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異世界で俺が棍棒を使って無双する話  作者: くるっくる
第2章 棍棒の冒険者
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第35-7話 ロウザンとの戦い そして

「ルシュ…!?」

ルシュの右手に黄色い光が集まっていく


以前ロウザンと戦った時と同じだ


これまでのルシュを見ているから分かる

彼女の体力はとっくに無くなっている、それでも尚あれだけの攻撃を繰り出し

そして今…!



いや、考えるのは後だ、今しかない!


「……」

魔力の光を手のひらに集めるルシュをロウザンは見つめ、剣を構える


「はあぁぁぁぁぁ…!!」

ルシュの声に呼応するかのように光が一層強さを増す


そして


「やあぁっ!」

ルシュの掛け声と共に、彼女はその掌を突き出した


ルシュの手から放たれた光弾


凄まじい勢いでそれは飛び、床を削りながらロウザンへと迫った


「っ!!」

ロウザンに着弾する


爆風が巻き起こり、石煙が舞う


「はぁっはぁっ…」

肩を揺らしながらルシュが見つめる



煙が払われるようにかき消え、その中からロウザンが姿を現す

「二度は通じんぞ」


ロウザンを中心に床が割れ、衝撃の激しさを物語る

だが、ロウザンは無傷、剣も折れていない



そして、ロウザンの目の前に迫る聖酒の棍棒

「っ!」


ロウザンは一瞬反応が遅れた


「なるほどな!」

そう言って剣を振るおうとするロウザン


……今だ!


「棍棒よ!来い!」

俺の叫びに呼応し、俺の右手に新たな棍棒が現れる

同時にロウザンの眼前に迫った『棍棒は』消えた


「なにっ」

ロウザンの声と共に、その場に残った聖酒がヤツに降り注いだ

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