終わり
これですべてが終わります、最後までお読みください!
3年後。
神様の気まぐれか。
それとも愛の奇跡か。
「まま!早く!」
「走ると危ないわよ!」
彼女は俺の命を。俺は彼女の父親の命を。
まぁ、言ってもわからないかもな。
「あ、パパ!」
「早くしなさいよ!写真撮るって言ったでしょ!?」
「悪い悪い!」
3人でカメラに並ぶ。
子供と母親は髪の色は同じ真紅。
並んで彼女を見つめると彼女も見つめ返す。
「あなたは今、何を考えてる?」
「お前と 同じ・・・かもな」
そこに、水を差すようにあらわれる。
仲間たち―――――――
「早くしろ」
カメラマンが言う。
「本当に硬いわねぇ、ライズは」
「うるさい、それとこんなところにじるくでくるな」
「あ~あ、私も早く告白しとけばよかった」
何か言われたような気がした。
のは、置いとくか。
完全に聞こえてたが・・・・・あえて・・・
「何だ?」
「なんでもないわよ!ほら、とるわよ!」
こんな結末になるとは思っていなかった。
なんたってこれはありえないと誰もが笑う物語。
そう、それは、
「エリス・・」
「ん?」
「好きだ!」
「な、ななな、何言ってるのよ!?」
俺はこの幸せを一生忘れない。
「お前は?」
「私も・・・・好きよ」
ライラとライズはニコッと笑う。
そして、エリスがまた息をすった。
「私も好きよ、イッキ!」
パシャ!
写真には豪快に抱きつく妻。
それを笑顔で見る子供。
そして抱きつかれる夫。
そんな幸せな風景。
そう、これは
誰もがありえないと笑う―――
誰もが無理という―――
世界をひっくり返す―――
世界を変える―――
―――――――――そんな小さく、大きな物語――――――――――――
――――――――Happy end――
これまでお付き合いした方いろいろな方ありがとうございました!よかったらもう人作品、十の神もよろしくおネガいします!
では・・・・・・・・・・・・
ありがとうございました!