表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
東方食道楽  作者: みかん
第一章【最初の軌跡】
21/42

動いた破壊

頑張った・・・

もうすぐで二章に突入です。

あと、二話かな?

「はい、終了。これで葵は生きていけるよ」


「ほんまやね。よ、よかった・・・」


逆泣は、安堵の息を放つ。葵は無事、峠を越えたようだ。


「施術中に気を失ったけど、大丈夫でしょう。でも、翼についての心にケアはよろしくね」


「つぅ!、わかっとるわ。じゃあ、うちの質問を答えてもらおうか」


「まあまあ、そんなカッカしないで桜」


「それや!なんでうちの名前を知ってるんや!」


逆泣の本名、逆泣桜は実は、葵にも椿にも永琳にも、誰にも話したことのないのだ。

それが、目の前の椿に似た何かが知っているのがわからないのだ。


「それについては、できればノーコメントって言いたいとこ。でもこれは、椿も知らないのは本当よ」


「・・・うちは、未だにあんたらんことがイマイチ信用でけへん」


「それで結構。敵って認識じゃなきゃ何でも構わないわ」


猫は話しながら、逆泣の後ろを見る。逆泣も後ろへ振り返る。

そこには、鬼を片手で掴んでいる狼の姿が。


「これ以上、余計な事しでかすでないぞ」


「くっ!なんて力だ。ビクともしねぇ」


狼の周辺は沢山の妖怪の死体が倒れている。

だが、猫の周りには、詳しく言うと半径5m圏内には血の一滴すら落ちていないのだ。

すべて狼がした事。能力を使い、猫たちを守った結果だ。


「しかし、珍妙な能力だ。ここに倒れてある妖怪すべて、お主が作ったものだろう?」


「なんで分かった」


「妖力が少し変だからだ。かなり些細なものだが、椿が食べた事でそれが分かった」


「っち。天狗だって騙せたのによ」


「慢心だな。まあ、私も椿が食べなきゃ分からなかったがな」


狼が足元の死体を踏み砕くと、消えるように地面へ溶け込んでいった。


「【形付ける程度の能力】といったところか。お主、山の霊脈を使ったな?」


鬼が持っている【形付ける程度の能力】

これにより、鬼は霊脈を使い、多くの妖怪を作り上げた。それ作った大群で天狗を脅し、今回の事を起こしたのだ。


「これはお前一人でやったことか?」


「違う。門を壊し、天狗や作った妖怪何かが人間をほどよく疲れさせたところで他の鬼たちが攻める手はずだった」


「鬼にしては珍しい戦法だな。正面から攻めることは鬼の美学じゃないのか?」


「そうだろうな。だが人間がいなくなることは妖怪の消滅を意味する。まあ、いなくなっても生きていける者はいるだろうが、それは力がある者だけだ。それ以外の妖怪は消える。だからこそ俺は仕掛けた」


「あんた、鬼らしくないね。嘘を言うなんて」


狼は気づいていた。鬼は嘘を言っており、またそれが自分の仲間に行っていることを。


「・・・・・・だろうな。嘘が嫌いな鬼らしくないよな。確かに仲間には嘘を言った。俺は鬼の仲間より他の妖怪が心配なんだ。無謀でも、何かしないといけないって思ってやってみたらこのザマだ。さあ、この惨めな鬼の首を切ってくれ」


自ら死を望む鬼、狼は静かに見つめた。

そんな時、声を上げながら、飛んでくるものがいた。


「狼~大変だ!」


「どうした鷹に海豚。そんなに慌てて。」


「あら、どうしたの鷹ちゃんに海豚ちゃん。一緒なのね」


「お~狼ぃ~。そのおっきいぃの、食べていい?」


続けて狐、鼠も帰ってきた。


「おい狐。私を置いていくんじゃないわよ」


遅れながらも蛇も帰ってきた。


「皆、集まったか。それで海豚どうしたんだ?」


「人間がとんでもない置き土産を置いて行きやがったんだ」


「何を置いて行ったのよ」


「とにかく、椿のもとへ!」


海豚は皆を急かしながら、進んでいった。


「何があったんだ?」


その意味を狼たちはすぐに知った。

特になしってことで

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ