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第9.5話 生誕日

「ずっと心配してたんだよ!!!!」

「ぶ、ぶみばべんでびば」

「はぁ...全く」


あの後めちゃくちゃサルムとアイリに叱らられた、体が痛い中1日中叱られてた。

ちなみにあれからミロの視線が痛いのだか俺何かしたっけ?




「【火の矢(ファイヤアロー)】...どうだ!!」

「...........」

「村長?」

「...あ、ごめんなさいねまさかもう魔術を使えるなんて...」

「へへっ」


あれから抜け出したあと、やっと抜け出したあと俺はいつもどうり村長に会い、魔術を見せていた。

あと、最後に見た魔術はどうやらミロが使ったらしく、サルムはミロにめちゃくちゃ感謝してた、実際ミロがいなければ俺は死んでいた。


「それじゃあ本格的に魔術を教えることにしましょう!」

「やったー!」

「っと、その前に...出てきなさい子猫ちゃん達」

「「う...」」

「え?」


声の方を見るとそこにはララとリリがいた


「2人とも無事だったんだな!」

「う、うん」

「クロムは無事なの?」

「おう、この通りピンピンよ」

「ミロちゃんが居なかったら貴方死んでたわよ」

「「死ん!?」」

「村長!」


実はあの時の傷はかなり深く、止血しただけではダメだったらしい。

そこで聖女であるミロが治癒魔術で治してくれたと聞いた、それがなかったら死んでいたらしいが。


「言わなくてもいいだろそこは!!」

「でも知らない方が酷ってこともあるわよ」

「うっ...」

「クロム...ごめんなさい!」


ララが深々と頭を下げ、リリは戸惑っているように見えた。


「私が森に行こうなんて言わなかったらクロムは傷つかないで良かったのに...私のせいでクロムを危険にさせて」

「違うの、私が悪いのだから私を叱って」

「ん~でも俺無事だったしなぁ…あ、そうだなんで森に行こうってなったんだ?」

「えっと、その...」

「クロムちゃん」

「??」

「明日は何の日でしょうか?」

「え?......ああ!俺の生誕日か!!」


そうだった明日は俺の4歳の誕生日だった。

ちなみにこの世界では誕生日のことを生誕日と言う特に5年ごとには大きく祝うらしい。


「...じゃあ俺のせいってことか?」

「それは違うよ!!」

「そうだよ、それだけは絶対違う」

「お、おうそうかなら良かった」

「...ねえクロム、魔術...使えるの?」

「あ、見て...た?」

「「うん」」

「..........頼む!!父さんと母さんには言わないでくれ!!」

「え、うんわかった」

「......じゃあその代わりにお願いがあるの」

「な、なんでしょうか?」

「私にも、私たちにも魔術を教えて!!」

「...え、ええぇぇぇぇぇぇ!?」


その後ララとリリ俺と一緒に村長に魔術を教えて貰うことになった。

そして。






「「「「クロム生誕日おめでとう!!!!」」」」

「へへっありがと、みんな」


翌日の我が家では俺の誕生日パーティが開かれていた。

そこには村へ引越してきた全員と村長ララとリリとその両親が来てた。

あるところではパパトークが広がりまたあるところではママトークが広がった。

そして俺はと言うと。


「「クロム生誕日おめでとう!!」」

「ありがと、2人とも」


俺はララとリリと話していた。

正直こういうパーティ的なものはあまり好きじゃない、なので端にいたところララとリリが話しかけてきたのだ。


「じゃあはい!」

「生誕日プレゼント」

「おお!...栞じゃないか!!」


俺はよく本を読むため実はめちゃくちゃ助かるものだった、この栞には真ん中にとても綺麗な花が光を放ち、かなりオシャレな代物になっている


「この花って確か」

「え、知ってるの?」

夜光花(やこうばな)、夜にしか光らない特別なお花」

「へえ~...ん?でも今は昼だけど?」

「ああ、それはね」

「私の魔術のおかげよ!!」

「「「わああああああああ!?」」」

「「「「「村長!?」」」」」

「あら、いいリアクションねぇ」

「なぜここに!?」

「あら、私がここにいちゃ悪いかしら?」

「いや、そういう訳じゃ......」

「ねえ村長、これも魔術なの?」

「ふふっ、そうよ」

「へぇ〜、こんな魔術もあるんだ」

「......さて、サルムちゃん」

「?...はい」

「クロムちゃんに生誕日プレゼントはないのかしら?」

「そう、ですね...」

「この人ずっと悩んでいるんですよ」

「...クロム」

「はい?」

「なにか欲しいものはあるか」


ほしいもの?

ん〜あんま無いな…正直今の生活で満足しているからな。

......あ1つあったわ。


「父さん、俺アデヴァーレに行きたい」














彼女は1人だった

人望も地位も生まれも全て捨てなければならない理由があった

彼女は()を探さなければならないそのために今まで生きてきたのだから


「ここが、アデヴァーレ」


これで___年目

彼女はほとんど諦めていた

なぜならここが最後の希望だからだ

彼女は願う、失ってしまったものを取り戻したい一心で


「貴方は今、どこにいるのでしょうか?」


そして彼女は彼の名前を呼ぶ







「クロム様.........」









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