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ミト

今回はかなり短めです、ミト視点を並行させるのはタイミングが難しいですね(;・(エ)・´)ゴクリンコ



【ミト】


こちらへ来てから、暫くたったが…この世界は最高だった!!!


ご主人様を独占出来るこの環境は、正にミトの望んだ世界であった

朝、起きてから…寝る時も、常に一緒に過ごしている

着替えのお世話も、ご飯のお世話も全て私が独占なのだ!


僕のミト、ミトに側にいて欲しい

不意にそう言うご主人様の発言は、私の身体をいつも揺さぶる…

表に見せない様にしてはいるが、、無性にご主人様に構って欲しくなる、、

命令されたい! 厳しくされたい! そんな想いが湧き上がる


ご主人様は、必要以上に決して私に触れようとはして来ない

最初は酷く落ち込んだが、私を女性として扱っているのだと気付いてからは

それも嬉しくなった、、ただ触れては欲しい…


レベルが上がってきたせいか、効率良く運動しているからなのか

以前よりも女性らしい身体付きになったと自分でも感じている

以前の私なら、任務の邪魔にしか思えなかったが、、、

今はそんな身体も気に入っている 

ご主人様以外に見られると、寒気や殺意しか湧かないので、

ご主人様にお願いして、最近は偽装で肉体も誤魔化して貰っている

本当の私を見せるのはご主人様だけで良い


ベッドを買ってからは、一緒に寝る様になったので

護衛のためと言って、ご主人様の前で着替える様にした

ご主人様は後ろを向いて、見ない様にしてくれるのだが、、

振り返って見て欲しい、コッソリ覗き見して欲しい! ドキドキが止まらない!

ただ、私の思いは、、、今日も届かなかった、、、


ベッドはなし崩し的に一緒になれたのだが…

お風呂は、まだ一緒には入れていない、、、うぬぬぬぬぬ

温泉?と言うのが入れる様になったので

これをきっかけに、素知らぬフリをして今後は一緒に入るつもりだ

護衛のためと言えば、認めて下さるだろう、、うん、そうしよう!


ご主人様には私の全てを見て欲しい…

あの日感じたドキドキを、もう抑えられそうに無かった


そんなミトにも気がかりは幾つもあった

ギルド職員や、冒険者達のニーノを見る目が最近変わりつつ有る


今でも銀髪の悪魔と呼ばれている様なのだが…

私が気を抜くと、直ぐにご主人様に声を掛けようとする者が増えてきた


ご主人様は尊い方なので、それは仕方ない事なのだが…

子供に対する視線ではなく、女性の視線を発する者が多くなってきている

私が視線を合わせると、大抵は去って行くのだが、、、


エリカだ


あの日から、二日に一度は家に訪ねてくる様になった

料理の話や地方の話、ご主人様の興味を引きそうな話題をいつもするのだ

たまに土産を持って夕食時にもやってくる様になった

そのエリカにも視線を送るのだが、全く動じない……

それどころか微笑んできたりするので、調子が狂う、、


本来なら、追い出すべきだと思うのだけれど…

エリカのご主人様に対する視線は、女性の視線だけでは無いのだ、、

何処か自分と似た、何とも言えない雰囲気をいつも放っている


この女からは何かを感じる、やはり要注意だ!!


『私だけのご主人様であって欲しい…』


そう思いながら…今夜もベッドの中で、ご主人様をそっと抱きしめた

ご主人様の頭をそっと胸に引き寄せ…

ゆっくりと髪に顔を埋めて、その香りを確かめると安心して眠った



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