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美貴の大空  作者: j
Aパート
3/22

珊瑚海

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――現在地 珊瑚海 大日本帝国軍交戦中

雲が埋め付くされて光が射して来ない・・。

友軍の機動部隊を後方より援護するよう命じられたが、遅れを取っているため支援は不可能。

だが米軍機動部隊の背後に回り爆撃隊と戦闘機隊を短時間で大きな損害を与える事は可能だ。


<<米軍空母レキシトン、九九艦爆の爆弾命中し炎上。ヨークタウンより機動部隊緊急発進>>

無線機から女性の声で私に報告。

すぐに機体を斜めに急降下しこちらに気づかない爆撃隊の背後へ向かう。

SBDが編隊を組み、TBDは超低空で編隊飛行・・。護衛はF4F計10機

丁度こちらに気づいた様子で1機のF4Fが上昇する。

零戦に立ち向かうとは良い度胸だ。


「本隊、私以外の機は散開し海軍を援護、敵機を撃墜せよ」

後ろを振り向き他の機が蜘蛛の子を散らすように散開し、F4Fとすれ違い操縦桿を下へ振り視界から離れないようにF4Fに目をつけた。


胴体の日の丸は約5個・・5機撃墜し、私は8機。

早速光学照準機に目標のF4Fが自ら入り、機首から7.7mm機銃の閃光を炸裂させると機体を斜めのすべて回避。

弄ぶかのようにわざわざ私の愛機の隣に入ってきてニッコリ笑い手を降って来た。


そして拳を私に見せ、親指をピンと立てたまま下の方に向けた。

堕ちろ、または死ねと言う指言葉(ハンドサイン)

噂に聞いていた地獄猫(ヘルキャット)だ。

勿論相手も私が海鷲と言う事を知っていて1対1で挑もうとするのだろう。


少し腹は立ったが大きく頷きそのまま操縦桿を振り上げ大きく高度が低下。

体の負担は大きい・・。

まず一旦相手に後ろを取らせて上げて自慢の機動力で後ろを付き正確に20mmを放ち海軍の援護へ向かう・・。


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