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明日への希望

()の中のは、製作者の言葉です。

俺の名前は、アーシェル・フォン・ガムント。16歳

ガムント伯爵家の一人息子だ。

起きたばかりなので、眠い目をこすり食堂に行く。

着くとそこには、黒く短い髪の毛が特徴的な私の父、ネヒル・フォン・ガムントがいた。

その隣には、赤くて長い髪の毛が特徴的な私の母、ミーシャ・フォン・ガムントも居た。

「おはようアーシェル。よく眠れたか?」

いつもの質問にいつも通りに返してゆく

「おはようございます。はい、眠れましたよ」

「そうかそれは良かった」

父はなぜか毎日、同じ質問をしてくる。

なぜだかは聞かない、だがお父さんは何かの理由があるに違いないと僕は思っている。

だから聞かない。

「さあ、朝ごはんにしませんか?」

母さんの言うことを聞き、食卓の椅子に座る。

今日のご飯は、ベーコンエッグとパン、温かいスープだ

まずは温かいスープを飲み干す。身体中に血液が流れているのがわかる。胡椒が効いているからか、少し辛かった。

ベーコンの油と卵のトロトロ感がとても舌に絡む。

パンはとてもモチモチしている、コッペパンのような形だった。

朝食を済むと母から

「明日から高等学院に入学するのよね。楽しみだわ〜」

そう、明日からマリルテン魔法高等学院に入学することになる。

この国、ソルティック王国の、国立学校で世界最先端レベルの魔法が学べる学院だ。

俺はそこに入学するのだ。

マルテリンとは、ソルティック王国にいた“賢者”の二つ名を持つ人が開校した学院だからだ。

明日が待ちどうしくなる。そんな気持ちで自室に入りベッドにめり込む。

いつも読んでいる本、勇者の伝説を開く15歳から読んで今日で読み終わるほど分厚い本だ。

内容としては、16年前この世界には魔王がいて 人々は魔王に対抗する人“勇者”を選び神から与えられた神器を持ち、魔王を討ち果たした。

そして2人は爵位を得て結婚したと言うお話だ。

勇者は、2人しかいないのに魔王を倒したのだ。

父からはこの本を読み終わったら教えてくれと言われているのだ。

もう日は沈みかけている、集中していたから昼食を食べてなかったが、今は空腹感より、本を読み終わった満足感が優っていた。


ありがとうございました

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