第20話
第20話 : Let's go to the beach! :
メイドandお嬢様:
(?!メイコが、早起き?!)
(今朝7時よ(ですよ)?!)
お嬢様:お、おはよう…?
メイコ:どう…しました?早起きした…だけで…そんなに…驚かれちゃうん…ですか…
お嬢様:いや、メイコがいつも起きるの昼ぐらいだから…
メイコ:その…今日はなんだか…寝起きが…良くて…二度寝の気分…でも無かったので
メイド:でもメイコさんが早く起きたので
今日二人に伝え忘れていたことが伝えられますね
お嬢様:?何が?
メイド:今日は、海に行きます!!!
お嬢様andメイコ:──え?
お嬢様:ちょ?!なんで昨日言わなかったのよ!準備とか色々あるでしょ?!
メイド:まぁまぁ、今の時間は朝7時ですよ、時間はたっぷりあります。
水着を買いに行ったり、水鉄砲買ったり
お嬢様:水鉄砲いるの…
メイド:まぁ、とりあえず水着以外は既に用意してあるので
お嬢様:だからなんでいつもこんなに用意周到なのよ?!
メイド:そりゃ、私ですから。
お嬢様:…
メイド:外にはパラソルとかもありますよ?
お嬢様:そういうことじゃなくてね…
~それから数時間 各々は朝食やシャワー等を終え 出発の最終準備を始めた~
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お嬢様:えっと…日焼け止めと…絆創膏と…えっと、えっと…(スマホポチポチ)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
メイコ:…とりあえず何か羽織れる物を…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
メイド:サングラス、水着、財布、スマホ、浮き輪……よし、全部ありますね!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜数分後〜(午前9時半)〜
メイド:お2人とも、忘れ物はないですね?
お嬢様:準備万端!!
メイコ:問題…なし…です…!
メイド:では、いざ海へ!の前に、2人の水着を買いに!レッツゴー!です!
〜ブァァァァァァァンバァァァァァァァアァァァァア〜
〜相変わらずメイドは道なき道を突き進んでいった〜
お嬢様:うあぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!
速い!速いってばぁぁぁぁあ!!
というか!山道からどうやって服屋まで行くのよぉおおお!
メイド:勘ですお嬢様!!!!
メイコ:うぅ……揺れ…る…うっ…酔う……
メイド:安全運転で行きますから!しっかり何処かにつかまっててください!!
お嬢様:もう既に安全運転じゃないってばぁぁぁぁあ!
〜数分後、何事もなかったように服屋に到着した。〜
お嬢様:ふぅ…よかった…生きてた…
メイコ:うぅ 少し…酔って…しまいました…
メイド:酔い止め薬いります?
お嬢様:いやいや、薬を他人にあげちゃいけないわよね…
〜そんな感じの会話を続けたあと、三人は服屋へと入って行った〜
〜いらっしゃいませ〜
メイド:えっと…水着のコーナーは…
─あそこですね
〜スタ、スタ、スタ、スタ、スタ、スタ、〜
お嬢様:うわぁ!なにこれかわいい!
〜お嬢様は白いフリル付きのスク水のような水着を手に取った〜
メイド:よく似合うと思いますよ
それにします?
お嬢様:うん!
あれ、メイコは…?
〜 一方メイコは 〜
メイコ:……フード付きの…タオルみたいな………あ、ありますね、あとは普通の水着と…
〜単独行動で水着を選んでいた〜
メイド:まぁ、このお店もそう広くないので、すぐ見つかりますよ
お嬢様:そう…よね、
〜しばらく2人はその他の買い物をした〜
〜そしてメイコは〜
メイコ:あ…あれ……お嬢様、メイドさん…
どこへ………?
〜その後無事にメイコは見つかった〜
〜3人とも会計を済ませ、あとは海に向かうだけである〜
メイド:よし!あとは海に向かうだけですね!
お嬢様:海ぃー!ほら、メイコも!
メイコ:う、海ー…!
~キュイキキキキブォオオン、ブァァアンブァアンバァァァア!~
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜海、到着!〜
お嬢様:着いたぁぁぁあ!
って、誰も人いないわよ…ここ、車もないし、自転車とかも無いし、
〜海岸の店から男性が出てきた〜
管理人のおじちゃん(ここから先の呼び名は管理人):やぁやぁ、君たちが予約取ってた子たちか?
メイド:はい、3人で予約取ってたメイドです
管理人:あぁ、わかった、じゃあ今日は平日で誰も予約入ってないし誰もいないから!存分に楽しんできな!
メイド:ありがとうございます!
では行きましょうお二人方、
〜スタ、スタ、スタ、スタ、ザッ、ザッ、ザッ、ザッ、〜
メイド:えっと、更衣室は……あ、ありましたね、
では各自着替えてきてください、私はすぐ着替えられるので、砂浜で待っています。
お嬢様:わかったわ!
メイコ:わ、わかり…ました、
〜各々は水着に着替え始め、数十秒という時間でメイドが着替え終わった〜
お嬢様:ちょっと早くない?!
〜更衣室から叫んだ〜
〜ザッ!ザッ!ザッ!ザッ!〜
〜メイドは砂浜に走っていった〜
お嬢様:一番楽しみにしてたのメイドよね絶対…
〜数分後、各自は更衣を終え砂浜へ向った〜
メイド:遅いですよ2人とも、
〜メイドの近くには「The海セット!」と言わんばかりのセット
(浮き輪、バケツ、スコップ、クーラーボックスなど)がパラソルの下に用意されていた〜
メイド:2人は何か持ってきてます?
お嬢様:えっと、A○UA(日焼け止め)とか………
メイド:よし、とりあえずいいですね、
では少し待っててください、こういう時のために取っておいた免許があるんです!
〜メイドが管理人の店へダッシュした〜
お嬢様:ちょっ、今日のメイドなんか早くない?!
〜数分後〜
〜ヴァァァアアンンッ!!!〜
〜遠くから何かが水しぶきを立てながら近づいてきた〜
お嬢様:うわぁぁぁあ?!何あれ?!サメ?!
メイコ:こんな浅瀬に…サメが…居るはず…無いですよ…
メイド:お嬢様ー!
お嬢様:メイドオォ…?!
~メイドはジェットスキーに乗っていた~
お嬢様:ちょっと、どうしたのよそれ?!
メイド:管理人さんから借りてきました、
誰もいないし無料だって、
〜ほわほわほわほわ〜(回想)〜
管理人:お、どうしたんだ?
メイド:確かここってジェットスキーの貸し出しやってましたよね…?
管理人:あぁ、やってるぞ、借りたいのか?
メイド:はい、あ、料金は─
修理屋:そんなんいらねぇよ、誰もいねぇんだから、今日は無料でいいよ!
メイド:いいんですか?!ありがとうございます!
〜〜ほわほわほわほわ〜(回想終了)〜
お嬢様:随分余裕があるのね、
ところでそれ、結構大きいけど何人乗り?
メイド:3人乗りです。
お嬢様3人?
それにしては座るところが2つしか…
メイド:3人目は後ろの平たい部分に乗るんですよ。
お嬢様:大丈夫なのこれ、足巻き込まれたりしない?
メイド:大丈夫ですよ、そんな危険なものなら貸し出しませんよ、
お嬢様:そ、そようよね!大丈夫…よね?!
第20.5へ続く To be continued…