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東方食道楽  作者: みかん
第一章【最初の軌跡】
18/42

人格の差異

台風が通り過ぎましたね。

気がつくと取りすぎているからわからないもんですね。

葵の叫び声が響く中

妖怪の対処をしていた椿たちが動きを止める。


「あらら、猫が始めたわね。それにしても、葵の叫び声って可愛いわね~。ゾクゾクしちゃうわ」


この椿は、身体の所々に鱗が付いており、下半身が蛇の身体をしており、まるでラミアのような体をしていた。


通称:蛇 能力:毒を操る程度の能力


「まあ、猫ちゃんは一番私つばきに近いのだのも。どうやっても助けるでしょう。私たちは私たちの仕事をしましょう」


こちらの椿は、頭に金色の耳。後ろに九本の尾。まさしく九尾の狐そのものの姿をしていた。


通称:狐 能力:呪術扱う程度の能力


「ってアレ?鼠は何処へ?」


「あっちにいるわ。ほら、鼠ちゃん沢山湧いてるわよ」


「あらら、ホント。鼠ー。少し自重しなさいよ」


「「「えーなんでさぁー。お腹すいてるのにぃー」」」


同時に返事を返したのは、頭にピョコピョコ動いている耳がついた椿だった。

不満そうな顔をしながら、口元を拭き、周りの食べ残しを踏みつけながら近づいてきた。


通称:鼠 能力:増える程度の能力


「相変わらずの食欲だね~鼠は。ほれ、これ喰う?まだ生きている天狗」


「「「うおぉー!ありがとぅー!海豚ぁー」」」


「いいのさ。これであたしは寝ていられるからね~」


「まだ働きなさい。飛べるの、あなただけなんですから」


「うげー。働きたくないに~」


動きたがらないこの椿は、下半身がイルカ、人魚のような姿だった。


通称:海豚イルカ 能力:泳ぐ程度の能力


様々な姿、様々な能力、様々な人格。

同じようで別人の彼女ら。

どのような存在なのか、それは椿しか分からないだろう。


「あとどれだけ、倒せばいいのさ~」


「確かにね。四人でかなりの数を殺っているけど、まだいるのかしら」


「少しばかり、多すぎかもしれないわね」


いくら殺せど、終わりが見えてこないため、違和感を感じている彼女達。


「この首謀者はどこにいるのかしらね?」


「確か、鬼だったかな」


蛇と狐は、鬼退治をするつもりのようだった。

そのすぐ近くでは、海豚が連れてきた天狗が、鼠によって食い散らかっていた。


「「「ごちそうさまぁー」」」


「ちゃんと口元拭きなさいよ」


「「「わかっているよぉー」」」


海豚が、鼠に注意する。

周りが血だらけでなければ、微笑ましい絵になっていただろう。


「さて、休憩は終わり。そろそろ、本格的に殲滅するわよ」


「既に逃げている奴は、鼠に任せましょうか?」


「いや、それはほっとく。狐、結界を張ってくれ」


「りょうか~い」


蛇に言われ、狐は結界を張った。

それは、とても小さく、葵と逆泣、そして椿を包むモノだった。


「これで、安全確保かな」


「じゃあ、始めましょうか」


「「「はーい」」」


「めんどいけど、やりますよ」


蛇も、狐も、鼠も、海豚も、全員、顔に笑みを浮かべこう述べた。



いただきます  と

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