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異世界で俺が棍棒を使って無双する話  作者: くるっくる
第1章 異世界と魔族の村
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第9-3話 竜族の少女と魔族の村 その3

最初は頑張ってたものの、結局根をあげたので

村人を一列に並ばせ、順にルシュと会話をさせる事になった



握手会が終わった後、村人達は次第に各々の仕事に戻りはじめていたが、

その場に残ったアルデリンが呟いた


「倉庫の屋根を直さなきゃならないね」


完全に今日の仕事を終えて後はゆっくりしようと思っていたので

全く失念していた



テオックの表情を見ると、あっと言いそうな表情でアルデリンを見ていた


「あーそうだったな、じゃあちょっと今日は屋根を修理するか」

アルデリンの言葉にラピドがそう答えた


----------------------------


とりあえず工具と木材持ってくるかと言う事で皆が準備に取り掛かる

その様子を見ていたルシュに尋ねられる

「皆何をしようとしてるの?」


「ああ、屋根の修理をしようってね」


俺の言葉を聞いたルシュが少し俯いてから、顔を上げて俺を見る

「私も手伝う…!」


この様子を見るに、責任を感じているようだ


竜族と言う事で力が強いかも知れないが、この子は子供だ

俺個人としては少々危険な力仕事はして欲しくない


「ルシュちゃんはこっちに来て一緒に料理を作ろうね」

村の調合師ゴブリン夫婦の奥さん、アゼロに声を掛けられる


聞いた言葉をルシュに説明する

『でも私が壊しちゃったから…』


『いいのよいいのよ、そういうのは男衆に任せときな』


とのやりとりをして、ルシュが納得して付いていこうとした時に

「ヨウヘイもこっちだよ、アンタがいないとルシュちゃんと話できないだろ?」



「ああそうか、そうだった。

分かったよアゼロさん」

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