んでるって事じゃないんですか?』
『”どうかな? ワタシ達が駅前で待ち合わせしてる時には、もう既に居ます
もんね、三崎さん!“』
『・・・ううん、』
『何時に駅前に行っても先に居ますよね。』
『えぇ!? 調べたの?』
『”そう調べたんですよ、ワタシが朝どれぐらいからあの男性が居る
のか知りたくて、早め早めに駅前に行ったら? 何時でも居るんです。“』
『それじゃ~いつから居るのか分からないんだ!』
『”そうなんですよ! 怖いですよね!“』
『怖い怖い!』
『”三崎さん目当てのストーカーなんですよね。“』
『”ストーカー?“』
『まあ! 今のところは被害はないけど、何かある前に居なくなってほしい
ですよね。』
『そうだね!』
『本当にわたしだったら、凄く嫌だな~』
『私も嫌だよ!』
『ワタシも関係ないけど嫌です。』
*
・・・でも? それから1ヶ月後。
この男性は、高校生の女の子に痴漢をして警察に捕まった!
それ以来! この男性を駅で見る事はなくなったのだけど。
私もこれで朝の憂鬱が消えた!
”その事があって私は毎日の目覚めがいい!“
今では一人で最寄りの駅で電車を待ち一人で会社まで行けるようになった。
【当たり前にあった私の日常生活が戻ったのだ!】
私が好きでもない変な男性から告白なんてもうされたくない!
ただ、”恐怖“だけを植え付けられただけだった。
モテる事が絶対にいい事ではないし、やっぱり自分が好きな男性に
告白されたい!
そんな人生、早く来ないかな?
最後まで読んでいただいてありがとうございます。




