日常とお風呂
あれから二週間ほどたった、、、
僕達は一日のスケジュールを決めていた
朝から昼過ぎまでは、基本ダンジョンでレベル上げ
昼過ぎ以降は買い物や食事のストック、錬金や魔法の研究
夜は寝る前に時間が有れば、更にレベル上げ
そして、たまに休日を作って、自由行動とした
今後は畑や、家畜…主に鶏や牛が欲しいので時間が取れるのか思案中
お風呂は、あれから幾つか作ったけど
取り敢えず大きめのが広くて良かったので、コレを採用してる
広いせいで、ミトが一緒に入ろうとするのが難点なんだけど…
水もアイテム保存出来るみたいだから、今度大量に保存しときたいなぁ
お風呂は暫くして、不都合が出たらまた作るだけだね
どうせ錬金は訓練したいからさ 魔道具製作は今後の目標だ
レベルは順調に上がりもう直ぐレベル100、取り敢えずの目標に到達する
ギルドには順調に魔石やアイテム、宝石などを売却してるので
資金もかなりの額になった
宝箱からも順調に装備が出ているので、こちらもかなり溜まっている
運が上がって来たせいか、今では宝箱自体が結構出る様になっている
ガチャ感覚になってきてるので、
シリーズをコンプリートするまで、ボスは固定する事も多くなったが…
『さて、今日もレベル上げだな 昨日変えた41階の様子も確認だね』
『移動時間が掛からないのは、やはり便利ですね、流石、ご主人様!』
41階は毎日フル稼働していた
今は魔法主体の敵に設定してある、多少リポップが遅い気もしたが
このまま調整すれば良さそうだ
ミトは両手に短剣、僕は主に片手剣でスピード重視の戦いをしている
防御も大事では有るけど、そもそも当たらなければ良い
ヒットアンドアウェイ、、今は一撃よりも戦闘を数多くこなす
魔石もアイテムも出てるし、また暫くはこの感じで問題無さそうだね
流石に格上相手のボスだと全力が必要なので、魔法も使う
僕達は予定通り、昼過ぎまでレベル上げを楽しんだ
『今日もレベルが上がったなぁ、色々と面白そうな装備も出たし
もう少し調整の必要は有るけど、暫くはこれで良さそうかな?』
『はい、ご主人様! ボスが格上なのは緊張感も有って良いですね
私も前衛としてかなり訓練が積めています』
『あぁ、その事なんだけど ミトは後援も出来るから
暫くしたら交代で、それに慣れたら二人でスイッチしながら戦闘もするよ
僕も前衛の能力は上げておきたいからね』
『分かりました、ご主人様!』
『後は、もう一人か二人は仲間が欲しいなぁ
僕の新たなスキル、経験値アップ…レベルが上がりやすくなる能力なんだけど
これって、パーティでも上がる仕組みなんだ、二人だけだと勿体無いかもなぁ…』
『確かに、あれから結構レベルアップしたと思います
ご主人様に、何方か心当たりがありますか?』
『嫌、全く無い、、、信頼出来ない相手とパーティは組めないしな
今はミトがいるけど、僕の護衛を一人でずっとはブラック過ぎるよ
ミトも休めないとこの先は厳しいよなぁ、と思ってね』
『それで有れば、焦らなくても良いかと思います!
私はご主人様に尽くしたいのです、ですから気を使わないで下さい
…寂しい気持ちになってしまいます』
『あ、ごめんね、、ミトがダメとかじゃ全く無いからね!
そう言う意味じゃないんだ、ミトにはずっと側にいて欲しい、これからも
でも、無理はさせたく無いんだ、大事なミトだからさ』
『勿体無いです、ご主人様! この先も一生お側で尽くします』
『ありがとう、ミト 使用人を考えてたんだけど
仲間が増えても良いのかもなぁ…少し考えてみるよ
暫くはミトに頼る事になるけど、よろしくね』
『ご主人様、ありがとうございます
いつもお優しくて、本当にご主人様に出会えて幸せです
ご主人様は私に命令すれば良いのです、私はそれが凄く嬉しいのですから
ただ…たまには厳しくして下さいね』
『僕こそ、ありがとうミト
こんな僕でも付いて来てくれて、本当に感謝してるんだ
これからも、ずっと僕のミトでいてね』
僕達はお昼ご飯をマスタールームで食べながらそんな話をしていた
僕が一人で出来る事なんて、たかがしれている
ミトが一緒にここへ転移してくれて本当に良かった
うん、今後も仲間は大事にしたい
ただ…たまに厳しくって、何だろう???
既にずっと僕の護衛で、十分厳しい環境な気もするんだけどなぁ…
ギルドで魔石や素材の換金をしてる際に、ある事を聞いた
普通は家を建てる際に井戸を掘る、、当たり前だウチにも有る
水が無いと生活出来ないからなぁ…
僕が聞いたのは、それとは少し別の話
僕が住んでるあの辺りは、井戸を掘った時に水以外の物も出たらしい
匂いのする液体や、黒い液体だったそうだ
もちろん、水が欲しかったのに出なかったと言って、今は埋めてしまったらしい
『ここを少し掘ってみようと思うんだ』
『家の裏を、ですか?ご主人様、、』
『うん、僕の予想が当たってたら、面白い事が出来そうだからね』
そう言って、魔力感知や気配感知を発動してみたが…イマイチ掴みきれない
ただ土魔法と錬金魔法で、この辺一体の地中に、大きな何かがある事は分かった
『試しに掘ってみるか』
僕はそう言って
土魔法と錬金魔法を併用して井戸を作りながら、地中へと掘り下げて行った
途中、硬い岩盤層に当たったが、、ゆっくり掘り下げると…
突然、水が噴き出した、、、辺りに独特の匂いを放つ…
『ふふふふふふ、はははははは、やったよ、ミト!!』
『ご、ご主人様???、一体この匂いは…』
僕は溢れて来る水を、アイテムへ収納している
その間に水の成分について鑑定で調べていた
うん、うん、…人体に害は無さそうだな、、、やはり温泉だった
『この水は温泉と言って、お風呂や料理などにも使える有用な水なんだよ
飲んでも効果は有りそうだね、、うん、、大丈夫そうだ』
『この匂いで、、飲めるのですか??!!』
『ほら、薬みたいな感じかな、そういうのが含まれてる水なんだよ』
『そんな水が有るんですね…初めて知りました、流石!ご主人様です』
僕は井戸に蓋を付けて、今は溢れない様にしていた
多分、、かなりの量が有るから自宅で温泉だけじゃ勿体無いかな…
作物によっては地熱を利用も出来そうだし、色々と考えてみるかなぁ
そんな事を考えながら、家に配管を錬金しながら井戸へと繋いだ
もちろん、バルブは作っておいたよ
『今夜から、いつでも好きにお風呂に入れる様になるよ、ミト
あぁ、後ねこの温泉は入ると、それだけで徐々に綺麗になるんだ』
『それは素晴らしいです!ご主人様!』
その日から僕達は毎日、好きな時間に好きなだけ
お風呂を利用出来る様になった
予想以上にミトが喜んでくれたので作ってよかったな
次の計画は準備が必要だから、早めに構想はまとめておこう…
夜寝る前にミトと一緒にベッドへ入って、アレコレと話をしてから眠った




