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異世界で俺が棍棒を使って無双する話  作者: くるっくる
第2章 棍棒の冒険者
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第35-5話 ロウザンとの戦い

俺は手が止まる


ルシュ、斬られた…!


……


ロウザンは追撃しようとしない



ルシュの動きが止まる

そしてルシュは彼女自身の身体を見る


「ヨウヘイ、大丈夫…!」

そう言ってルシュは俺を見る


出血している様子が無い、これは

斬られたルシュの服は切り裂かれたが、その下に着込んだチェインメイルが刃を受け止めていた



良かった…


俺は内心ホッとした


最初にロウザンに挑んだ時は俺だけがチェインメイル

ルシュは冒険者用のやや頑丈な服を着ていただけだった



今回は違う

あれほどの力を見せつけた

ロウザンが剣を振るってくる事を想定しない訳にはいかなかった


だから、気休めかもしれないが、ルシュにもチェインメイルを着てもらった

ルガンドで買える、予算が許す限界の出来うる限り品質の良いヤツだ

それでもロウザンの剣の前にはおれは不安だった



「……」

ロウザンは黙っている、チェインメイルで防ぎきれたのか、

もしくは『ルシュを傷つけないように手加減した』のか?


分からない、だがルシュは無事だった

ルシュは剣を構える、継戦の意思を見せた


それを見てロウザンも剣を構える


俺には何となくロウザンが笑っているような気がした


「良いぞ、来い」

ロウザンの言葉にルシュが踏み込み、俺も棍棒を投げる


戦いはこれからだ、必ずロウザンに勝つ…!

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