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はじめに

これより紹介するのは、国立手野大学に設置されている魔法学部並びに文化学部のカリキュラムの一覧である。


国立手野大学は、1948年に設置された国立大学法人である。

1895年締結された「吸血鬼学校に関わる国際条約」を改定する形で締結された1946年の「バンパイア条約」に基づいて、ルーマニアのみに設けられた全寮制の学校に代わり、1国1大学が義務付けられ、日本国内に居住している吸血鬼、魔術師、精霊、化狼、夢魔、漠は入学することが義務となっている。

また、事情によっては、それぞれのパートナーも入学することになる。

なお、魔術学部および文化学部においては、以上の理由より、入学試験に魔術の適性試験が行われる。

さて、この大学は、以上の理由によって、2年次以降の学部授業は、おおまかに4つに分かれている。


1つ目は魔術基礎と呼ばれる授業群である。

この授業群においては、1年次後半において授業が行われる初歩的な科目と、2年次を通して行われる基礎的な科目の2つに分けられる。

初歩的な科目については、魔術学部および文化学部のいずれにも属さない学部生が授業を受けることができる。

ゆえに、実技よりも座学が中心である。

一方、2年次において行われる基礎的な科目については、実技科目が多い。

これは、教養課程が終了しており、全員が魔術の素質があると認められているためである。


2つ目は、魔術と呼ばれる科目群である。

魔術基礎を基礎科目とするならば、これらの科目群は応用科目にあたる。

基礎を学んだ上で行われる実技が多く、2年次から4年次にかけて科目がある。


3つ目は、法令と呼ばれる科目群である。

魔術をするうえで必要不可欠であろう法令を、しっかりと教え込むことになる。

また、魔具と呼ばれる魔法道具についての法令が中心となる。

なお、法令基礎に指定されている科目は、全員が必修すべき科目に指定されている。


4つ目は、教養である。

教養は、1年次に行うのが中心である。

また、一般教養と呼ばれる、当然知っておくべき知識群については、他学部と合同して授業を受けることになる。

なお、今回のカリキュラム一覧の説明においては、学部独自の教養科目のみの説明となる。


この一覧では、法令、教養、魔術基礎、魔術の順番に紹介を行う。

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