第十三話中部vs関西11 謎と謎
今まで⑩や⑨のような○が入っているのがなくなってしまった。
(杉が死んだ)
そう束の間、杉の体から光る何かが出てきた。円球の形をしている。その光る円球が自分のポケットにある円球と共鳴し光っている。ポケットからビンのようなもので入れているのを取り出しその円球と自分が山波を倒した時回収した円球が共に集まり自分の持つ刀へと向かい光は消えた。
刀を鞘に納め下にいた『無音』のleftと共に郡上八幡城を後にした。
鞘に納めた刀から今でも不思議な力が溢れ出しそうだがそこら辺は帰った後に調べよう。
そうして高山市を目指して北上し19時ごろに高山市近くに着いた。
高山市のビル群の屋上に関西国の国旗が建てられていた。急いで高山市の中に入り自分たちのテントへと向かう。道中負傷した兵士が横並びに並ばれていておそらく他の自軍と攻略した際に負傷したのだと思った。実際あいちの時見たことのない顔がいて別の部隊が来たのだと分かった。
急ぎ足を動かし目の前に知ってるメンバーがいて安心した。すぐさま北野を見つけその後あいちの隊長に報告後、それぞれの様子を伺った。何せメンバーの一人が死んだから仕方がない。
北野が歩み寄りきいてきた。
「一人が戦死しましたけど、怜央も相当負傷していますけどどんな相手だったのですか?」
「…杉」
?
「杉台だ」
「嘘でしょ…」信じられないと言いたいのだろう。
「相手は、杉だ。信じたくないがそうだった。実際この傷ができるのは杉の『斬撃』だけだ」
そう言われたから、もう一度傷の部分を見た。怜央は左耳をえぐられ腕などは、無数の傷というより一つの本当の傷とも言えるのを腕にきざまれていた。この傷を見て納得できた。
「確かに元収容所の人間として、みても間違いなく杉の物だ。しかし何で中部の軍として向こう側に居たのでしょうか?」少し返す言葉を考え
「…分からない。でも何か裏であったのに違いない」そうこうしていたら、テント前に着いていた。
「とりあえず明日上層部に報告しましょう。おやすみなさい」北野の顔には安堵の顔があった。
「あぁおやすみ」そうして二人は、テントに入り寝袋に入った。
(しかし北野も疑問に思った通り謎が謎を呼んでいるな)
(だけどがむしゃらに考えても仕方ないひとまず寝て明日整理しよう)そうして就寝した。
杉の能力別の斬撃
能力発動 斬撃を1つ飛ばす 射程距離3m
能力上昇 斬撃を2つ飛ばす 射程距離5m 破壊力も上昇する 斬撃の範囲も拡大する
能力解放 斬撃を1つ飛ばす 射程距離∞m 破壊力が下がる代わり追尾する 斬撃範囲は少し縮小する
正直言うと能力解放されずに倒せて良かったというべき相手。




