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ギルドにて


『んー、これは面白い仕組みだね

 やっぱりダンジョン自体を、コントロール出来るみたいだ

 階層の設定や魔物の設定も出来るから、これは便利かもなぁー』


僕はミトに、先程得た知識を説明していた

ミトはサブマスターとして登録しておく

今は僕達以外が入れないよう、ロック設定に変更してある


ダンジョン内での転移は、何度試しても出来なかったのだが

マスタールームからはダンジョンの外へ転移が出来た

試しに宿屋からマスタールームへも転移が出来た、毎回40階層も移動しなくて済む!


ダンジョン自体を、大きく変えるつもりは、今のところ全く無い

ただ一つだけ、、僕とミト専用の41階層を作ろうと思う

敵の強さやリポップ間隔も設定は思いのままだ

モニターを見ながら操作するのだが、ポイント制?の様で

設定を変更する度に、大きく数値が変わる、、この数値内で設定するようだ

ポイント自体は大量に有るので、無駄使いしなければ問題は無さそうだね


『街の外れに家でも建てて、普段はそっちで生活しても良いし

 ここは僕達以外は入れ無いので、何かあったらここに避難出来そうだ

 ここを家にしても良いんだけど、それだとミトが不便になるからね』


『私はご主人様と常に一緒ですから、どちらでも良いですよ』

『なる程、それも有りか…

 取り敢えず今夜は宿屋へ戻って、ベッドで寝ようか

 まだまだ時間はあるから、このダンジョンについてはゆっくり考えてみよう』


僕達は一緒に宿屋へ転移した


宿屋へ戻って、食事を済ませて部屋へ戻る

今後どうするかについての意見交換だ


『何れぐらい稼げたのかは、分からないけど…ある程度は稼げてると思う

 あの部屋にベットや生活必需品を持ち込んでも良いし

 僕のアイテムに収納して、必要な都度出しても良いよね

 ギルドで換金したら、ベットとか調理道具なんかを買おうか

 ダンジョン内でも料理や睡眠は必要になるしなぁ

 テントや寝袋なんかもあっても良さそうだ』


『そうですね、一式用意しておきましょう

 従者として必要な事は全て訓練していますので、料理も出来ます

 後は見かけだけでも、魔石などをしまっておく鞄はあっても良いかと思います』


『迂闊だったね、ありがとうミト

 アイテムを保存出来る魔法か、魔法の鞄などがあるかは、ギルドで聞いてみよう

 空間魔法でもアイテム収納は可能だけど、魔力消費はするからね

 アイテム保存みたいに魔力無しで、無限に収納や出し入れは出来ないもんなぁ』


僕達は今日だけで、レベルが10以上あがった

お陰で欲しかった感知スキルや隠蔽スキル、偽装スキルも既に手に入っていた

戦闘と探索し過ぎで気付いて無かった…

僕の感知スキルは僕を中心に、最大で半径5キロ程の魔力や気配感知が可能だった

中々入手出来なかったから、感知や隠蔽のスキルも性能は良さそうだ


『まだ40階でレベルアップは出来そうなので

 暫くはあそこで頑張っても良いかな、ミトはどう?』

『はい、ご主人様に従います』


この世界でもお風呂は中々入る機会が少ない…

やはり家を買って風呂に入りたいよなぁ…


暫く今後の要望や計画の話を二人でして、僕達は眠った


最近は何故か僕の着替えを手伝う様になった…

ミトが着替えるときは、外へ出ようとすると止められる

一緒にいないと何かあった時、側で守れないからと言われた

もちろん、着替えている間は後ろを向いているけど、音が聞こえてドキドキするぜ!

ミトはこちらをチラチラ見てる気がするので、振り返ったり覗き見したりはしない


あー、身体が子供なのに頭が大人だと色々困るなぁ…



ーーーーーーーーーーーーーーー


翌朝は早めに食事を済ませて、ギルドへ向かった

ギルド内は人も少なく、僕達は注目もされなかった、空いている受付へ向かう


『魔石やアイテムの買取ってやっていますか?』

『買取は、専門の窓口になるのであちらです』


『魔石の買取はここで良いですか?』

『はい、こちらですね、出して頂けますか?』


僕は大小様々な魔石を30個程出してみた

それでも15階層以上の魔石なので何れぐらいになるか…


『これは、、是非奥の部屋へ行きましょう

 ギルドマスターにも連絡しますので』


有無を言わせぬ口調で、奥の部屋へ案内された

あれ? 何か不味かったんだろうか…

暫く奥の部屋で待っていると、大柄で顔に傷のある男が入ってきた


『お前達が魔石を持ち込んだんだな、、噂の二人組か…

 俺はギルドマスターのジョーだ、よろしくな

 シモンの一件は聞いている、迷惑を掛けて悪かったな』


ジョーと名乗った男は頭を下げた


『いえいえ、何の事か…私には分かりませんので

 頭を上げて頂けると助かります』


『ふふふ、何か訳ありなのか?…まぁ良いぜ

 魔石だったな、今も鑑定はしているが一つ教えてくれ

 あれは西のダンジョンで出た魔石って事で合ってるか?』


『えぇ、あのダンジョンしか入っていませんので』


『どの階層まで潜った?20か、25か?…まさか30…』

『40階層の最終ボス、キラースパイダーまで行きましたよ』


『う、嘘だな、流石に制覇はして無いだろう…キラースパイダー?!

 そんなヤバいのが出るとは聞いて無いぞ、あのダンジョン!!』


『あ、これと、これ、この魔石とメダルも確認して下さい』


そう言ってドロップした討伐アイテムや宝石、魔石を見せる

ギルマスは側にいた女性に一つ一つ、鑑定させている

メダルを見て特に驚いていた


『ギルドマスター…全て、鑑定でも本物でした!』

『お前達、何者だ?、、流石に強いと噂されてるヤツは俺の耳に入る

 でもお前達二人の噂は聞いたことが無い…

 このメダルは、ダンジョン最初の討伐者しか出ないメダルなんだ』


『良く分かりませんが、僕達が何者かが大事なんですか?

 魔石やアイテムは、大事では無いのですね…

 では全てお返し下さい、別の場所で換金しますので』


『待て、待ってくれ! そうだよな…余計な詮索して悪かった

 一応、鑑定で確認させてくれないか? 流石に罪人だと困るんだよ

 お前達は登録直後だからFランクだろう?  ダンジョン制覇なんて

 複数のAランクパーティが、挑んでどうかってところなんだ』


『良いですよ、特に罪人では有りませんので』


僕もミトも隠蔽はしているが、一見したら問題なく表示される筈だ

但し、レベルや能力、加護などは知られたく無いので、既に偽装してある

先程の女性が僕達に鑑定を掛けた、、僕達のステータスを見て頷いていた

偽装が何処まで通用するか疑問だけど、ギルドでの鑑定をクリアするなら大丈夫そうだ


『悪かったな、流石にこの数日で制覇するとは思わないからな…

 取り敢えず、ギルドマスターの権限でBランクに推薦しておく

 メダルは預らせてくれ、推薦状に一緒に付けるからな

 制覇自体は悪い事じゃ無いんだ、気を悪くしないでくれると良いんだが…』


『はい、大丈夫ですよ 気にしていません

 えっと、ギルドマスターに相談です、ある程度の期間であれば

 定期的に今の様な魔石やアイテムは納品出来ると思います

 その場合、ギルドや僕達にメリットは有りますか?』


『あぁ、それは大ありだ! 定期的に納品出来るなら

 こちらも商売が可能だからな

 お前達への買取金額もかなり色を付けられると思うぜ』


『Bランクになると、良い事ってありますか?』

『イヤ、Cランク以上は受けられる依頼に、余り制限が無くなるぐらいだな

 ただ、街の移動は格安になるし護衛依頼も多い 金にはなるな

 Aランクには複数のギルドマスターの推薦が必要になるし

 Sランクは国が認定しないとなれない

 AやSは国からも認められるので、貴族相当の身分になるから色々と融通は効くな』


『分かりました、ありがとうございます』

『で、どうだ?定期的に納品はして貰えそうだと良いんだが…』


『取り敢えず、1か月は大丈夫だと思います、今の倍の量を毎日納品出来ます』

『1か月もやってくれるか! 大型の魔石は不足しててな、それは助かるぜ!

 こっちもちゃんと資金を用意するから、有るだけ買取るつもりだ』


手渡された買取の見積書を、ギルドマスターが書き換えている


『今日の分でこれぐらいだな、定期的ならもう少し出せる どうだろうか?』

『宝石とかはどうですか?』

『宝石とかは商業ギルドの方が、多分、高値が付くと思うぜ』

『で有ればこの金額で良いので、宝石は商業ギルドへ正当な価格で売って下さい』

『正当な価格か、、足元見られるなって事だろ、有りえる話なんだよな

 どちらのギルドにもメリットがある話だからな、任せろ、大丈夫だ!』


僕は手を差し出して、ジョーさんと握手した

元々ダンジョンに入ればいつでも入手出来るしなぁ

レベル上げで入る訳だし問題無い、折衝する方が面倒だからお任せでOK



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