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異世界で俺が棍棒を使って無双する話  作者: くるっくる
第2章 棍棒の冒険者
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第16話 初めての依頼

冒険者登録した翌日、俺とルシュは冒険者ギルドに訪れていた


以前なら取り敢えず数日後にしよう…と後回しにしてもおかしくない事だが

翌日即行動したのは、アステノでの生活である程度積極的になったからだと思う


駆け出しの身であるため、駆け出しでも行える依頼が無いか確認しに来た



依頼の貼り紙を見ようとすると受付のモアさんに声を掛けられる

「こんにちわ、ヨウヘイさんにルシュさん」


「こんにちわ、モアさん」

「こんにちわ」


俺達も挨拶して返す、それにモアさんは笑顔になり

「依頼のお探しですか?」

と尋ねてきた


モアさんはダークエルフで少しツリ目の外見から、勝手に尖った性格をイメージしていたので、

この柔らかい応対の仕方に気持ちが解れる


「ええ、駆け出しでもこなせる依頼ってありませんか?」

ここは素直にその道のプロに聞くのが正解だろう


そう思った俺はストレートにモアさんに質問する



「そうですね、色々ありますよ。

建設の手伝いとか警備とか」


思いがけない言葉が飛び出す


「建設…警備…」

ルシュが呟く、ルシュも予想外だった様だ


「一般の方が受けられるお仕事もギルドに依頼が来ますからね」

俺達の様子を察したのかモアさんが説明する


冒険者だから討伐!冒険!のイメージを持っている人は結構居るのかもしれない


「もちろん、冒険者の方の為の依頼もありますよ。

え~…駆け出しの方にもおすすめ出来そうな依頼で今日は…」


モアさんが書類に目を通しながら話す


「お二人は戦闘経験はありますか?

あるならどれくらいでしょうか?」


俺とルシュは顔を見合わせる

俺一人の実力で解決した戦いは無いが、ルシュは十分な実力を発揮したと思う


「え~、俺は少しだけですがラズボード、スケルトン、グアンプとなら…

ルシュはラズボード、グアンプですね」


俺の言葉にモアさんは少し目を丸くする


「まあ、経験あるんですね!

ならこの依頼は問題ないかと思います」


モアさんが差し出した依頼用紙には『ガワ討伐』と書かれていた

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