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異世界で俺が棍棒を使って無双する話  作者: くるっくる
第2章 棍棒の冒険者
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第40-4話 懐かしさと予兆 その4

イルンの用意した夕食を俺達5人で食べる


「おおーこれは凄いなぁ!」

テオックが感嘆の声を挙げる


野菜料理、スープ、それに加えてパンに近い食べ物であるリュクに味付けされた肉が詰められたミートパイの様な料理

イルンはいつも以上に頑張ってくれた


「凄いご馳走、イルン、ありがとう!」

ルシュの言葉にイルンは笑い返す


イルンは俺達に対してすっかり馴染み、おどおどした様子は見せなくなった

テオックや村長に対してはまだ遠慮はあるものの、俺達の気心知れた相手なのか

既に緊張した様子は薄くなっていた



テオックと村長を前にして、俺はアステノに居た頃を思い出す

そして話題はロウザン将軍との戦いの事になった

この話自体は昼にもしていたが、詳しい様子を話して説明していた


「なるほどなあ、それは中々思い切った事をやったな」

テオックは俺の説明を聞いて感心した様子で頷く


「そういや初めてラズボードと逢った時もそうだったし、ルシュと出会った時もそうだったなぁ。

お前、意外と無茶するよな」

テオックが俺を感心したような、呆れた様な目で見る


「ロウザン将軍程の英傑を倒す事が出来るものはそういないと思います。

本当に成長しましたね」

村長が俺達に労いの言葉を贈る


嬉しそうに笑うルシュ


そうして話が続き…


その時が来た


「しかしまあ、竜族のルシュの力でも太刀打ち出来ないって、ロウザン将軍って本当に化け物だな」

テオックがふと話す


俺は、その言葉を、何となく聞き流そうとした…


瞬間、村長が動こうとする


「!?」

俺は村長に目線を向ける

村長が動こうとした先、それはイルンだった


「りゅ、竜族…?」

イルンは驚きと戸惑いを隠せない表情で俺達を見ていた

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