第七話中部vs関西⑤ 決着後編
長くなりましたが、決着をつけました。途中回想シーンが、多く入りますが、そこら辺は暖かい目で見てくれると良いです。
時は数分後の二季金剛の庭園での二人の会話
「こう思うと少しお前の気持ちが分かったけど少し危険な賭けに乗ったと後悔してるよ」
そうかという表情をしながら聞いている。
「一応聞いとくけどやっぱりやめるの駄目?」
「駄目だねせっかく出会えたleftだ。」
そう言いながら下を少し向いた後再び怜央をみる。
「能力解放で決着を早めにつけるそうすればお互いのすべき事を遂行できる・・・」
「できるさ。」
両者はお互いに構える。戦闘により傷を受け、相手は攻撃の傷を癒やしきれてない。
現時点を持ってそれらの条件や今後のことなどを踏まえて、「能力解放」の力を発揮できる時間をそれぞれ捻出
偶然の一致
『『能力解放』』
23秒
両者突進からの弾丸による交わし合いで戦闘が始まる。 残り18.56秒
時は数分前、宿泊部屋『菊』での二人の会話
「すまないが自己紹介をする。俺は、中部軍の山波と言う。君は?」
「自分は関西国軍の隊長、怜央だ」
「怜央かいい名前だね。ところでこんなこと思ってないかい?」
(一体何だ)
「敵同士だけどなぜ話し合っているのか?そもそもleft同士だ」
(やはり警戒しとくしかないか)それに気づいた山波は
「ひとまず食え」 この一言だけ
別に毒は無いと言いたいんだと分かった。ただ問題があった。
「・・・悪いが豆類の入ってる菓子特におまんじゅうは嫌いだ」
「悲しいこと言うなよ〜」
少し哀れんでいるように見える。
「ところでお前さん、なぜ軍に入った」
「なぜって。それは…」山波は間を取る間も無く詰め寄って話す。
「俺は昔、収容所の脱走事件で逃げたが捕まった」
彼の言う収容所はleft専用のことで旧日本政府公認の元、leftを集め研究を目的としていて全国のleftが集まっていた。ただ日本内戦で施設の機能不全により脱走事件が発生した。つまり山波は、捕まったのがよく分かる。
「怜央は、どうしたのだ?」
少し沈黙した後
「俺は逃げずに施設に止まった」
山波の表情は一瞬で驚きに変わった。この行動をしたのに驚いたのだと思う。
今
ナイフをお互い手に持って衝突した。刃は、クロスしてまじりあい先手を打ったのは山波だった。山波の、足元から釘がこっちの顔に向かってくる。急いで距離を離した後残されていた弾丸を撃ち尽くした。だがそれを防いでくる。急いで庭園の木の裏に隠れる。 残り15.01秒
前
「意外だね、まさか君がそんな事をしているとは。それはなぜだい?」
お茶を半分飲んだ後少し小さく言った。
「逃げても捕まるんだったら無意味なことで時間をかけたくない。それが理由だ」
少し声が高くなる。(これで良かったけど少し後悔や無念がある。)対照的に頷く山波。
「それに今後のこと考えたら例え不条理の条件でも職についたほうが良いと感じたからだ」
「死ぬかもしれなかったのに?」 確かに山波の言うこともあっている。
「別に、leftを回収するのなら一人でも居たほうが合理的だと考えると思っただけ。後は運を信じたそれだけだ」
今
「どうしたー能力を使わないのかよー」
そう言いながら一歩ずつ近づく山波。 ザッザッ足音が聞こえる
「まぁ良い。本気そろそろ出すわ〜」
山波は、片手を上げその上に様々なものが集まってくる。そろそろ来る彼の力 残り7.86秒
前
「一つ聞くが、怜央のleftは何?」
「能力消去。相手に触れたらその人の能力を使えなくする。」
「やっぱりそうだと思った。俺は、『磁石』自分自身を磁石として機能させることができる。
(なるほど)辻褄が合った。確かに飛んできた看板は鉄だったな。
その後も山波と、話し合った。
「結論としてお互い能力解放させて戦ってこれで終わらせる。場所は庭園それで良いかい?」
「ああ乗った。」
両者は部屋を出て庭園に移動したこれが現在に至る。
今
手に纏まりつつある今だ。怜央は走った。山波は、面食らったため距離を置いて釘などを打たせた。腹や右肩に刺さり傷を悪化させたが、お腹に手が触れた直後足を滑らせた感覚が合った。見渡すと青の情景まさか空にいる。
「はは。予想外だよなー」
そう言いながら落ちてくる怜央 両者の立場は逆転した。 残り2.42秒
チッ 一か八か
『能力解放 磁石』
山波は、集めてできた鉄の塊を放った。怜央は、それに気づいた直後姿勢を変え両手を広げ鉄の塊に直撃した。
だがポンっと鉄の塊は手で裂かれ2つに割れた。割れた塊は、空中で爆発し、その爆風で、勢いを付け山波の腹の部分にめがけてキックを放つ。
「これで終わりだぅぁあああああ」勢いがついて、地面に直撃。
ドーン!
庭園や旅館を含めてあたりにあったものは灰のように散り散りとなり消滅した。あるのは丸のように凹んだ大地だけだった。怜央は、5歩進んであたりを見まわした。
(駄目になったなぁいつかあの旅館行ってみたかったのに)そう思った。開戦初となるleftの戦闘。その戦いで怜央は、勝利した。その時ふいに怜央が思い出したのは、決着を付ける前おまんじゅうを食べずに庭園へと移動する記憶だけだった。
陸軍軍人 山波哲也 「磁石」 怜央と対決。とても敵とは思えない軍人。対決後、敗北
没案 山波は、元々将来政治家になろうとしていたがleftが理由で政治家になれず軍人になる。一応どこかで回収するかもしれないためその設定は残している。




