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16 水族館「デート」

 がたん、ごとん。


 電車の揺れは大きく、規則正しい。窓から見える景色には、どんどん緑が増えていく。時折電車が止まり、まばらに人が乗り降りし、また滑り出す。

 外を眺めたり、慧や兄と時折言葉を交わしたり。そんな風に過ごしていると、時間はどんどん過ぎ、目的地に近づいていく。


「僕の友達、知ってる? 僕の代の、特待生の、さ」

「存じてます。良い方ですよね。俺も入学当初、お世話になりました」

「そうそう。僕も何かと、相談に乗ってもらったんだ。1番の友人かもしれない」


 兄と慧は、共通の知人の話題で盛り上がっていた。

 兄が高等部の頃から仲良くしている、特待生の友人。その人が、慧とも親しくしていたらしい。ふたりの間に漂っていた、ぴりっとした雰囲気はいつしか消え、笑いながら話す慧の頬には、丸いえくぼが浮かんでいる。


「あれ、藤乃さん、眠いの?」


 ふたりの会話を聞いていると、頭がぐらぐらしてくる。私を見て、慧が声をかけてきた。


「うん……どうしてかしら……」

「電車の規則正しい揺れが、眠気を誘うのかな」


 一定のリズムで、揺れる座席。そんなことを言われると、ますます、眠くなってくる。


「着いたら起こすよ」

「ん? 藤乃、眠いの? いいよ、はしゃいでたら疲れるから、寝たら?」


 口々に促され、私はもう、眠るしかなくなる。

 目を閉じると、電車の走行音も、兄と慧の会話も、膜の向こうから聞こえてくるような、ぼんやりとしたものに変わった。


「藤乃、次だよ」

「ん……」


 肩を軽く揺り動かされ、目が覚めた。甘やかな気分で、私は目蓋を上げる。なんだか、すごく良い夢を見ていた気がする。


 頭を動かすと、顔から、軽いものがはらりと落ちる。香る、柑橘の匂い。見れば、顔にかぶせられた薄手のハンカチが、膝に落ちていた。

 兄のハンカチである。


「かけてくれてたの? ありがとう」

「ん? 藤乃が、あんまり無防備に寝ていたからね」

「目の毒だったよ」


 私はハンカチを手にとり、兄に返す。

 目の毒だなんて。よほど、ひどい顔を晒していたのだろう。

 恥ずかしくなって、一気に、眠気がさめる。


「……ごめんなさい」


 耳が熱くなるのを感じた。

 くす、と笑う声がして見ると、慧がおかしそうに口元を歪めている。兄もだ。


 こうして見ると、兄と慧は、どこか似ている。清潔感のある服装の印象も似ているし、表情の作り方も。


「そういう意味じゃないんだけどね」

「可愛い寝顔だったよ、藤乃さん」

「ええ……」


 寝顔を可愛いなんて、言われても。

 慧ににこやかに言われ、顔に、余計に熱が集まる。


「慧くん」

「ああ、申し訳ないです」


 咎める声色の兄の顔は、あの仮面のような笑顔ではなく、自然な笑みだ。謝る慧の口調も、どこか軽い。

 寝ていたのでわからないが、どうやらふたりは、打ち解けることができたようだ。

 私は、安堵に胸を撫で下ろす。


「何の話をしていたの?」


 気になって聞くと、おかしそうな顔のまま、ふたりは視線を交わす。


「まあ、いろいろとね」

「藤乃さんは、いいよ、気にしなくて」


 いったいどうしたら、この短時間で、こんなに距離が縮まるんだろう。

 なんだか仲間外れにされてしまったようで、わずかな疎外感を覚える。


 まあ仕方ないか、と私は思った。どうなることかと思ったが、兄と慧が意気投合したのなら、それはそれで構わない。


 電車は、水族館の名前を冠した駅に停まる。

 私たちと一緒に、幾組かの家族も降りる。水族館に来たのだろう。両親に手を繋がれた小さな男の子のリュックには、イルカのキーホルダーが揺れていた。


「僕たちも、行こうか」


 私の両脇に、兄と慧が並ぶ。

 背の高いふたりに挟まれて、ひとりだけ背の低い私はまるで、あの子供のようだ。


「藤乃さん」


 階段に差し掛かると、慧に手を差し出される。その手の意味がわからなくて、私は慧の柔らかそうな手のひらを見つめた。


「階段を上がるとき、手を貸そうかって、意味だよ」

「ええ、ありがと……」

「藤乃、転びそうなら、僕が手を引くよ」


 慧の手を取ろうと差し出した手を、兄がさっと掴む。

 よくわからないまま、私は兄と手を繋ぎ、階段を上ることになった。これでは本当に、小さな子供だ。


「慧くん、調子に乗らないことだよ」

「桂一先輩こそ、過保護が過ぎると、嫌われますよ」


 慧と兄の目が合い、その視線の真ん中で、見えない火花が散った。

 打ち解けた、というか……ライバル関係と表現した方が、ふさわしいかもしれない。慧が、なぜか挑戦的な笑みを浮かべている。


 いったいどんな会話を交わしたら、こうなるのだろう。


「なんだか、話がわからないわ」

「藤乃は、寝てたからね。気にしないことだよ」


 階段を上りきると、離れた兄の温かな手が、なだめるように、私の頭に乗る。


「……気にしないわ」


 どことなくもやもやした気持ちを抱えつつ、改札を出て、駅舎を出る。

 駅前は、すぐに水族館だ。大きな看板の両脇に、イルカとアザラシの模型が置かれている。愛嬌のある笑顔を浮かべた、可愛い模型。


「記念写真を撮らなくっちゃ」

「証拠を残さないと、いけないんでしたね」


 慧の呟きに、私は応える。

 これはあくまでも、学外活動。慧が後日、実際に水族館を訪れて活動したことを証明するため、写真を撮らなければならないのだった。


「誰かに頼もうか」

「俺、頼んで来ますね」


 慧が小走りで、近くのカップルに声をかける。

 快く引き受けてくれた女性が構えるカメラの前に、私と慧、兄の三人が立つ。

 背景には、水族館の字の入った看板。


「撮りますよ」


 合図とともに、カシャ、と小さく機械音がした。女性がカメラの画面を確認し、慧に返す。


「ありがとうございます」


 チケット売り場でチケットを買い、水族館に入る。

 館内は広く、お客さんが多い割には、圧迫感を感じなかった。


「わあ……!」


 広がる青い空間に、思わず、声が出た。


 水槽に、たくさんの魚が泳いでいる。ガラスの向こうには、なんとも涼しそうに、ヒレを靡かせて色とりどりの魚が通り過ぎてゆく。


「写真で見るのとは、全然違うわ」


 水族館の写真は、事前に確認していた。それでも実際に見ると、素直に、感動する。


 ふわふわゆらゆらと揺れる、くらげの水槽。銀色の鱗を光らせた小魚が群泳する、見応えのある水槽。時には海亀が、時にはペンギンが。


「水族館なんて、久しぶりに来たなあ」


 見学して回っているとき、兄がぽつりと呟いた。


「案外、楽しいんだね」


 本当だ。


 興味半分で慧の学外活動についてきたわけだが、水族館というものは、存外面白いものだった。

 次々と現れる青い水槽の中で、いろいろな色の、さまざまな形の、それぞれの由来を持つ魚が見られる。


「これ、本当に海藻みたいですね。私、好きかも」


 小さな水槽の中で、タツノオトシゴの一種だという、海藻のような魚が泳いでいる。目を凝らさないと見えない薄くて小さなヒレを必死に動かし、ふわーっと上がったり、下がったりしている。水槽を覗き込む私の横に、慧が顔を寄せる。


「藤乃さん、この魚が好きなの?」

「はい。なんかこの必死さが、可愛くって」

「へえ、いいね……あっ」


 コツン、と軽い音がする。慧が眼鏡を押さえて、はにかんだ。水槽との目測を誤って、ぶつかってしまったらしい。


「大丈夫ですか?」

「うん? 平気」

「僕にも見せてよ」


 私と慧の間に、兄が入ってきて、水槽を見る。


「ほら見て、お兄様、このヒレ」

「確かに、可愛いね」

「よくこれで泳げますね」


 3人で話しながら見ていると、ただ水槽を見ているだけなのに、ずいぶん楽しい。


「次は何かしら」


 イルカのショーもあり、アシカのショーもあり。スケジュールを確認しながら見て回っていると、時間は飛ぶように過ぎていく。


「あ、ここが水中トンネルね」


 歩いていると、館内が薄暗い辺りに差し掛かる。

 照明は暗く、その分、水が青く光ったように見える。そしてその中で、魚の影が揺れる。


「幻想的な光景だわ」


 青い水のトンネル。これが、雑誌でも大きく取り上げられていた、この水族館の見所のひとつだ。

 中央に進むにつれ、上も下も、右も左も青に。


「あれ? お兄様は?」


 夢中で歩いていると、気づいたら、兄の姿が見えなくなっていた。辺りは混んでいて、どこにいるのか、見つけられない。

 ずっと一緒に回っていたはずなのに。


「いなくなったの?」

「ええ……どこに行ったかしら」

「まあ、出口の辺りで合流できるでしょう」


 気にしないそぶりで、慧はまた、頭上に目を向ける。

 銀色の魚の群れが、さっと横切っていく。


「……気疲れしたなあ」


 慧の呟き。


「気疲れ……そうですよね、すみません」


 普通に話していたように見えたけれど、やっぱり兄と話して、慧が緊張しないわけがないのだ。

 謝ると、慧は「気にしないで」と笑った。


「ちょっとね。……あ、すごいよ。ほら、口が大きい」


 慧が、水槽の向こうを指す。

 目の前を横切った魚は、口を大きく開けていた。彼らの胴体の幅よりも大きい口だ。

 あんぐりと口を開けると、この魚は、口を閉じているときとは全く違う、間抜けな顔になる。


「藤乃さん、桂一先輩に、例の話をしたんだね」

「例の……?」

「ほら、俺と出会うきっかけになった、例の、さ」


 慧と出会うきっかけになった出来事。それは、婚約破棄の件のことだ。


「兄とその話をしたんですか?」

「別に、俺から何かを伝えてはいないよ。藤乃さんから話すべきだと思ったからね。ただ、桂一先輩から、そのことを聞かれたから」


 私が眠っているときに、そんな話をしたんだろうか。


「家族に相談できて、良かったよね。俺には何もしてあげられないけど、家族ならいろいろできるだろうから……ほら、藤乃さん。あれがマンタだ」


 ゆらり。


 大きな影が、頭上で揺れた。見ると、大きく左右にヒレを広げたマンタが、ゆったりと羽ばたいている。すう、と、滑るように、トンネルの周りを移動して行った。


「お腹の側は、笑っているみたいに見えますね」


 白い腹側には、顔みたいに、口などが配置されていた。まるで、笑っているみたいに、口の部分が曲線を描いている。


「怖くはない?」

「怖くは……ないです。そういえば」


 マンタは苦手なはずだったのだけれど。

 慧といると、恐怖心は、どこかに隠れてしまったようだった。


「写真を撮ろうか」


 慧がカメラを取り出し、自分の手でこちらにレンズを向ける。証拠写真だ。私は、慧に近づく。


「もう少し寄らないと、入らないかも」


 慧は私の肩に軽く触れ、引き寄せる。彼の短い毛先が、私の頬をくすぐった。甘く、爽やかな香り。どき、とせまくなる胸。

 機械音がして、水色を背景にした私と慧の笑顔が、記録される。


「さあ、出よう。桂一先輩と、合流しないと」

「いるかしら」

「出口の辺りで、待っているんじゃないかな」


 歩き始め、青のトンネルを通り抜ける。

 出口に行くと、慧の言う通り、兄が立っていた。片足に体重をかけ、ポケットに片手を突っ込んだアンニュイな姿勢で。

 通り過ぎる女性たちが、控えめに、熱い視線を投げかけている。


「藤乃さんって、桂一先輩に似てるよね」

「そうですか?」

「そうだよ。顔の雰囲気もそうだし、持っている輝きというか、そういうのも似ている」


 そんなこと、初めて言われた。


 兄はこちらに気づき、ポケットから出した手を軽く挙げる。


「遅いよ」

「すみません」


 待たせてしまって、申し訳ない。謝る慧に合わせて、私も軽く、頭を下げる。


「帰ろうか」


 水族館を出ると、夕陽はだいぶ沈み、頭上の空はもう紺色になっていた。


「結局、最後まで楽しんじゃった」

「予定より、遅くなってしまいましたね」


 慧が作った計画表と比べると、だいぶ遅れている。


「まあ、こういうのは、計画通りにはいかないものだから。いいんだ、これで」


 たくさん歩いて、疲れてしまった。

 水族館から帰る人の波は、駅舎まで続いている。


「楽しかったね」

「ああ」


 電車を待つ、人の列。

 隣に並ぶカップルの睦まじげな会話が、耳に入ってくる。


「また来たいな」

「早苗が来たいなら、いつでも」


 ……うん?


 声のした方に、目を向ける。

 私の動きで気づいたのか、向こうも、こちらに目を向ける。


「あっ」


 間の抜けた声が、重なった。


「海斗さん」

「小松原さん……に、桂一先輩」


 海斗の顔は、いつになく引きつっている。


「海斗じゃないか。奇遇だね、こんなところで」


 対する兄は、妙に爽やかな笑顔だ。


「あら、藤乃さん……に、桂一先輩?」


 海斗の脇から、早苗が顔を出す。その耳には、キラキラ輝く、イルカのピアスが揺れている。

 海斗に買ってもらったのだろうか。


「桂一先輩のこと、知ってるの、早苗?」

「あ、いや……どこかで、お見かけしたことがある気がして」

「え? 僕は君のこと、知らないけど。どこで見たの?」

「どこだったかなぁ~……、文化祭?」


 馴れ馴れしい口調の早苗は、わざとらしく視線を逸らす。


「文化祭? いつの話なのかな」


 文化祭は、秋に行われる。家族以外の部外者は、立ち入り禁止だ。早苗が文化祭で、兄に会ったはずがない。


「えっと……」


 早苗は愛想笑いを浮かべ、頬を軽く掻いて、誤魔化している。


 可愛らしい服を着た彼女は、まさしく「ヒロイン」というべき、守ってあげたくなる雰囲気だ。

 寄り添う海斗と並べば、絵になるふたり。


 彼女がヒロインで、海斗が攻略対象。納得の組み合わせである。


 文化祭で兄に会うというのも、彼女がヒロインで、しかもゲームのことを知っているから?


 早苗の様子を見ていても、その答えはわからない。

 しかし、今までのことを繋ぎ合わせると、その嘘みたいな話は、どんどん現実味を帯びてくる。


「では、僕たちは……」

「……さよなら、2人とも」


 兄の前から逃げるように、海斗は早苗の手を引き、私たちの前から姿を消す。その背中は、不思議なほど小さく見えた。


「……あれは」

「ごめんね、慧くん。なんだか、我が家のごたごたを見せてしまったみたいで」

「いえ……俺も会ってみたいと思ってはいたので、お気になさらず」


 兄と慧の会話を聴きながら、私はざわつく心を、そっとなだめる。


 教室で早苗と海斗が「水族館に行く」という話をしていたのは、聞こえた気がする。泉も、そんなことを言っていたような。

 だとしても、まさかこんなところで、鉢合わせてしまうとは思わなかった。


 教室でも散々見せつけられてはいるものの、ああして、ふたりが親しくなっているのを見ると……どうしたらいいのかわからない、複雑な気持ちになる。


「先に聞いておいて良かったよ。何も知らずにあんな風に鉢合わせたら、僕、どう対応していいかわからなかったからね」


 確かに。


 海斗が婚約破棄を言い出したことを知らずに、早苗とデートしているのを見たら、兄は困惑しただろう。激怒したかもしれない。


 先に話しておいて良かった。

 兄の言葉にそれを気付かされ、私は小さく息を吐く。


「とりあえず、帰ろう」

「そうですね」


 帰りの電車でも眠気に駆られ、起こされたときには、もう駅に着いていた。


「藤乃は、ひとりでは電車に乗らない方がいいね。寝ちゃうから」

「そうね。なんだかあの揺れ、だめみたい。眠くなっちゃう」


 顔に載せられていたハンカチを、また兄に返しながら、私は頷いた。

 もう、すっかり夜だ。


「今日はありがとうございました、桂一先輩」

「こちらこそ。突然お邪魔して、悪かったね」

「いえ……また明日、藤乃さん」

「はい。慧先輩、また明日」


 特別な1日も、終わりはいつもの挨拶。

 慧の背中を見送り、私と兄は、迎えに来た車に乗り込んだ。


「お帰りなさいませ」

「ただいま、山口」


 車は、電車のように揺れないから、眠くはならない。

 流れる車窓を見ながら、私は今日1日を反芻していた。


 楽しかった。

 久しぶりの水族館は、子供の頃とはまた違う楽しみがあった。

 慧との会話も……慧には気を遣わせてしまったが、兄と慧が徐々に打ち解けていくのを見るのも、楽しかった。


「藤乃の言う通り、いい人だったね、慧くんは」

「そうでしょ。お兄様が心配するようなことでは、なかったのよ」


 この1日を通して、私が慧に信頼を寄せる理由を、兄にもわかってもらえたらしい。

 それは、何よりだ。

 肩や首を軽く回すと、疲れた頭もほどけていく。


「それは何とも言えないけど……」


 兄は脚をゆるりと組み、リラックスした様子だ。その手には、山口が用意してくれた熱いコーヒー。

 車内に、コーヒーの香ばしい香りが広がる。

 兄はコーヒーもよく似合う。


「彼の話をする前に、藤乃とは、まずしなくちゃいけない話があるからね」

「え?」


 兄の表情が、妙な笑顔になる。

 ああ、これは、仮面のほうだ。


「藤乃からは、何も聞いてないから。帰ったら聞かせてよ、海斗とのことを」

「そうね。……相談に乗ってくれると、嬉しい」


 今までずっと、慧以外の人には、内緒にしていたこと。

 漸く、兄に相談する機会を得られたらしい。


 それにしても、どう説明したらいいんだろう。


 私は、駅で出会った早苗と海斗のことを思い出し、途端に、胸が重くなった。

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