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異世界で俺が棍棒を使って無双する話  作者: くるっくる
第2章 棍棒の冒険者
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第31-3話 奇妙な邂逅 その3

馬車が明かりのある辺りで止まる


俺達はその場に降りる


そこは松明で照らされていて、

傍にオーガとコボルトが一人ずつ居た


「護衛の依頼を受けてきた」

ムーグが彼らに声を掛ける


「おー、暫くの間しっかり守ってくれよ」

「アンタ達の乗ってきた馬車に荷物を積めるから、ここで見張っててくれ」

コボルトの男が返事をして、オーガの男と一緒に街道から林の中に入っていく


そして少しすると小型の荷車を引いて戻ってきた


彼らは馬車の前まで移動し、荷車から荷物を積み込んでいく


「やっぱりあの時のものだ…」

思わず呟く


今積み込んでいる物は俺とルシュがアロン達と共に洞窟探索した時、

奥にある建物の中で見つけた祭具?と思わしきものだ


暗がりなのではっきりとは見えないが、今見てもかなり年代が経過していて

風化しているものもある


「なんだ、知ってるのか?

もしかして遺跡調査したメンバーだったのか?」

俺の様子を見たムーグが話しかけてくる


「あ、ああ。

誘われてルシュと一緒に参加したんだ。

今回の依頼はここの事だと思ってなかったよ」


俺の言葉にへぇ、と相槌を打つムーグ


「にしても…」

ムーグは積み荷に目を配る


「これじゃあ金にはならなさそうだな。

史料としての価値はありそうだけどな」

積み荷をのぞき込み、触らないようにして話す


「本当ならこんな深夜になる事はなかったんだけど、

遺跡から運び出すときにトラブルがあってな、遅れちまったんだ、悪いな」

オーガの男が荷物を積み込みながら話す


「アンタ達の方が大変だろうし、こっちは構わんよ」

ムーグが話し、俺も頷く


こうして俺達は馬車の隣で積み込みを見張っていた


そして馬車に半分くらいは積み荷が積まれたであろうと言う時


「わーっはっはっはっは!」

声が静かな街道に響き渡った

申し訳ありません。

6/19日に投稿出来ておりませんでしたので、6/26に第31-4話と同時投稿しました。

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