彼女、大食なり
更新遅れて大変申し訳ございません。
「ここよ。さ、入りましょう」
永琳が案内したのは見た目が少し豪華なレストランだった。
「え、大丈夫なの?」
「お金の心配なんてしなくても良いわよ。あなたらしくないわ逆泣」
「いや、お金んことなら払えなくてもどないやてええやけどさ」
「……やっぱり少しは気を使いなさい」
何の事もなく店内に入ること永琳。それに付いていく椿。あることに心配な逆泣。
逆泣の心配はこのあと的中してしまうだった。
中に入り店員に案内され席に着く三人。永琳は慣れた手つきですぐに店員に注文する
椿は慌ててメニューを取り選んでいく。
「……」
「私はこのペペロンチーノとサラダ、あとコーヒーを一つ」
「じゃあうちは~日替わり定食と紅茶で」
永琳はいつもの注文を。逆泣は適当に頼んだ。
椿は何があるかわからなく悩んでいた。
「……」
「椿さんだっけ。なんでも頼んでいいのよ」
椿の様子を逆泣は察した。そして永琳に告げる。
「永琳~椿は来やはったばっかやからなんがおますんか~わからんと思うわ」
「あら、ごめんなさいね。だったらあとで注文しましょうか?」
「……ホントに」
「ん?」
「ホントになんでも食べていいの?」
永琳は遠慮しているんだろうなと思った。逆泣と違い行儀のいい子だと考え遠慮しなくていいのよ、と伝えた。
「じゃあ」
「このメニューを3週お願いします」
流石に永琳も店員もそれを聞いた隣の客も驚いた。
逆泣は椿の大食いは知っていたがさすがの量に目を開けた。
「えっと……本気?」
「本気」
永琳の質問に即答で答える椿。永琳もならと了承し注文した。
「椿~流石にやりすぎちゃう?」
「平気。このぐらい余裕」
またもや即答で答える椿。永琳は逆泣を引き寄せ小声で相談する。
「逆泣。なんなのよこの子。こんなに食べるのいつも」
「いや~毎度はそない食べる素振りを見せへんからわからんわ~」
逆泣も椿の食事を知っていたが普通の多め程度しか食べなかった。
「お金は心配ないけどびっくりよ」
「うちもびっくりやわ~」
お互いに驚いたことを話、椿とも会話を始めた。
会話をしていると永琳、逆泣の料理が運ばれてきた。
「私のやつまだなの」
「あんだけ頼んだから時間かかるのよ」
「ちびっとくらい待ちよしいよ~」
「わかった。待つ……」
そこで椿からくぅ~とお腹から音が鳴った。
椿は恥ずかしく顔を赤くして伏せた。
永琳も少し分けてあげようとしたらようやく椿の料理が運ばれてきた。
パソコンを新しくしたので(自分用のパソコンをようやく手に入れた)
データの引き継ぎを行ってました。まだ引き継ぎは終わってませんがこちらの更新は行っていきますのでこれからもご愛読お願いします。