人は動く、猫も動く
とある施設。ここでは月に行く人間が議論しあい、計画を進めていた。
今日、ここに人は集められた。
理由は、妖怪の不自然な集まりを見つけたからだ。
「今のうちに旅立つべきです!いつ妖怪が攻めてくるかわからないなら、すぐに向かうべきです!」
「だが、それが奴らの目的だったらどうする!下手に飛び、狙われたらそこで終わるかもしれないだぞ!」
「なら、妖怪を殲滅したらどうですか?奴らは銃の脅威をまるでわかってない。なら殲滅も可能なはずだ」
「それが出来るならもう行っている!奴らは理解していないからこそ怯えないのだ!」
あっちこっち意見が出てきて一向に会議が進まない。そんな時、警備兵からの報告が入ってきた。
「報告します。東門に妖怪が一匹現れました」
室内に動揺が走る。たった今、その話をしていたからだ。
「わざわざ報告してきてもらったが、早くそいつを始末しろ」
少しは方針が決まる。そう思い報告者を返そうとするが
「いえ、まだ報告はあります。なんでもその妖怪は今日中に月に向かわないと妖怪たちがせめて来ると行っていたそうですが」
今度は緊張が走る。もしその報告が本当ならば、妖怪が集まっていることの理由になるからだ。
「至急、八意様にロケットの準備を今から開始すると報告しろ!」
「は!」
人里:東門前
「・・・・・・」
「・・・・・・」
椿と警備兵達は一切喋らず、また動かずにいた。
そんな中、警備兵に通信が入る。
「は!・・・はい!・・・え?・・・はい!・・・了解しました!」
「どうした」
「妖怪がここにせめて来るというのは本当のようだ」
「何!?」
「ではこいつは本当のことを伝えに?」
警備兵たちが椿への警戒を解き、話し合いを始めた。
上の命令で、ここに他の兵を集め、妖怪に備えるそうだ。他の門は完全に封鎖。
ロケットの準備、住民の避難、それぞれが終わるまで兵達はここで妖怪を食い止めるというもの。
無論、ほとんどの兵は助かるか、わからない。
ただ時間を稼ぐことを徹底しても、多くの犠牲は出るだろう。
それでも、逃げることはできない。
愛する家族など守るべきものがいるのだ。
逃げ出すわけにはいかない。
覚悟決めつ兵たち。そんな中
「ねえ、私も手伝おうか?」
人里:八意宅
「了解です。では至急そちらに向かいます」
通信を着る永琳。現状を聞いて急いで身支度をする。
「まさか、こんなに早いなんて。こんな別れの仕方は嫌だわ」
今日、出来たばかりの友人の顔を思い浮かべる永琳。
人懐っこく、妖怪らしさを感じさせない友人。
食欲だけは妖怪以上ではないかと思っている。
そんな時、お客が現れた。
「間に合ったか?おおきにな葵」
「このくらいお安い御用です。というよりなんで人里に」
現れたのはもうひとりの友人、逆泣と、永琳とは初対面の葵だった。
長期休みが終わり、学校が始まるとなかなか、執筆する時間が作れない。
スマホで書こうとすると永琳の琳の部分が変換できないの。
それをどうにかできれば投稿ペースは上がるよね?




