家を買う
ジョーさんとは、この後は少し打ち解けて
魔法の鞄や収納魔法についても確認し、家の購入などの話も聞いた
マジックバックはあるらしい、相当高価なので普通はドロップ狙いだそうだ
収納魔法は魔力量に比例するので、大量で無ければおかしくないみたいだ
僕達はダンジョン制覇してるので、怪しまれそうでは無さそうかな
家の購入はギルドでも格安で斡旋しているらしい
優秀な冒険者が街に定住するように誘致もしてるそうだ
僕達はまだ無名なので、知られていない今のうちに抑えておきたいのだろう
最大限で割引するとの事で、この後で幾つか見せて貰う
先程の明細だと、一日で白金貨三十枚は手に入るぐらいかなぁ
あれ、、、、一日で三十億か!! マジか!!
以前、初めてギルドで会った受付嬢が屋敷の案内人だった
『私の名前はナオミです
お二人のギルド担当になりました、よろしくお願いします』
僕達は挨拶も手短に早速物件巡りを開始した
希望では郊外の、のんびりしたところが良かったんだが
ギルドでは街中に住んで欲しいみたいだ…
雑談をしながら、何軒か見て回るが、、決め手に欠けた
『ここ、良い家ですね!』
『元々はかなり手広くやってた、農家の方だったんですが
年齢が高くなって来て、現在は街の中へ引っ越されています
畑や牧場はそのままですから、少し手を入れたら使えますね
希望者は多かったんですが、金額的に厳しいらしくて…』
郊外の家は大きめで庭もあって、理想に近い!
庭で色々と実験もしたいし、隣の家までも相当離れてる
裏手が牧場だった様で、家畜小屋なんかもあった…異世界を色々と満喫出来そうだな
家具付きだし…ここにする事にした
早速、ギルドへ戻って契約を行う事にする
『ではナオミさん、手持ちの魔石やアイテムを出しますね
これで支払えれば良いのですが…』
僕はアイテムから200個程の魔石を取り出して、
数名でざっと鑑定して貰う…支払いに十分足りるとの事で
契約書を交わして、あの家は僕達の物になった
早速、二人で家に向かう
『今日から、僕達の家だよミト 楽しく過ごそうね』
『はい、ご主人様! 良い家ですよね 今後が楽しみです』
『僕は少し作業があるから、ミトは休んでて良いよ』
庭でこれから大事な作業だ、お風呂のために家を買った様なもの
僕は浴槽をイメージして土魔法や錬金魔法を発動し、魔力を込めて幾つか固めた
それに小型のファイヤーストームを発動し焼き締めていく…
何度か試して温度も変えてみる、20回を超えた辺りで何とか形になった
試しに水魔法と火魔法の併用で温水に変え、お湯を張って経過観察中
この倍ぐらいの大きさでも試作してみる…こちらも経過を確認する
後はグラスファイバーをイメージして同じ様に作って、これも確認だなぁ
錬金魔法で更に触媒などが有れば、もっと簡単に作れるのかもなぁ…
水漏れなどの確認を待ってる間に
ベッドなどの予定していた物を街で買う事にした
『ミトは希望とかある? 固いとか柔らかいとか好みもあるもんね』
『私はご主人様が、気に入れば大丈夫です
ただ一緒に眠りますので、大きめの方が良さそうですね』
え?! 今サラっと言ったよね??
『い、一緒に寝るの? 僕と?』
『はい、ご主人様!
あの大きさの家で別々の部屋ですと、何かあってもご主人様を守れませんので』
『同じ部屋に、ベッド二つを置けなくも無いよ!』
『護衛は私だけになりましたので、万全の体制で臨みます!!』
ん……このパターンは絶対にミトが譲らないパターンだ…
まぁ、確かに護衛は一人しかいないんだけど…
これだと僕が安眠出来るのか?! モヤモヤしっぱなしになりそうだ
『わ、分かったよ、ミト 大きめのベッドを買おうね
三人ぐらいは眠れそうなのを、、、
今後もダンジョンに潜るから、誰か家の用事や管理をしてくれる人を
今後は探しても良いかもなぁ、牧場や畑もあるしさ』
『はい、ご主人様! 使用人はいても良さそうですね』
かなり大きめのベッドや小型のベッド、テントなどを購入し収納する
店の人は巨大なベッドを、収納すると言ったら驚いていた
まぁ、、これぐらいは大丈夫だろう、と思いたい
魔道具を扱うお店を教えて貰い、店を出た
『ここが魔道具屋か…』
大通りの目立つ場所に建っている、既に外見からして高そうなお店だ…
お約束の魔道コンロは欲しいでしょ! 色々美味しく食べたいし!
お店で幾つか見せて貰うけど、かなり値段が高い!
家より高い魔道コンロって誰が使えるんだ? と思ったら貴族用らしい
『魔道具の支払いに魔石を使うのは難しいですか?』
『いえいえ、魔石でお支払い頂く方が当店としては助かります!!
大きさによって価格は異なりますので、どの様な魔石をお持ちで…』
僕は手元にある35階層以降の魔石を3つ程出してみた
出した瞬間に魔石を見て、驚かれたが…
接客してた人が鑑定出来るみたいで、手に持って色々と確認していた
『これ程の魔石なら、かなり高く買い取れると思います!
ご希望の魔道コンロも特注で作れそうですね、特にこの魔石は…
素晴らしいです!! これ一つで支払いには十分過ぎるほど足りますよ』
『そうなんですね、魔道コンロも幾つかは欲しいです
どんな感じのが、いけそうですか?』
やっぱりそうか、、それ40階のデススパイダーの魔石だもんな
まぁ、これから何個も手に入るし…
お風呂は魔法でも良いけど、料理は火魔法の加減が難しいからね
お店の人と話し合って、取り敢えず既製品を2つ購入し
希望している大きめの魔道コンロを一つ依頼して店を出た




