初めての…1
昨日、武器屋と防具屋では、適当な装備を買っておいた
どうやら、ダンジョンの宝箱からも、装備は出るらしいからだ
『どうせなら良い装備が欲しいよね、ミト?』
『ある意味、消耗品でもあるので、ご主人様が選んでくれるのが一番です』
宝箱自体はかなり深い階層でないと出ないそうだ
レアドロップらしいが、僕達はそもそも深い階層を目指している
宝箱狙いでも良いかも? 装備目的で周回してもレベルは上がるし
お金稼ぎもあるけど、レベルアップが一番の目的なので制覇したいなぁ
と言う訳で、ダンジョンにやって来ましたーー!
異世界へ来て、やっとまともなレベル上げ、ワクワクするよね
ギルドでオススメされただけあって、人は多いみたいだ
これは自分達に合う階層までは、最短で行って良さそうだね
強いと言われてるBランク冒険者が、アレだったからなぁ…
物理主体だけど、地下で使える魔法も試さないとダメだなぁ
『取り敢えず今日は様子見だけど、物理主体で行ってみようか
先ずは何れぐらいの強さの、ダンジョンなのか知りたいよね』
『分かりました、ご主人様 露払いはお任せ下さい』
『うん、頼りにしてるね、ミト』
前衛をミトが、後衛を僕が担当するけど お互いに物理主体で行ってみる
魔法は枯渇すると、何も出来なくなるからね…
多分、暫くはこの形の戦闘になるから慣れて行かないとだな
『じゃあ、行こうか、ミト!』
ダンジョンで、ギルドカードを提示して、僕達は中へと入った
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入って直ぐの階層は人数も多くて、停滞気味、聞いてた通りだ
さっさと5階層へ向かう事にする
5階層以降は、そこそこの実力者しか行かないらしい
低階層の魔物は雑魚が多いので、武器の破損を考えたら…効率悪いよなぁ
二人で走って、5階層を目指している
冒険者は結構いるので、戦闘してても横を通り抜けていく
大抵は初心者なのか、戦闘自体は上手く無い様子だなぁ
結局、7階層まではそこそこの人がいた
『試しに鑑定してみるよ』
少し離れた魔物を鑑定する…ダメだなこれは、弱すぎる
この感じだと当分は素通りで良さそうだ
『ミト、これは10階層まで一気に行こうか』
僕達は移動のスピードを上げ、10階層を目指した
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『ココがボス部屋らしいね』
まだまだ弱い敵ばかりだったが、10階層はボスが出るので順番待ちだ
先程、入って行ったパーティが終わらないのか、扉が開かない…
『ここまでどうだった、ミト?』
『全然、余裕ですね…これではレベルが余り上りそうにありません』
『そうだよなぁ、僕も全然 上がらないね
様子見だったけど、水も食糧も買い込んであるし
もう少し深く潜ってみようと思う、いいかな?』
『はい、ご主人様!』
のんびり過ごしていると、やっと扉が開いた
ボスは強いと良いなぁ…そんな事を考えながら二人で入った
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『これは行けるとこまで行ってみようか、ミト』
『はい、ご主人様!、何処までもご一緒します』
結局、僕達二人でも25階層を超えていた
20階層以降は、殆ど冒険者に出会っていない
20階層以降は5階層毎にボスが出るらしいので宝箱は出たけど…金貨だったという
まぁお金はあっても困らないから良しとします!
一応ドロップの魔石は回収してるので、どのぐらいの金額になるかは楽しみだ
二人とも体力的にはまだまだ余裕っぽいので、更に最深部を目指して行く
途中で休憩しながらご飯とかも食べたが、これは料理したいなぁ
この世界のご飯は味が余りしないんだよね、、、塩が主体だからなぁ
伊達に独身生活10回転生してないぜ、料理はある程度出来るんだよ!
移動中もそんな事を考えていた
僕のアイテム保存で、荷物が殆ど無いというか…全く無い!
魔物からの毒や麻痺も有るけど、注意は必要だけど…今のところ被害は無い
二人とも加護を受けているので、耐性は高いほうだし
まぁ、僕にはヒールやリカバリー、それ以外にも有るので対処が可能だ
と言う事でポーションの類が、全く必要ない
そもそも、この世界のポーションは高い! 気軽に使いにくいよね
食料も魔石も保存し放題、武器や防具も予備はアイテム保存してある
結果、荷物無し! これ、ダンジョン探索ではチートだよなぁ
今度は寝袋とかテントでも買っておこう…
ダンジョン生活を豊かにする方法は、どんどん模索しないとだな
『さて、もう少し手ごたえあるのに出会うまで、潜ってみようか?』
『はい、ご主人様 これではレベルが上りませんから…』
まぁ、お互いにレベルは50を超えてるので、中々上がらないよなぁ
Bランク冒険者のシモンがレベル28だったからさ…
ギルド内で見かけた人達もレベル34が最高だったから
多分…40超えたら実力者なんだろうね
『僕達は僕達の基準で、レベルアップを目指すだけだな』




