買い物と希望
『これで、家でもダンジョンでも暖かい料理が食べれるね』
『はい、ご主人様! 料理も頑張りますので期待してて下さい』
その後で、道具屋へ行って大量の大鍋を有るだけ買った
大量に作って鍋ごと保存しとけば、いつでも食べられる
アイテム保存だと無制限で時間経過もしないから劣化もしない、最高だな!
炒める用に少し浅めの鍋も幾つか買っておく
食器も二人だが、多めに買っておいた
フライパンみたいなのは無かったので、これは特注で依頼しておいた
『後は食料だね、屋台の料理やパンも大量に買っといても良い
ただ、調味料は欲しい…んだよなぁ』
『調味料、ですか?』
『そう! 前の世界では味は塩のみだったよね?
こっちでは、屋台でも多少は調味料が使われてたから
この世界では有ると思うんだよなぁ』
『あぁ、あの美味しい肉串とかスープですね!』
『そう! あれは僕の世界で食べた味に似てるんだよ』
醤油か味噌だと思うんだよなぁ…お店で聞いたが、教えてくれ無かった
食材の買い出しもあるし、食料品店を幾つも回る
『食材は手に入ったけど、調味料は見かけ無いねぇ、砂糖も無かったし…』
『えぇ、ハチミツや特にお砂糖は高価ですし、貴族用ですね』
異世界転移組は何をしてるんだ! 料理は基本じゃ無いか!
この街に無いだけかも知れないが…最悪自作も視野に入れるか
と、思ったがそう言えば まだ行ってない場所が有る
…商業ギルドだ!! 商売はしないつもりだが、、情報は入るかもだ
『商業ギルドへも行ってみよう!』
そう考えてから、冒険者ギルドの受付を目指した
『ナオミさん、商業ギルドでの伝手って有りませんか?
輸入してる食料品とか珍しい食料品を探してるんです
美味しいご飯を食べたいんですよ!、僕』
『商業ギルドでは有りませんが所属してる、貿易商の知り合いはいますよ
お店も出してるので、私の名前を出せば話は聞いてくれると思います
名前はワカマツです、私の実家なんですよ
後で紹介状を書いておきますから、明日にでもお渡ししますね』
『ワカマツですね、分かりました
紹介状まで、、凄く助かります!! 明日で大丈夫ですので、是非お願いします』
『ウフフ、年相応な…そんな顔もするんですね、凄く可愛いです!!
初対面のイメージが…アレだったので、、私も少し誤解してました
ニーノ君は、その方が良いとお姉さんは思いますよ』
『ありがとうございます、大人の人達と過ごす事が多かったので…』
『話し方や振る舞いで大体分かります、品が有りますし貴族の方ですよね?
あぁ、誰にも言いませんので安心して下さいね、詮索もしませんので』
ナオミさんは、僕に顔を寄せてから小声で話し、ニッコリ微笑んだ
ここでは貴族では無いけど、、普通の子供とは違うのでこのままでも良いのかな??
『詮索しないで頂けると、非常に助かります
初日から迷惑を掛けましたが、自分達から暴れるつもりは全くありません
うちのミトに色目を使ったので、少し…我慢が出来なかっただけなんですよ
何度も絡まれても面倒なので、心を折っておこうかと…
ただ、少しだけやり過ぎたかも知れませんね、すみませんでした』
そう言って頭を下げた
ナオミさんとの会話が聞こえてたのか、、僕の食いしん坊ぶりのせいか…
受付にいたお姉さん達や職員の方々が、微笑ましく僕達を見ていた
初日にシモンとの事があったので、みんなに警戒されてたのかも
お約束とはいえ、もう少し考えるべきだったかなぁ…
その後、ギルドを後にした
『日暮れ迄にはまだ少し時間が有るけど…少しマスタールームに寄っても良いかな?
僕達専用のフロアを設定だけしておきたいんだよね』
『ボスがデススパイダーのみですからね、他の魔物とも戦えると良いですね
ご主人様のお話ですと、相手の強さを変えれるみたいですので
フロアの魔物ももう少し強くて、バリエーションが有っても良いかも知れません』
『そうだね、実戦形式で経験は積みたいよなぁ
ただ、二人だからね、せめて相手の数は調整したいかな、、
僕のスキルで面白いのを付けたので、今後は更にレベルアップは早くなるよ』
僕達はマスタールームへ転移した
僕はある程度考えていた内容で41階を作成し、ボスはランダムに設定した
あくまで訓練とレベルアップ目的なので、死んだら困るよね
流石に直ぐにフロアは出来る様では無いので、稼働は明日以降になる
フロアに出る経験用の魔物は、リポップも含めて効率の良い魔物に設定しておいた
これで、後は実際に戦闘して、調整していくしか無いなぁ
『まだ装備は出ると思うから、デススパイダーと何回かやってから戻ろうか』
僕達は今日もデススパイダー周回をしてから家に帰った




